メンバーズレビュー一覧

Money / Ennio Morricone

Money

Ennio Morricone

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「女神がそっと微笑んで」は国際ビジネス界を舞台に青年の活躍を描いたスティーヴン・H・スターン監督作品。原題とはかけ離れた邦題だが面白いネーミングかもしれない。エリック・ストルツ、クリストファー・プラマーらが出演。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。帝王モリコーネならではの美メロのオンパレードだがハードボイルド感たっぷりのサウンドも盛り込まれており充分楽しまさせてくれる作品。

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チョロウマさんが書いたメンバーズレビュー

(全447件)

Metello

Ennio Morricone

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

マウロ・ボロニー二監督の「わが青春のフロレンス」。20世紀初頭、フロレンスを舞台に革命運動と愛に生きるストーリー。オッタビア・ピッコロが出演。音楽担当はエンニオ・モリコーネ。モリコーネの作品の中でも美メロの中の美メロの作品だと思う。LPは持っているのだがどうしてもCDが欲しかったのでゲット出来てラッキー。

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フィリップ・サルドが1980年代に作曲した3作品がカップリングされているアルバム。「海辺のホテルにて」と「夜を殺した女」はいずれもアンドレ・テシネ監督作品。カトリーヌ・ドヌーブが両作品に出演している。「Un mauvais fils」はクロード・ソーテ監督作品。80年代のサルドの作品が聴けるとは有り難いアルバム。美しいサウンドはたまらない。

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ピーター・グリーナウェイ監督の初めての長編映画。原題は「画家の契約」。「死ぬまでに観たい映画1001本」に掲載されているとのこと。音楽担当はマイケル・ナイマン。たまたまこの作品を観る機会があり、ナイマンのサウンドがとても良かったので早速ゲットしてみた。時代背景からしてクラシカルな雰囲気は当然だが厳かでちょっぴりミステリアスなサウンドは凄く良い雰囲気。ナイマンの他の作品も聴いてみたくなった。

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Chinatown: Expanded Edition

Jerry Goldsmith

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

1930年代後半のロサンゼルスを舞台にしたロマン・ポランスキー監督のフィルム・ノワール作品。ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイが出演。音楽担当はジェリー・ゴールドスミス。LPは持っているのだがCDを買い逃したので「欲しいものリスト」に登録しておいたら今回運よくゲット。ラッキー。冒頭のトランペット・ソロが何だか妖しく、一気に作品世界に引き込まれる。至極のひと時を楽しんでおります。

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2025年はジョルジュ・ドルリュー生誕100周年とのこと。ドルリューが音楽を担当した「殺意の夏」と「恋路」を収録したカップリング・アルバム。「殺意の夏」については昭和の時代にLPを、平成の時代にDVDをゲットしており、今回令和の時代にCDをゲット。イザベル・アジャーニの狂気に満ちた迫真の演技が印象的。「恋路」はカトリーヌ・ドヌーヴが出演。ドルリューの奥深いサウンドをじっくり楽しみたい。

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La Scoumoune

Francois De Roubaix

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

監督はジョゼ・ジョバンニ、ジャン=ポール・ベルモンド、クラウディア・カルディナーレが出演している作品。映画のタイトルの意味が前々から気になっていたがある資料によればコルシカ島の隠語で「死神(疫病神という資料もある)」という意味らしい。音楽担当はフランソワ・ド・ルーベ。昭和の時代にLPはゲットしているがCDも欲しかったので最高。ましてやド・ルーベ没後50周年を記念した完全盤ということならば参加しないわけにはいかない。即ゲット出来た。フィルム・ノワールのスコアとは思えない明るいテーマ曲、電子音楽、そして女性ヴォーカルも素晴らしい。ルーベの世界をたっぷりと楽しむこととしよう。

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Juillet En Septembre / Les Mal Partis

