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第22回 ─ PUB ROCK

第22回 ─ PUB ROCK(3)

連載
Di(s)ctionary
公開
2008/01/17   20:00
ソース
『bounce』 294号(2007/12/25)
テキスト
文/吾郎 メモ

II それでは実際に聴いてみよう! その2

THE COUNT BISHOPS 『The Count Bishops』 Chiswick/Big Beat(1976)
R&Bを基調としたハードなロックンロールで、パブを沸かせていたバンドの初作。カヴァー曲も多いのですが、その直球カヴァーと繊細な面を持ち合わせたオリジナル曲とのバランスが絶妙で、とてもカッコイイのです。ライヴ盤もオススメ!

IAN DURY & THE BLOCKHEADS 『New Boots And Panties』 Stiff/Edsel(1977)
キルバーン&ザ・ハイローズのイアン・デューリーが結成したバンドの初作。ソウルやファンクなどブラック・ミュージックのリズムを大胆に採り入れた楽曲と、ちょっとクセのあるメンバーのキャラクターで人気を博しました。

ELVIS COSTELLO 『My Aim Is True』 Stiff/Edsel(1977)
いまや超大御所のエルヴィス・コステロも、出発点はパブ・ロッカーでした。これはクローヴァーのメンバーをバックに従えた初作。若々しい勢いと迫力に溢れた演奏はいまよりもロックンロール色の濃いものですが、“Alison”みたいな名バラードもアリ!

THE PIRATES 『Happy Birtday Rock' N'Roll』 Cube(1979)
60年代のジョニー・キッド&ザ・パイレーツから発展したバンド。〈カミソリ・ギター〉と呼ばれるミック・グリーンのザクザクと切り込むギター・リフが彼らの持ち味であり、最高な部分です。本作は熱さもあって、非常に楽しいアルバムですよ。

ROCKPILE 『Seconds Of Pleasure』 F-Beats/Columbia(1980)
ニック・ロウ、デイヴ・エドモンズを中心としたスーパー・バンド。とにかくキレが良くってポップでゴキゲンな曲が盛りだくさん! オールディーズを愛情溢れる新しい解釈で取り込んだ、センス抜群のアレンジが素晴らしいです。“Heart”はクラブでも大人気。


THE 101ERS 『Elgin Avenue Breakdown』 EMI 
あのジョー・ストラマー(クラッシュ)が在籍していた!――ということで知られているバンドです。彼がパンク・ロックによって大きく才能を開花させたことは衆知の事実ですが、この編集盤には歴史的価値という側面以上に、輝いたロックが収められています。