メンバーズレビュー一覧

モーツァルト: 交響曲第35番《ハフナー》/シューベルト: 交響曲第8番《未完成》(STEREO & MONO 2種収録)(2024年リマスター)<タワーレコード限定> / カール・シューリヒト、他

今更このSACD化された銘盤にコメントなど必要無いと考えましたが素晴らしい1枚なので書かせていただきます。50年代のシューリヒト~ウィーンフィルの魅力・醍醐味が大いに味わえます。ステレオ/モノ共に存在意義は絶大です。モノは録音レベルが低く感じますがボリュームコントロールで対応可能です。珍しさもあり現在はモノの方に心が傾きかけております。通常版のPROC-1627も所持(素晴らしいので予備で2組購入しました)しており、この盤の録音も良いですがSACDの魅力には及びません。この演奏に触れたのは意外と最近で1984年1月16日(月)に石丸電気でLPを購入しておりました。(ロンドンレコード クラシックライブラリー1500第1期 K15C8007 発売元キングレコード(株))ライナーノートは故・宇野氏で「ハフナーはあまりリハーサルを念入りにしていないのだろう。第1楽章の冒頭、指揮者もオケもまったく興に乗らず、いやいや始まるのがおもしろい。テンポは遅いし、リズムは重いし・・・」と散々な書き様なのですが、音楽の力か終楽章に向け当時のウィーンフィルらしい凄まじい演奏に変化していきます。もしかして指揮者もオケも「カルショーの奴気に入らねえ、やる気も出ねえ・・・」とか思ってたりして。長文失礼いたしました。退散します。

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小市民さんが書いたメンバーズレビュー

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今更このSACD化された銘盤にコメントなど必要無いと考えましたが素晴らしい1枚なので書かせていただきます。50年代のシューリヒト~ウィーンフィルの魅力・醍醐味が大いに味わえます。ステレオ/モノ共に存在意義は絶大です。モノは録音レベルが低く感じますがボリュームコントロールで対応可能です。珍しさもあり現在はモノの方に心が傾きかけております。通常版のPROC-1627も所持(素晴らしいので予備で2組購入しました)しており、この盤の録音も良いですがSACDの魅力には及びません。この演奏に触れたのは意外と最近で1984年1月16日(月)に石丸電気でLPを購入しておりました。(ロンドンレコード クラシックライブラリー1500第1期 K15C8007 発売元キングレコード(株))ライナーノートは故・宇野氏で「ハフナーはあまりリハーサルを念入りにしていないのだろう。第1楽章の冒頭、指揮者もオケもまったく興に乗らず、いやいや始まるのがおもしろい。テンポは遅いし、リズムは重いし・・・」と散々な書き様なのですが、音楽の力か終楽章に向け当時のウィーンフィルらしい凄まじい演奏に変化していきます。もしかして指揮者もオケも「カルショーの奴気に入らねえ、やる気も出ねえ・・・」とか思ってたりして。長文失礼いたしました。退散します。

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クーベリックのウィーンフィルはほぼ聴いたことなかったし、このコンビの集中録音LP8枚分が5枚のSACDで聴ける事、それほど悪くはない音質の筈だから購入してみるか・・・位の気持ちで聴いてみたのですがその音楽の素晴らしさに驚愕しました。強力にお勧め致します。SACD復刻は大成功かと思います。クーベリックは録音当時46歳、47歳でウィーンフィルとの共演。見事な指揮ぶりです。1960年、61年のウィーンフィルの美音に文字通り酔しれました。個々の楽曲演奏についての感想は差し控えますが、音楽が鳴っている空間が浄化され清々しい気分になりました。とにかく良き音楽たちです。収納ケースも美麗でしっかりした造り、所有している喜びも満たされます。私のシリアルナンバーは662/800でした。オリジナルLP8種類のジャケット写真(カラー5枚、モノクロ3枚)もクラシカルでセンスある良いデザインです。

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ムラヴィンスキー、ロジェストヴェンスキーがお好きであれば所有する価値が充分にあるセットです。SACDの威力、良さを感じさせてくれます。装丁も良いし解説書も悪くない。ムラヴィンスキー初来日時に終演後、舞台に殺到したファンの一人に指揮棒をプレゼントしていた時の指揮者の最高の笑顔が忘れられません。余程気分が良かったのだろうな。(僕も指揮棒、欲しかったよー!)ロジェストヴェンスキーのハチャトゥリアンとチャイコフスキーも素晴らしい!(そういえば東郷平八郎に負けたバルチック艦隊の司令官もロジェストヴェンスキーだったな)最近復刻された4,5,6番の3枚組LP(とても美麗!ロシアの女性の絵画が良い!各曲の録音データが上質なプラスチックのような用紙に其々入っています)を手に取りながらこのSACDを聴いていると至福の時を感じます。