Eric Demarsan

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「青い喪失」と「続・個人教授」という二作品のカップリング・アルバム。いづれの作品も監督はセバスチャン・ジャプリゾ、音楽担当はエリック・ドマルサン。サントラ盤世界初CD化とのこと。「青い喪失」にはアンヌ・パリローが出演しているようだ。「続・個人教授」はナタリー・ドロン、ルノー・ヴェルレーの「個人教授」とは恐らく全く関係の無い作品と思われる。ドマルサンのサウンドは全体的に優しく、ソフトなイメージ。何となくホンワカしてくる。

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2,012年からテレビ朝日系で7シリーズ放送された米倉涼子さん主演の医療ドラマ「ドクターX外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版。ドラマ自体も面白かったし出演者も豪華。毎回楽しみに観ていた記憶あり。オープニングから哀愁漂うテーマ曲が流れるとひきこまれてしまう。音楽を担当した沢田完氏がテレビ朝日の音楽番組「題名のない音楽会」に出演した際(2017年1月8日放送)にエンニオ・モリコーネによる「荒野の用心棒」のテーマ曲「さすらいの口笛」をイメージしたと語っているとの資料あり。未知子にぴったりのテーマ曲がモリコーネに繋がるとは凄い。

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「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」。懐かしの「レイダース・マーチ」が戻ってきた。元気が出るサウンドとしては「ロッキー」と双璧かも。公開から10数年が経過しているがこの作品は何故か持っていなかったのでゲットしてみた。やはりジョン・ウィリアムズの世界は別格という感じ。高揚感が溢れだし冒険心が沸いてくるから不思議。

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Jaws : The Anniversary Collector's Edition

John Williams

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

1975年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファスの揃い踏み。音楽担当はジョン・ウィリアムズ。公開から半世紀が経過しようとしているが未だに忘れられないストーリーとサウンド。LPは持っているが最近は全然聴いてないなあ。音楽で恐怖を感じるというのも凄いこと。何を今さらという感じだがゲットしてみた。

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Romy Schneider, un Portrait Musical

Philippe Sarde

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ロミー・シュナイダーの歌声で始まるこのアルバムは収録されている4作品に監督・出演女優・音楽担当が共通するというユニークで新しいタイプのコンピレーションCD。「①すぎ去りし日の...」「②はめる/狙われた獲物」「③夕なぎ」「④ありふれた愛のストーリー」。①②③については独立盤CDを持っているが面白い企画のCDなのでゲットしてみた。④についてはこれだけの曲目は恐らく初めてのゲットなのでラッキー。ロミー・シュナイダーの魅力については何も云うことはないし、フィリップ・サルドのサウンドも文句なし。超ご機嫌な一枚だ。

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The Hateful Eight

OST

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

クエンティン・タランティーノ監督作品。猛吹雪の中の家屋に閉じ込められた8人を描いた密室劇。時代背景や服装は西部劇っぽいがマカロニ・ウェスタンとは異なる作品。というのも音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。存在感のある重厚なスコアは冒頭から炸裂。流石は帝王だ。

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Le Grand Meaulnes

Philippe Sarde

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アンリ・アラン・フルニエの古典小説を原作とするこの作品の音楽担当はフィリップ・サルド。叙情的なスコアが世界初CDリリースとのこと。クラシカルな雰囲気の軽やかなメロディ、そのエレガントさはまさに美メロの世界。激しく情熱的な旋律には震えてしまうかも。尚この作品は60年代の「さすらいの青春(監督ジャン・ガブリエル・アルビコッコ、出演ブリジット・フォッセー)」のリメイクらしいがライナーノーツを読みこなせないので確認をお願いいたします。

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Le Choix Des Armes/Garcon/La Garce

Philippe Sarde

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

80年代前半のフィリップ・サルドの3作品を収録したアルバム。一作目の「武器の選択」はコントラバスの響きとともにダイナミックなサウンドが素晴らしい。二作目の「ギャルソン」は華やかでいかにも乗れる作品。三作目の「LA GARGE」は世界初リリースとの情報。ジャズっぽい音色と幻想的なサウンドは魅力的だ。三作品とも観ていないのが残念だ。

