バッハ・リサイタル / ラファウ・ブレハッチ
バッハ・リサイタル
ラファウ・ブレハッチ
個人的には、このブレハッチのバッハがレコード・オブ・ザ・イアーである。こんなにいきいきと、パルティータを弾ける人は、そんなにいないんじゃないか?現代最高という評を小耳にはさんだ。大げさだと思ったが、このCDを聴いてみると、なんだか真実味を帯びてくるような気がする。
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(全25件)
Tchaikovsky: Symphony No.6<完全生産限定盤>
テオドール・クルレンツィス、他
この1枚を聴く前は、楽譜に忠実な演奏こそが美しいと信じていた。しかし、この1枚を聴いた後は、例外的であるが、編曲したほうが新鮮だと思った。クルレンツィスには数ある批判にめげず、わが道を突き進んでほしい。
Chopin: Late Works
マウリツィオ・ポリーニ
最近はクラシック音楽も、ネット配信で聴くことができるので、あまりCDを買わなくなった。しかし、ポリーニだけは例外だ。所有欲を抑えることができない。「舟歌」の最後の方を聴くと、ポリーニの人生観みたいなものを感じてしまう。
ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 ラ・チ・ダレム変奏曲/幻想即興曲 他
ダニール・トリフォノフ、他
プレトニョフの編曲には驚いた。数ある編曲のなかでもゆびおりのできだと思う。トリフォノフのピアノ。とても上手い。ランランによるショパンピアノ協奏曲の影響が少しあるような演奏だと思う。
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番《月光》、第23番《熱情》、第26番《告別》、第3番、第32番、創作主題による32の変奏曲
エフゲニー・キーシン
キーシンのベートーヴェン。ロシア音楽などで伝説を作り続けた男が、ついにベートーヴェンアルバムを作った。熱情では気迫を感じた。また32番では、途中テンポを遅くするという私好みではない演奏だったが、それでも風格のあるできだと思う。
悲しきワルツ シベリウス:ピアノ名品集
レイフ・オヴェ・アンスネス
再生すると、水玉が転がるような情景が心に浮かぶ。加えて正確無比な技巧。来日時で披露したシベリウスも見事だった。次のリリースが待ちどうしい。
Beethoven: The Complete Piano Sonatas<初回生産完全限定盤>
リチャード・グード
白米のような白く、透明なタッチ。普通、ベートーヴェンの32曲のソナタを聴くのは大変だけれど、グードの手にかかれば、比較的快適に聞こえる(?)
シューベルト: ピアノ・ソナタ第20番、第21番
クリスチャン・ツィメルマン
黒を基調としたデザインは、挑戦だと思う。黒には色彩感があまり感じられない。視覚と聴覚の関係はよく分からないが。
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲
アンドレイ・ガヴリーロフ
今、ゴルドベルク変奏曲はクラシック愛好家以外の人にも浸透してきていると思われる。それほどの人気曲である。私も時々聞いてみるが、その録音時間が約80分ぐらいであるのと、バッハの音楽の無理解で、最後のアリアまで聴かずに寝てしまった。しかし、このガヴリーロフ盤はおもしろくて最後まで、聴けたのである。私が成長したのか、ガブリーロフがすごいのか分からないがこんな神秘体験はそう、味わえないものである。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番・第2番
クリスチャン・ツィメルマン、他
ツィマーマンのピアノは音が豊潤でよく耳に届く。個人的には、モノラル録音のリヒテル盤と双璧だ。ラフマニノフの第2協奏曲は今、もっとも演奏機会が多いピアノコンチェルトではないだろうか?この曲を聴きたくなった時、私はツィマーマン盤をチョイスすることが多い。
ムソルグスキー:展覧会の絵 ほか
キーシンの美音を味わうにはおすすめの一枚。特にロシアのピアノ曲を演奏するときのキーシンは尋常ではない集中力をみせていると思います。
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」, 第26番「告別」, 第23番「熱情」<タワーレコード限定>
エミール・ギレリス
ワルトシュタインはギレリスの十八番だったのであろう。厳格にリズムを刻む。構築性の高い、そして厳しい演奏だ。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集-3 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&合唱幻想曲
ベートーヴェンの「皇帝」は絢爛豪華という印象が強いが、アンスネスは別の角度からのアプローチに成功している。それは、抜群のリズム感、精神的でどこまでもきれいな音。月並みな表現では得られない確かなこの1枚をぜひ聴いてみては。
Kurt Masur - Beethoven Recordings
クルト・マズア、他
ドイツの伝統を大事にする一方、時代の先を走った、ある種の頭の柔らかさを持つ指揮者だった。また、古代ギリシャの賢人のような顔が私にはとても魅力的だった。
ショパン:12の練習曲作品10・作品25
ポリーニに批判的な人もいる。しかし、誰もがしようと思っていてもできなかった「完璧な技巧」を実現した事をもっと褒めるべきだと思う。
グリーグ シューマン:ピアノ協奏曲集
アンスネスこそ巨匠と言われるだろう。
グリーグ:抒情小曲集(抜粋)
冴え渡るアンスネスのグリーグ。ノルウェー人ならでは。
The Beethoven Journey - Piano Concerto No.5 "Emperor" & Choral Fantasy
レイフ・オヴェ・アンスネス、他
豪華、絢爛、壮大というイメージがある、この曲。しかし、アンスネスのてにかかるとより身近な存在に聞こえてくる。しかし、
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全集
ベートーベンのソナタを長い年月をけて録音したポリーニ。それにともない、成長した。ただ、全集としては短期間で録音してほしかった。いろんなポリーニがいるから。
Sviatoslav Richter - Complete Decca, Philips & DG Recordings<完全限定盤>
スヴャトスラフ・リヒテル
リヒテルに浸りたい人はぜひ。
Sviatoslav Richter - Solo Recordings
ヒンデミットの1922年 などレアな音源もある。リヒテルのレパートリーがいかに広かったかが分かる。とにかく、リヒテルの世界に浸りたい人にはおすすめ。
ベートーヴェン:悲愴・月光・熱情 [SACD Hybrid+DVD]<初回生産限定盤>
ヴァレリー・アファナシエフ
その作品が奇っ怪な内容であるほど、アファナシエフは本領を発揮する。その点、今回は少し、アファナシエフにしてはまっとうな作品だったかもしれない。しかし、ブックレットに書かれた文章を読むと、強い説得力を持つ。つぎは、ラベルの夜のガスパールを。期待したい。
Sviatoslav Richter -The Master Pianist: The Complete EMI Recordings (1961-80) <限定盤>
スヴャトスラフ・リヒテル、他
巨人、リヒテルの軌跡。ベートーベン、ピアノソナタ1番の見事なパッセージ。春 の力強さ。とにかく内容の濃さが、尋常ではない。
The Beethoven Journey - Piano Concertos No.2 & No.4
すがすがしい。
ベートーヴェン: 交響曲全集<タワーレコード限定>
アンドレ・クリュイタンス、他
すがすがしい。清涼感のあるベートーベンだ。