マルチビット録音でもないデジタル録音初期の16bitデジタル録音をSACDで発売する意味はない。
16bitデジタルでの録音は現代のDSDや現代のマルチビットで録音されているいわゆるハイレゾと呼ばれるような録音とは違い、高音と低音がバッサリ切り取られている。なので、単純にDSDやハイビットマスタリングしても失われた帯域は再生できない、つまり16bit以上の音にはならない。
現代では、デジタル録音初期の失われた帯域を再現するための技術が開発されて商品化されタワーレコードからも発売されているが高価になる。それで良いのなら技術的な問題を知らずに文句を言うのは止めてタワーレコードに帯域を補正してSACDとして発売するようにリクエストすれば良い。