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「昭和を駆け抜けたグループサウンズ。記憶に蘇る名曲36曲。GSベスト決定盤!」キャッチフレーズに乗せられてゲットしたアルバム。半世紀以上の年月が流れてようやく手にした懐かしさでいっぱいのアルバム。当時はよく聴いてたなぁ。どれもお気に入りだが「君に会いたい」と「長い髪の少女」そしてブル・コメの曲が好きだ。収録されている曲は殆ど知っているし何回も聴いていた曲ばかり。団塊世代にはたまらなくそして痺れるアルバム。

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SCREEN(スクリーン) 2025年 01月号 [雑誌]

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

もう何十年愛読しているかなあ。だけど今回は油断して1月号のゲットに失敗(何と2月号に変わっていた)。付録のカレンダーが欲しくてオンラインショップで調べたらゲット可能ということで即ゲット。ヤレヤレ。手元には80年代前半からの「スクリーン」の在庫有り。付録のカレンダーやポスターも相当数残っている。70年代のそれは何故か処分してしまった。ああ勿体ない。

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半世紀以上前ラジオ放送で流れた「さすらいの口笛」を初めて聴いた時の衝撃は未だに忘れられない。監督セルジオ・レオーネ、クリント・イーストウッド主演の作品については説明不要。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ(ダン・サヴィオ)。LPは持っているがしばらく針を落としていないので公開60周年を記念してCDをゲットしてみた。何回聴いても文句なしにご機嫌。

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動く標的

Johnny Mandel

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

原題はシンプルだが邦題は刺激的なジャック・スマイト監督作品。主演はポール・ニューマンだがローレン・バコール、ジャネット・リー、パメラ・ティフィン、ロバート・ワーグナー、シェリー・ウィンターズ等々取り巻く俳優が凄い顔ぶれ。音楽担当はジョニー・マンデル。ジャズをベースにした粋なサウンド、ハモンドオルガンのソロも何ともいえない。オープニングから探偵物っぽく聴こえるから不思議。CDをゲツトしたので録画しておいた作品を久しぶりに観たがやはり面白い。60年代を思い出させるマンデルのサウンドに感謝。

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Revenge

Jack Nitzsche

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

トニー・スコット監督作品。ケビン・コスナー、アンソニー・クイン、マデリーン・ストーらが出演。音楽担当はジャック・ニーチェ。(「愛と青春の旅だち」を思い出す)美しく流麗な愛のテーマのメロディ、哀愁を帯びた胸打つ調べ、時には緊迫感溢れるサウンド展開、そして陽気なリズム等々楽しませてくれる作品。アンソニー・クインの存在感と渋さはやはり凄い。

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Ti-Koyo E Il Suo Pescecane

Francesco De Masi

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ポリネシアの青い海を舞台にしたフォルコ・クイリチ監督作品。出演者は主にポリネシア人の素人であったとのこと。音楽担当はフランチェスコ・デ・マーシ。ハワイアン風のストリングスが絶妙。メイン・テーマを何度もアレンジを替えて繰り返される手法も悪くない。主題がとても美しいメロディなので癒やされます。余談だが情報では1979年に「少年と鮫」というタイトルでリメイク。音楽担当はなんと花形フランシス・レイ。「フランシス・レイ映画音楽集成(4枚組)」のDISC2に一曲収録されている。(国内初CD化とのこと。)

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The Greek Cinema

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

情報がないままギリシャ映画ということでとりあえずゲットしてみた2枚組アルバム。ギリシャの映画あるいはギリシャを舞台にした作品で思いつくのは「Z」「その男ゾルバ」「日曜はダメよ」「夜霧のしのび逢い」等々いろいろあるが「春のめざめ(クレオパトラ・ロータ主演)」もギリシャだったかも。冒頭の一曲目から何となくギリシャっぽいイメージの曲からスタート。正直映画主題歌なのかサントラなのかは全くわからないがギリシャっぽい曲に触れることが出来るアルバムだと思う。

