モーツァルト: 交響曲第29番, 第39番, 第40番, 第41番, 他＜タワーレコード限定＞

フェレンツ・フリッチャイ、他

生命感にあふれ、そして崇高という言葉がぴったりの演奏です。リマスターの結果の音質として、高音域がうるさく感じるか、中高音域に伸びがあると感じるかは、再生装置（DA変換）との相性もありそうです。自分は2種類の再生装置を持っていて、その比較での感想です。

ブラームス: 交響曲第1番、第2番、第3番、第4番、悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲

ルドルフ・ケンペ、他

コマンド・クラシックス録音全集＜限定盤＞

ウィリアム・スタインバーグ、他

スタインバーグという指揮者はもっと評価されるべきだと改めて思いました。音符ひとつひとつが持つ可能性を最大限に発揮させる人です。ライナーが技術の礎を築いたピッツバーグ交響楽団の優秀さにより、スタインバーグの意図をよく反映させていると思います。

R.シュトラウス: 管弦楽作品全集

ルドルフ・ケンペ、他

別テイク、別マスタリングの同曲セットを持っていましたが、こちらは、新たなマスターテープ音源とリマスターの効果が功を奏した素晴らしいセットです。この新セットにより、改めて、リヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲集ではベストだということが確認できました。

ドビュッシー&ラヴェル: 管弦楽作品集

ピエール・ブーレーズ

全曲が超名演＆超優秀録音ですが、ダフニスとクロエは危険なほどオケが機能しきっています。ブーレーズの凄さ以上に、ベルリンフィルの底力を思い知った演奏です。是非、聴いてみてください。

ヘンデル: ソナタ全曲(6曲); コレッリ: ラ・フォリア＜タワーレコード限定＞

ヘンリク・シェリング、他

シェリングが奏でるバイオリンの音は本当に美しいと思います。お勧めです。

American Classics＜限定盤＞

Various Artists

ご機嫌になれるセットです。タワレコの商品紹介では省略されていますが、フルオケの「A列車で行こう」等も収録されており、テンションが上がります。

モーツァルト: 10大交響曲, ミサ曲ハ短調＜完全限定発売＞

ペーター・マーク、他

自分の中では、ベストのモーツアルト交響曲集です。リマスターで音質も向上しています。

ベートーヴェン: 交響曲全集＜完全限定盤＞

ペーター・マーク、他

マーク好きの方にはもちろんのことですが、様々なベートーヴェン交響曲を聴かれた方にもお勧めします。演奏回数の多い楽曲にも、表現のあり方の可能性はまだまだあることを実感させる演奏・録音です。

Chopin: Cello Sonata Op.65, Piano Trio Op.8

ヨハネス・モーザー、他

ショパンの「ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8」は、録音が少ないかと思われますが、これは、なかなかの素敵な演奏です。併録されている「チェロ・ソナタ ト短調」も良いです。本曲のCDを探されている方は、候補の一つとされてはいかがでしょうか？

モーツァルト: 弦楽四重奏, 三重奏, 二重奏集＜タワーレコード限定＞

ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団、他

現時点（2024年）では入手が難しいかもしれませんが、k.563ディヴェルティメントを含む弦楽4&3&2重奏曲を聴けるタワレコさんの好企画セットです。演奏＆録音も素晴らしく、この価格なら言うこと無しです。

ベートーヴェン: 交響曲全集、序曲集＜限定盤＞

アンドレ・クリュイタンス、他

録音の古さは否めないものの、リマスターによる著しい音質向上とお財布に優しい価格設定が嬉しい超名盤！名演です。クリュイタンスさんというのは、情熱的かつ非常に頭脳明晰な方だということがこの演奏からも伝わって来ます。ひとつひとつの音符が生き生きしている演奏です。国内メーカーのCD1枚分以下の価格で買えるので、初めてベートーヴェンの交響曲のCDを買おうとされている方にもお勧めです。

北村明日人 IN CONCERT Recorded at Takasaki City Theatre 2023 ［SACD Hybrid+DVD］＜初回限定盤＞

北村明日人

1996年生まれの北村さんですが、既にヴィルトゥオーソの様相を呈していると言っても過言ではないと思います。どうしても馴染みのピアニストの演奏ばかりを聴くことが多いという方にこそ、聴いていただきたいです。楽譜という記号に真摯に向き合って、音楽を再現していく姿勢が伺え、今後も表現の工夫が拡がることが期待されます。また、様々な作曲家のソナタ等の作品全集の制作も期待したいところです。また、本CDは収録されている作品の組み合わせも面白く、録音も優秀！レーベルの良心を感じます。

ジュリアス・カッチェン～デッカ録音全集＜限定盤＞

ジュリアス・カッチェン

中学生の頃に購入したハンガリー舞曲集や皇帝協奏曲は ＬＰは擦り切れるくらい聴き込みました。決め所がピタリと決まっている、自分にとっては痛快この上ない演奏で、ＤＥＣＣＡ社へのすべての録音が手に入るなんて。ところでケースにもブックレットにも３５枚セットとあるのに、実際には３６枚入っています。それには、ラフマニノフのパガニーニの主題によるラプソディー、ドホナーニわらべ歌による変奏曲が収録されています。