メンバーズレビュー一覧

ブルックナー: 交響曲第7番(1984年1月31日ライヴ) / セルジュ・チェリビダッケ、他

チェリビダッケ絶頂期の演奏。これ程の美しい響きは彼とミュンヘンフィル以外では不可能でしょう。 ミュンヘンフィルに79年就任時から85年までのヘラクレスザール時代が黄金時代だと思います。 86年以降は大きく響きの悪いガスタイクホールへ移転したため、本来の繊細な響きが再現できなくなりました。近日発売の8番も大期待です。83年の4番も是非聴いてみたいです。5番は86年にサントリーホールで聴いていますが、旅の疲れなのか少し集中力に欠けた部分もありましたが、繊細な響きは保持していました。

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idaさんが書いたメンバーズレビュー

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期待を抱いて聴いてみたのですが、ミーティアが自然な響きなのに対し、当CDは音が固く響きが少ない何か手を加えているような不自然さを感じました。 ただ、サントリーの5番がコーダの一番盛り上がる部分でトランペットがミスしたのにCDでは修正してしまったのに比べ、当CDではそのような明らかな修正は見られず、1楽章のトランペットのミスもちゃんと再生されていたので、その意味ではドイツ人の誠実さを感じます。 

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チェリビダッケ絶頂期の演奏。これ程の美しい響きは彼とミュンヘンフィル以外では不可能でしょう。 ミュンヘンフィルに79年就任時から85年までのヘラクレスザール時代が黄金時代だと思います。 86年以降は大きく響きの悪いガスタイクホールへ移転したため、本来の繊細な響きが再現できなくなりました。近日発売の8番も大期待です。83年の4番も是非聴いてみたいです。5番は86年にサントリーホールで聴いていますが、旅の疲れなのか少し集中力に欠けた部分もありましたが、繊細な響きは保持していました。

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以前、ミーティアで出ていたDと同音源の演奏で、私はこの演奏を実際に聴いています。
この頃まではまだ室内楽的な響のなか大変緊張感の高い演奏で、チェリ以外では絶対不可能な音空間となっております。巷ではリスボンの8番が高評価となっておりますが、私的にはこの8番が最高峰です。ミーティアは恐らくエアチェックのCD起こしなのでヒスノイズなど気になるところもおりましたので、当CDに大変期待しているところです。
83年に、ルカ教会やヘラクレスで4番を演奏しているのですが、これも是非聴いてみたいと思っています。

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当初ミケランジェリとのラベルが予定されていたのですがキャンセルになってしまったため、この「亡き子」に変更されました。当日は他に、エッグの小品とシューベルトのグレートでした。この時期はサマーコンサートでコンサートが集中しており、他には、ルカ協会でのブル4の日 と ハイドン104、ボレロ、ドビュッシーの日と 合計3つのプログラムを各3日計9日間(3週間)の演奏会でした。

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彼の演奏は、ミュンヘンフィル就任の79年から88年頃までが絶頂期で、この新世界もヘラクレスザールという素晴らしい響きの中で密度の高い演奏が展開されています。 同時期のショスタコ5番、ルカ協会でのブル4、8 フォーレレクイエム、ミケランジェリとのベト3、等々 まだまだ聴きたい演奏がたくさんありますので、ミュンヘンレーベルさん是非よろしくお願いいたします。

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彼の演奏は、ミュンヘンフィル就任の79年から88年頃までが絶頂期で、この幻想も新ホール移転後間もない頃なので、まだ密度の高い響きが保たれています。1楽章の繊細な響き、最終楽章でのトロンボーンの柔らかさ等々聴き所満載です。 同時期のショスタコ5番、ルカ協会でのブル4、8、ミケランジェリとのベト3など、まだまだ利きたい演奏がたくさんありますので、ミュンヘンレーベルさん是非よろしくお願いいたします。

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フルトヴェングラーとチェリビダッケを足して2で割ったような演奏。今後、ベートーヴェン・ブラームスなども是非聴いてみたい。

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