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トム・ハンクス扮するロバート・ラングドン教授が登場する第三弾。ロン・ハワード監督作品。音楽担当はハンス・ジマー。電子音の割合が高く、緊迫感に溢れ重苦しさを感じる作品だが場面場面を盛り上げる展開方法は素晴らしいの一言。コメントを書くのに手間取った難解な一枚かも。

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長い題名が好きといわれる女流監督リナ・ウェルトミューラーの出世作。ある資料によると原題は「8月の青い海で起きた劇的な運命の逆転」という意味だそうだ。別の資料では「8月の紺碧の海で非日常的な運命に打ちのめされて」とある。マリアンジェラ・メラート(よくしゃべる女),ジャンカルロ・ジャンニーニが出演。音楽担当はピエロ・ピッチオーニ。涼しげなボサっぽい曲調、感動的な美メロ、エキゾチックで開放的なサウンドが楽しめる一枚。LPは持っているが長らく聴いていなかったし、独立盤CDも前々から欲しかったので早速ゲットしてみた。我ながら正解。

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Marathon Man / The Parallax View<限定盤>

Michael Small

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

マイケル・スモールの2作品をフィーチャーしたアルバム。ダスティン・ホフマンが出演したジョン・シュレシンジャー監督の「マラソンマン」とアラン・J・パクラ監督の「パララックス・ビュー」。「マラソンマン」は緊張感漂うサスペンスタッチのメロディでスモール特有の恐怖の旋律が圧巻。ストーリーは何とか憶えていたので前々から欲しかった作品。ようやくゲット出来た。ローレンス・オリヴィエの存在感は流石。「パララックス・ビュー」については社会派サスペンスらしいがスモールの音楽を聴いて観たくなった作品かも。

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LPは持っていたので90年代にCDが発売された時油断して購入しなかったのが大失敗。しかし映画公開から半世紀以上経ってようやく独立盤CDをゲットできたのでラッキー。サントラ・コンピ盤には必ず含まれる人気作品。全くもって文句なし。

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Io La Conoscevo Bene

Piero Piccioni

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

邦題の「私は彼女をよく知っていた」はアントニオ・ピエトランジェリ監督作品。ステファニア・サンドレッリ、ウーゴ・トニャッツィ、フランコ・ネロらが出演。音楽担当はピエロ・ピッチオーニ。60年代の作品だがステファニア・サンドレッリ出演作で音楽がピッチオーニということでゲットしてみた。情報では日本未公開らしいので観ていない。優雅なメロディ、心地良い音色、何ともいえない旧き良き時代を感じさせるファンキーさが面白い。

1

Scorpio

Jerry Fielding

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ワシントン・パリ・ウィーンを舞台に巨大な組織CIAに挑む殺し屋の姿を描いたマイケル・ウィナー監督作品。バート・ランカスター、アラン・ドロンらが出演。音楽担当はジェリー・フィールディング。LPは持っているのだがCDで聴き直してみたいと思いゲット。テーマ曲は哀愁を帯びたドラマティックな曲でスリリングなジャズ系アクション・スコアと相まってたまらない。硬軟織り交ぜた緊張感溢れるサウンド展開は素晴らしい。ラストのドロンと猫が印象的。

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ニューヨークを舞台にしたスチュアート・ローゼンバーグ監督による1969年度のスタイリッシュなロマンティック・コメディ。ジャック・レモン、カトリーヌ・ドヌーヴが出演。ドヌーヴがハリウッド映画に初出演した作品とのこと。音楽担当はマーヴィン・ハムリッシュ、そして主題歌はバート・バカラックが担当という豪華さ。(LPは持っているがCDも欲しいなあ。)ドヌーヴの魅力満点の作品でその存在だけで充分だがジャック・レモンの存在感も流石。

