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ミハルかすさんが書いたメンバーズレビュー
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マルチビット録音でもないデジタル録音初期の16bitデジタル録音をSACDで発売する意味はない。 16bitデジタルでの録音は現代のDSDや現代のマルチビットで録音されているいわゆるハイレゾと呼ばれるような録音とは違い、高音と低音がバッサリ切り取られている。なので、単純にDSDやハイビットマスタリングしても失われた帯域は再生できない、つまり16bit以上の音にはならない。 現代では、デジタル録音初期の失われた帯域を再現するための技術が開発されて商品化されタワーレコードからも発売されているが高価になる。それで良いのなら技術的な問題を知らずに文句を言うのは止めてタワーレコードに帯域を補正してSACDとして発売するようにリクエストすれば良い。
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このCDは編集ミスがある。つまり、欠陥ディスクである。編集ミスのある歴史的録音程度しか価値はない。 詳細に指摘すると、 第二部の91小節から93小節がまるまる欠損しているのである。 このディスクを褒め称える人は、スコアを確認せず演奏者のネームバリューでしか評価できないレベルの素養しか持っていない、そんな人の評価を真に受けてはいけない。 本来、このような編集ミスによって、本来の楽曲に毀損を与えるような録音は世に出してはいけないのである。 マルティノンは、この後にEMIでサン=サーンスの交響曲を再録音したのも、このエラート盤に不満を持ち、エラートと絶縁したからである。 加えて言うが、このディスクは編集ミスによる欠陥録音である。この曲の全容を知りたい人は、まず別のディスクを購入すべきなのである。
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このCDはチャプターの切り方がおかしい。 ダイレクトに数字で曲を選択すると、曲頭をすっ飛ばして再生が始まる。 交響曲や交響詩じゃああるまいし、こんな小品集のCDを最初の曲から最後まで聴く人なんかどれぐらいいるのか、自分の好きな曲を目当てに買う人が多いだろうに、このレーベルは判ってないようだ。
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初出のLP以外、カーステレオで聴くためにカセットブックという形態で発売されていたカセットテープで、それこそ擦り切れるぐらい聴いた「アバドとシカゴの復活」 CDでは4番とカップリングしたDGの輸入盤を入手したのですが、この輸入盤CDは高音はキンキン低音がスカスカでアナログ時代に高級オーディオを買いそろえてこそ再生できた高音質録音を知る者としてはハズレを引いた気分でした。 が、このSACDは最盛期のシカゴのオケの音圧、そしてリミッターを外したようなオルガンの重低音などが再現されており感激もひとしお、45年前のシステムでもう一度聴いてみたい。
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オーマンディのCBS時代の「ローマ三部作」のSACD化と言うことで期待していたのだが、逆にSACD化され、低音方向にダイナミックレンジが拡大された分、より明確にわかった事は、この録音ではオルガンを使用していない、ということである。ローマの祭りやローマの松のクライマックスでSACDならではの、オルガンの重低音を期待していただけに、肩透かしを食らった感じがする。 この録音当時、フィラデルフィアの本拠地であるアカデミーオブミュージックにはオルガンは設置されていないし、録音スタジオとして使用していたスコティッシュ・ライト・カテドラルは元はホテルなので当然オルガンは設置されておらず、また別録りもしなかった、ということであろう。 管弦楽は最上級なレベルであるだけに残念だ。
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ワルトトイフェルのワルツ集だけなら4点。 アグールト指揮の小品集は2点、ということで3点にしたが、とにかくロンドン新交響楽団のアンサンブルが雑だし録音もステレオ初期の、昔風に言うドンシャリ、金管がただただ喧しい。 ギャムリー指揮のワルトトイフェルは、録音も良く、ナショナル・フィルハーモニーの演奏も手慣れたもので破綻はない。
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今日手にしたこのCDは、CD-Rでした。CD-Rなら事前にその旨を表記しておくべきでしょ?Towerさん。CD-Rなら購入しなかったし、CD-Rを正規プレスのCDのように販売するのは、商道徳的に納得できませんね。
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なごやんさんは、「①リストの狂詩曲の左スピーカーからの音が小さく、左右がアンバランス」とコメントしているのですが、ベルクハウスの編曲はヴァイオリンの両翼対向配置を意識している事を考慮しなければなりません。チェロに旋律を割り当てているため、右のチェロが目立つのです。対向配置の管弦楽団なら、チェロは中央に定位するので違和感はありません。
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この演奏は第5楽章89小節目のホルンのパッセージをトランペットで演奏している。ホルンの音域ではかなりの高音域に達しているので、スコアにも「トランペットで代奏しても良い」という書き込みがあるし、指揮者だったマーラーが作曲当時のオケのレベルを考えての配慮だろう。この時期のNYPのホルン奏者がこのパッセージを演奏出来なかったとも思えないしワルターがあえてトランペットを採用した理由を知りたい
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音質を酷評してる人に問いたい。音源の録音年代からしてマスターテープの経年劣化は仕方ない状況ではあるものの、それを リマスタリングされた時期、そして実際に再生されるCD層とDSD層では音質はずいぶん違います。実際にここで音質にイチャモンをつけてる人は、自分がどの程度のオーディオシステム(しかるべきレベルのSACDで再生しているのか、ミニコンポレベルなのか)で視聴したかを明確にすべきでしょ?
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くソニー!データの誤記で交換となりましたが、宛先が「(株)ソニー・ミュージックレーベルズソニー・ミュージックジャパンインターナショナルマーケティング2部2課「パーヴォ・ヤルヴィ交換係」宛とというながったらしい宛先。手書きで伝票を書くユーザーを全然考慮していない最低のメーカー。潰れろ!
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カッチェンによるブラームス協奏曲全集は、オケはともにロンドン交響楽団で録音場所も一緒、録音時期が1年違うだけ。なのに、1番と2番では異なるコンセプトの演奏で、あえて言えば指揮者の芸格の差がそのまま演奏に反映している。大家然としたモントゥーにカッチェンが食らいついて弾ききった1番と腕のいい職人が独奏者の伴奏に徹した2番。2番もモントゥーなら、とつい口をついて出てしまう。
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