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マウエルスベルガーとフレーミヒのSACDシリーズ、誠に素晴らしいです。往年のファンの心を捉えてやみません。全て購入させていただきました。タワレコさんには大感謝です。この上はシュッツのダヴィデ詩篇全曲をフレーミヒとマウエルスベルガーでSACD化を熱望いたします。私が所持しているCDは1,2がフレーミヒ、3がマウエルスベルガーでした。勿論全曲ドレスデン聖十字架合唱団による演奏です。

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LPレコードで1976年10月8日(金)にアルヒーフ:MA5012(2500円)、フィリップス:PC-1827(1800円)で購入した名演がこの度SACDで復活し、感謝に堪えません。シュッツを敬愛している方々には必聴の盤だと思います。素晴らしい音楽が此処に存在しています。この盤ではありませんが当時、受難曲をクリスマスイブに発売した会社が有り、レコード芸術誌で皆川達夫先生が「音楽は申し分なく素晴らしいが人の誕生日に弔電を送るような暴挙に対しては絶対に推薦は付けない!」と豪語しておりました。皆川先生、熱血漢だったなあ。

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少し前に発売されたスウィトナー指揮SKDの魔笛、フィガロのSACDハイブリッド版が素晴らしかったので今回、後宮からの逃走、コシ・ファン・トゥッテ、サロメのスウィトナー~SKD、SKBによるSACDハイブリッド盤を入手しました。全てクラウス・シュトリューベン氏による録音です。3盤共に素晴らしい!この数年来オペラ全曲を通して聴く事は無かったのですがこの3曲は通しで聴きました。悦楽の境地を味わえました。柔らかく暖かな良き音楽が此処に有りました。ところで、「コシ」について故U野先生だったらこの様な意見を言うのではないかと思われます(以下、私個人の私的な感想ですU野先生とは全く関係ありません)。「自称フェミニストのボクにとって、コシの題名日本語訳は言語道断だ!音楽は素晴らしいがこの題名でマイナスポイントを付けざるを得ない!現在においてモーツァルトがSNS等でこの題名をアップしたら大炎上必至である。そもそも男性・女性は平等でありお互いをリスペクトしながら社会生活をしていかねばならない。男性の特徴、女性の特徴を其々生かして人生を楽しみつつ過ごしていく事が自然で貴い事なのだ!現在社会の中でボクがこの様な事を申し上げても、この思いは儚い夢のように昇華されてしまう事になってしまうノダ。」大変失礼いたしました。

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私の精神的文化遺産とも言うべきこの全集をLPで入手出来て満足感一杯です。LPの各曲のジャケットが迫力をも伴った美麗なオリジナルデザインなのが何とも嬉しい!手に取ってみて改めてLPのジャケットは本当に良いな、と実感しました。CDのボックス全集も所持しておりますが味気ない袋とぶった切り収録の為「所有欲」が満たされる事はありません。LP全集は2600セットのプレスの様です。シュアータイプⅢを中心に聴いておりますがLPレコードらしい豊かで落ち着きのある良い音です。ダリ:メヌエットSEと75年製のタンノイ:チェビオットを4本同時に鳴らしておりますが低音の迫力も加味されて好ましい響きが得られています。

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「想いの届く日」

波多野睦美、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

波多野睦美さんの作品にはハズレは無いと思っています。特にこの「想いの届く日」と「サリーガーデン」は私的に最高のCDです。これらのCD、録音・音質が途轍もなく素晴らしい!SACD並みです。聴いている時は正に至福です。装置は古く、DENON MPA2000RE、DCD1650RE、ダリ:メヌエットSE、タンノイ:チェビオット(1975年製)、スピーカーはアンプの規制上4本同時に鳴らして(邪道ですが・・・)おりますが、大変に素晴らしい響きを奏でております。バンドネオンとコントラバス、波多野睦美さんの歌唱、約一時間の小宇宙紀行体験が出来得る稀有な音楽が此処に有ります。

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発売前のコメントは差し控えるべきなのですが、敢て申し上げます。42年の第九、バイロイトの第九、ニコライの第九、ルツェルンの第九を追い求めてきた者としては購入しない選択肢はございません。BISのSACDとは豪華な割に何というリーズナブルな価格なのでしょうか!EMIのレッグ編集盤、センター盤も素晴らしいですが、告知通りだとしたら当時のライブの通しでの演奏が聴けるとは正に夢のようです。普通の音質で充分です。余りに悪くなければ良いとも言えます。ワーナーの55枚セットについてきたタワーレコードさん特典の3枚のポートレートも凄く良かったので今回の特典にも期待大です。12月の発売が楽しみです。皆様方も可及的速やかに予約しましょう。勿論僕も予約しました。