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マイケル・スモールの3作品をフィーチャーした2枚組アルバム。DISC1には「ブラック・ウィドー(デブラ・ウインガーが魅力的)」、DISC2には「密殺集団」と「ザ・ドライバー(イザベル・アジャーニがカッコイイ)」が収録されている。ブラック・ウィドーとザ・ドライバーは欲しかった作品なのでゲット出来て嬉しい。3作品ともスリル・サスペンス・アクションに富んでおり、マイケル・スモールのサウンドも作品をしっかりと盛り上げており、その重厚感は結構なもので威圧感も凄い。充実したアルバムをゲット出来て何よりだ。

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夢と現実が複雑に交錯するベルトラン・ブリエ監督作品。アラン・ドロン出演作。音楽担当はローラン・ロッシ。LPは持っているのだが何せ作品を観ていなかったが(劇場未公開との情報あり)今回やや手頃な価格で発売されたのでゲットすることにした。普通の恋物語ではなく複雑な進行ゆえにドロンの作品としては珍しい。円熟味を増したドロンが渋い。ラストシーンまでよくわからない展開だが最後に少しはわかるかなという感じ。

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Soldier Blue

Roy Budd

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

西部開拓史の汚点ともいうべき「サンドクリークの大虐殺」を描いたラルフ・ネルソン監督の問題作。劇場で観た時は従来の騎兵隊作品とは異なり少しショッキングな印象。ピーター・ストラウス、キャンディス・バーゲンらが出演。音楽担当はロイ・バッド。エネルギッシュかつ美メロ、素晴らしい展開の作品。持っていたのは昭和の時代にFM放送からエアチェックした一曲だけだったのでアルバムがゲット出来てラッキー。ボーナスとしてバフィー・セントメリーの歌声(?)。そして残念ながら「レビュー」は恐らく以前発売された別CDのもので今回の作品にはあたらないと思われる。

1

BS放送で観ていたら面白い作品だったのでそのままの勢いで発注してゲット。監督はカーステン・シェリダン。出演はフレディ・ハイモア、そしてロビン・ウィリアムズがチョイ悪で渋い存在。音楽担当はマーク・マンシーナ。ロックの曲が多い作品だがオーケストラの曲も楽しみ。クライマックスの演奏会で流れるオーガストラプソディーは素晴らしく感動的。日本盤にはボーナス・トラックとして3曲追加されており何となくお得。

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Tess

Philippe Sarde

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

19世紀末のイギリスの農村を舞台に娘テスの波乱に富んだ生涯を描いたロマン・ポランスキー監督作品。ナスターシャ・キンスキー、ピーター・ファースらが出演。デビュー数年後のナスターシャ・キンスキーの出世作であるがその美しさはちょっと別格級。音楽担当はフィリップ・サルド。英国的色彩と情熱的なメロディを巧みに展開する素晴らしい作品。LPは持っているがCD発売を機にゲット。文句なし。

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007シリーズ第八作目はガイ・ハミルトン監督作品。3代目ボンドとしてロジャー・ムーアが登場。ショーン・コネリーのボンド・イメージが強かったがムーアのボンド役もソフト・タッチで面白い。ボンド・ガールとしてジェーン・シーモアがキマッテル感じ。音楽担当はジョージ・マーティンで主題歌はポール・マッカートニー&ウィングスというから「ビートルズ世代」にはたまらない。

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MacArthur

Jerry Goldsmith

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アメリカ合衆国の軍人であるダグラス・マッカーサーの半生を描いたジョセフ・サージェント監督作品。グレゴリー・ペックが主演。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。FM放送からエア・チェックした曲だけを持っていたので嬉しいアルバムの発売だ。ダイナミックで軽快なマーチが印象的であり巨匠ゴールドスミスの力強いスコアが楽しめる。「さくらさくら」を使った曲もあり面白い。

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シリーズ第六作はショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーへとボンド役が交代。監督はピーター・ハント。音楽担当はジョン・バリー。ルイ・アームストロングの歌声は文句なし。バリーの007サウンドも文句なし。テリー・サヴァラスの存在感も凄いがラストも結構衝撃的かも。ライナーノーツ執筆は柳生すみまろ氏。

