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第359回 ─ TARO SOUL&TSUYOSHI&JAY'ED

TSUYOSHI スムースな歌い口で迫る新進ソングスターがデビュー

連載
NEW OPUSコラム
公開
2008/06/05   19:00
ソース
『bounce』 299号(2008/5/25)
テキスト
文/出嶌 孝次


  BENNIE Kや2BACKKAの楽曲にフィーチャーされるなど、一部で期待を高めていたTSUYOSHIが、5曲入りのシングル“優しい涙”でデビューを飾った。名古屋出身で、現在は都内中心にパフォーマンスを展開する彼の歌声を一言で評するなら〈ジェントル〉。カタカナじゃなく〈紳士的〉と書いたほうが近いか。デビュー・シングルの表題曲は平井堅などにも通じる繊細さを普遍的な旋律で強調したバラードだが、TSUYOSHIの本領はカップリングの“太陽の女神”や“Closer”といったアーバンなアップにおいて、よりスムースに発揮されているように思う。セルフ・プロデュースの才も含めて、まだまだ懐の深そうな期待の逸材だ。

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