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ドイツ語、イタリア語は全く分かりませんが(ダンケとボーノ位か?)モーツァルトの3大オペラであれば何を歌っているかは分かります。ドイツ語という事で最初多少の違和感は感じましたが、メロディーを聴けば歌詞の意味は分かるので私の様な聴き手には無問題ではあります。通常CDも持ってはおりますが、タワーレコードさんのSACD復刻の素晴らしさを知る身としては購入せずにはいられませんでした。通常CDももの凄く良い音で鳴りますがこのSACDはより奥行きが増し、柔らかさが横溢しており所持出来たことを嬉しく思っています。「魔笛」にも書かせていただきましたが、スウィトナー:SKDがお好きであればフィガロ、魔笛のSACD盤は購入しても決して失望する事は無いのでは、と思います。

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この演奏はLPレコードで40年以上聴いてきたものです。今も聴いております。オーディオマニアではないので普通の装置ではありますがあの柔らかな、羽毛の様な感じは充分に味わえます。カートリッジはシュアータイプⅢ、エンパイア4000D3、DL-103、オルトフォン:コンコルド・ゴールド等、スピーカーはダリ・メヌエットSE、タンノイ・チェビオット(1975年製、現役です)ですがこのSACDもLPの再生音とほぼ同じ様に聞こえます。エッジはSACDの方がキツイですがLPの雰囲気は充分に保たれておりやはり購入して良かったと感じています。スウィトナー、SKD、SKBがお好きな方でしたら強力にお勧め出来ます。(使用アンプ等はデンオンPMA2000RE、DCD1650RE、時々ラックス:L309V)

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これは凄い演奏!カラヤン先生~ベルリンPOのやる気が違う!カラヤンは基本レコード録音に特化したした指揮者だと思っておりましたが60年代のこの東京ライブを聴いて実演でこそ燃える芸術家だったのか、との思いを新たに強く持ちました。SACDはとても良い音で鑑賞には充分です。カラヤンからパッションを感じる事はほぼ無かったのですがこの演奏はやはり凄い!特にカラヤンに懐疑的な思いをお持ちの皆様に是非聴いていただきたい演奏です。今後私は正規盤のカラヤンのライブ演奏に向かう事と思われます。

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コンヴィチュニーはSACDによるLGOとのベートーヴェン交響曲全集、序曲集、ブルックナー5番、ブラームス1番、チェコフィルとのザ・グレート等、本当に素晴らしい音楽が聴けて自分自身の中で幸福感が横溢している真っ最中です。この際なのでウィーン響、バンベルク響によるこの盤を購入しましたが誠に素晴らしい音楽に驚嘆しました。なんと美しい響き、オケの重厚感!特に低弦の雄弁さは特筆すべきでしょう。個人的に大推薦の一組です。SACD化も抜群の効果を発揮しています。

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2011年に発売された6枚組のCD(SU4051-2)をずっと愛でてきました。この度、まさかのSACD化でタワーレコードさんには感謝に堪えません。出来れば同じ曲順での6枚組にして欲しかったですが贅沢は申しますまい。通常CD盤も録音は良いのですが、この演奏が好きであればこのSACD盤も是非とも保持すべきかと思います。情報量・オケの厚みが豊かになり、特に弦の美しさは筆舌に尽くせません。今年は楽聖生誕250年でありコンヴィチュニー~LGO、このクレツキ~チェコPOと素晴らしすぎるSACDが登場し歓喜に堪えません。この2セットとイッセルシュテット~ウィーンPOのSACDが私にとってベートーヴェンSym全集のベスト3です。クレツキの第1番第2楽章の低弦の響きと動きの素晴らしさ、珍しい7番第1楽章の指揮者の雄叫びも誠実な心からの発露であり深く共感しました。全5枚を聴き通しましたが、全く疲れない録音でした。序曲も頗る付きの名演だと思います。コンヴィチュニー、イッセルシュテットの演奏に新たにこのクレツキ盤が加わり私にとって至福の時を与えてくれる盤が増えた事に感謝です。

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今の私にとり、コンヴィチュニーに対するプラシーボ効果(?)が発生している可能性もありますがこの一組も素晴らしい限りです。ベートーヴェンの序曲集は交響曲全集をお持ちであれば購入せずにはおられない演奏でしょう。同時期録音でありこれまた素晴らしい響きです。序曲集では最右翼の演奏かと思います。第九の終楽章を想わせる合唱幻想曲もSACD効果絶大です。気品があり端正な佇まいが好印象。スコットランドも幽玄で超のつく美演で、この演奏もSACD化が大成功しています。最近のコンヴィチュニーのSACD、どれを採っても間違いのない逸品でした。暫くは心地良いコンヴィチュニー沼が続きそうです。