1

シリーズ第五作は日本が舞台のルイス・ギルバート監督作品。音楽担当はジョン・バリー。主題歌はナンシー・シナトラ。ボンド・ガールには若林映子さんと浜美枝さん。ボンドが日本人に化けたり忍者が登場するなど多少荒唐無稽なシーンもあるがそれはそれでご愛敬。日本的メロディを織り交ぜながらバリーのサウンドは楽しませてくれる。半世紀以上経過しているのに未だに色褪せないのは凄い。

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Defiance

James Newton Howard

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

BSで放送されたこの作品をたまたま観ていたのだが音楽が気になって検索したところ入手可能のようだったので発注してゲット。第二次世界大戦時のナチス・ドイツ占領下でのビエルスキ兄弟のユダヤ人救出を描いたエドワード・ズウィック監督作品。ディファイアンスとは果敢な抵抗という意味らしい。ダニエル・クレイグらが出演。音楽担当はジェームズ・ニュートン・ハワード。ニュートン・ハワードの重厚かつ大迫力のサウンドは作品をおおいに盛り上げている。バイオリンが美しいメロディを展開するのも印象的。

1

Arabesque

Henry Mancini

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

インフォ・メールで発売のお知らせが届いたので即発注したところ運良くゲット出来た。LPもコンピ盤CD(マンシーニの9枚組CD-BOXの中に含まれている)も持っているが独立盤も欲しかったのでラッキー。古代文字が専門の大学教授が暗殺計画に巻き込まれるスタンリー・ドーネン監督のスパイ・サスペンス。ソフィア・ローレン、グレゴリー・ペックが出演。音楽担当はヘンリー・マンシーニ。美麗ながらもミステリアス、ロマンティックなメロディも絡ませながらオリエンタル・ムードたっぷりのサウンドは流石という感じ。何度聴いても素晴らしい。

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80年代のフィリップ・サルドの2作品がカップリングされたアルバム。「青い性/処女喪失(ビデオ題はデビッド・ハミルトンの妖精たちのプレリュード/朝霧に香る甘い旋律)」と「私のもう一人の夫(ジョルジュ・ロートナー監督)」。両作品ともエレガントで優雅なメロディが流れていく。残念ながら両作品とも観ていないが「青い性」には若き日のエマニュエル・ベアール、ロートナー監督作品にはミウ=ミウが出演している。いずれにしても両作品ともサルドの魅力溢れる甘い調べをたっぷりと堪能できる至福のひとときといえよう。

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真っ白な雪に包まれたカナダ、モントリオール郊外が舞台のヴィム・ヴェンダース監督作品。邦題はシンプルだが何となく意味深。ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブールらが出演。音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。ピアノの旋律がもの悲しく切なさを誘う。オーケストラ・スコアも美しい。デスプラのサウンドはいつもながらクラシカル感たっぷりで何故か落ち着く。

1

Police Story

Jerry Goldsmith

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

資料によると70年代から80年代にかけてNBC放送で放送されたテレビ・シリーズのサントラ盤。日本でも70年代後半に放送された模様。設定は常にロサンゼルス。ライナーノーツにはヴィック・モロー、チャック・コナーズの名前があり、何となく懐かしい。音楽担当は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。全くノーマークの作品。サスペンス・タッチ溢れるサウンドの数々でしかも時に迫力満点の展開。ゲット出来てラッキー。

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Justine

Bruno Nicolai

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

資料によると原作マルキ・ド・サドの「ジュスティーヌ、または美徳の不幸」の映画化だが原作とは異なるジュスティーヌの波瀾万丈を描いたジェス・フランコ監督作品。ロミナ・パワー、ジャック・パランスらが出演
。音楽担当はブルーノ・ニコライ。ニコライのサウンドは時に美しく、時に激しく、クラシカルな時代を感じさせつつ華麗に流れていく。いかにもこれが映画音楽の世界だといわんばかりのサウンドの数々。60年代を感じさせる一枚。ご機嫌です。

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Uncovered

Philippe Sarde

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

15世紀に描かれた絵が明かす過去と現在の殺人事件をサスペンスフルに描いたジム・マクブライド監督作品。ケイト・ベッキンセールの初期の作品。音楽担当はフィリップ・サルド。DVDは持っているのだがサルドのサウンドが入手出来ずにいたが今回運良くゲット出来た。美メロは勿論のことラテンのリズム等幅広いサルドのサウンドが楽しめる一枚。サルドの魅力作品はまだまだ続く。

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Never On Sunday<限定盤>

Manos Hadjidakis

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジュールズ・ダッシン監督によるロマンティック・コメディ。資料ではギリシャの民族楽器ブズーキを使い、メリナ・メルクーリが歌ったメイン・テーマ曲がアカデミー主題歌賞を獲得したとのこと。1960年の作品というから60年以上前の作品。LPもコンピ盤CDも持っているのだが独立盤を見つけたのでゲットしてしまった。昔からこのメロディはしっかり覚えているから不思議。音楽担当はマノス・ハジキダスでいかにも哀愁を誘うメロディ。ギリシャという地域の持つ特有のメロディという感じ。ボーナストラックが豪華だが何故かメルクーリが歌う「死んでもいい(音楽担当はミキス・テオドラキス)」が一曲含まれておりラッキー。

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新青春の門 第9部 漂流篇

五木寛之

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「連載開始から50年、超弩級ロングセラー、再起動!」という第9部を一気に読み上げた。面白いのでページがどんどん進んでいく。五木寛之氏の作品は昭和40年代から読み始めているが当初はタイトルが面白かったり、歌のタイトルだったりして興味本位であったが冊数が増えるにしたがってその魅力に惹かれるようになり「小説」に関してはほぼ読み尽くしたと思う。「さらばモスクワ愚連隊」から始まる一連の作品に関しては古ぼけた本棚に単行本にてほぼ揃っていると思う。それにしても26歳の「伊吹信介」はこの後どうなるのか。

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Money

Ennio Morricone

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「女神がそっと微笑んで」は国際ビジネス界を舞台に青年の活躍を描いたスティーヴン・H・スターン監督作品。原題とはかけ離れた邦題だが面白いネーミングかもしれない。エリック・ストルツ、クリストファー・プラマーらが出演。音楽担当は帝王エンニオ・モリコーネ。帝王モリコーネならではの美メロのオンパレードだがハードボイルド感たっぷりのサウンドも盛り込まれており充分楽しまさせてくれる作品。

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フランシス・レイ ベスト

Francis Lai

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「フランシス・レイ・ベスト」ということで花形レイの代表的な作品が網羅されている。「あの曲が抜けてる、あの曲を入れて欲しかった」等々それぞれの思いはあるだろうが個人的には満足している。レイの作品を数多く揃えるのは難しいがLP・EP・CDでそれなりには持っていると思うが久しぶりにベスト盤が発売されたので参加しゲット。コンピ盤で聴くのも悪くない。映画の各シーンが思い出され懐かしい。心安まる一枚をゲット出来て最高。

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青春の門 第八部 風雲篇

五木寛之

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

何気なく五木寛之氏のディスコグラフィを検索していたら本作品を見つけ、そういえば第7部までしか読んでいないことを思い出し早速ゲット。近頃では読書などとは「死語」に近かったが猛スピードで読み終えた。五木氏の小説はかなり読ませていただいたので久しぶりだが楽しい時間を味わうことが出来た。大満足!!!

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Little Women

Alexandre Desplat

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

グレタ・ガーウィグ監督による「若草物語」。「若草物語」といえばエリザベス・テイラーやウェイノ・ライダーを思い出すが今回はエマ・ワトソン、メリル・ストリープらが出演している。音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。躍動する軽快なメロディ、清らかで美しい旋律、なんとなくその時代が思い浮かぶようなクラシカルなメロディ等デスプラの世界を堪能。気持ちが穏やかになるアルバムの一枚。

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