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シュトリューベン氏の録音恐るべし!61年6月の録音とは信じられません。コンビチュニーも凄い指揮です。冒頭から終曲まで全く弛緩を感じさせない演奏です。LGOも最高。死の直近の数年間の録音は珠玉の録音の宝庫ですね。SACD化も絶大な効果を発揮しています。サイヤ人がスーパーサイヤ人に変化した感じです。私はあと数年でアラ古稀世代となりますが、このような音楽を聴けて「生きててよかった」と改めて感じています。蛇足ですがブルックナーは自身で5番の改定をしていないためハース版とノヴァーク版の違いは無く、コンヴィチュニーは安定の原典版で演奏しています。この演奏をSACDで聴けて良かった!

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ベートーヴェン交響曲全集のSACD化によりコンヴィチュニー沼に嵌まり毎日良い音楽を聴くことのできる歓喜に打ち震えております。私にとっての最高のグレイトは68年録音のケンペ~ミュンヘンフィルでしたがこの演奏も同格です。魅力はコンヴィチュニーがやや上かも。全曲良いのですが特に第1楽章、第4楽章が好きです。シモン・ボリヴァルユースOもかくやとばかりの突進力とやる気の凄まじさは手に汗握ります。当時のチェコフィルは本当に凄い。弦が素晴らしい。第4楽章の低弦のピチカートなどジャズをノリノリで聴いている気分になります。ワーグナーも良いですがオランダ人に若干の音質の古さを感じました。この美しき沼が続くことを願っています。

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欧州のカペルマイスターの手仕事、改めてその素晴らしさを実感しました。このSACDに入っているモーツァルト・ベートーヴェン・ブラームス、まさにコンヴィチュニーの白鳥の歌とも言える傑作です。ベートーヴェン全集もシューマン全集も素晴らしいですがこの1枚も絶対に外せません。ブラ1の最高の名演だと思います。シュトリーベン氏の録音、スティッケル氏のマスタリング共にも信じられない程の神業ではないでしょうか。やはりこの時期のコンヴィチュニー~LGOは世界最高であったと改めて実感しました。

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SACDのベートーヴェン交響曲全集があまりに素晴らしかったためこのシューマンも購入しました。こちらも頗る良い!老人の耳には高弦がややきつく感じる時がありますがチェロとコントラバスの美麗な爆演が堪りません。勢い余って書かせていただくとこの時期のコンビチュニー~LGOは他を圧する世界最高のオケであったと心底思います。また、これほど成功したSACD化は極めて稀有でしょう。万が一廃盤になったら一大痛恨事なのでブルックナーとメンデルスゾーンの予約とブラームス一番(現在取り寄せ中)を発注しました。このブラ一の演奏は通常のCDで聴いても充実しまくっており、特に第四楽章終結部はキングタイガー戦車が一糸乱れぬ隊列を組んで加速しながら爆走していく様を思わせます。(雰囲気だけでもご拝察いただけると有難いです)SACDの到着が本当に楽しみです。

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約45年前にフィリップスから出ていたPL-10~16番のLPレコードを購入以来(まだ持ってます。7枚組8400円だったかな)基本中の基本としてこの演奏をずっと愛でてきました。私にとってこのSACDの素晴らしさは途轍もないものです。今まで50年以上購入してきた音楽ソフトの中で間違いなくベスト10入りします。これを聞かないで人生を終わるとしたらこれほど勿体無い事はありません。皆さんも是非聴きましょう!(私は決してタワーレコードさんの関係者ではありません)豊かな音場の基、音楽の素晴らしさに浸り享受出来る喜びを覚えます。再生装置はデンオン:PMA2000RE、DCD1650RE、ダリ:メヌエットSEです。素晴らしいSACD化に感謝します。

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スウィトナー、ケンペ時代のSKDは大好きでLPレコードで良く聴いておりました。このSACDは素晴らしい出来です。弦、ファゴット、ホルンが特に良い。SKDの奏でる音場が心地よく再現されています。LP回帰中の還暦過ぎの老人ですがこの様なSACD化は大歓迎です。同コンビによる魔笛、フィガロのSACDを切望しております。私と同世代の皆様方は決して失望しない演奏でしょう。

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ハズレの盤ほ無く、寄せ集め感も感じられない素晴らしい全集です、録音状態も極めて良く、種々の単品の全集よりも「いい感じ」に仕上がっています。ズースケSQの全集は特に素晴らしく、演奏・録音共に全ての全集の中でも最右翼に位置していると考えます。演奏家冊子も嬉しいですね。他のレビュワーさんにあった73枚目のミサ曲のトラック瑕疵(?)も改善されておりました。私にとっては数年に一度の掘り出し物でした。

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