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第71回 ─ クリスマス2007

七面鳥さんのオススメするクリスマス盤!!

連載
Discographic  
公開
2007/12/06   19:00
ソース
『bounce』 293号(2007/11/25)
テキスト
文/七面鳥

七面鳥です。皆さんは私のことが大好物だと思いますが、私はというとクリスマス音楽に目がないのです。特にジャズやカントリー、ワールド・ミュージックものがね。この冬も美味しそうなアルバムが揃っているのでご紹介しましょう。まずはティル・ブレナーの『The Christmas Album』で、フル・オーケストラをバックにゴージャスかつノスタルジックなサウンドを奏でたりしてます。フランク・マッコムなどさまざまな客人の歌声も本作に鮮やかなイロドリを添えてますよ。他にもジャズ系ではカナダのエミリー・クレア・バーロウの『Winter Wonderland』が最高。粉雪のようにキラキラ煌めく彼女の歌声はあなたをトリコにするはずです。一方のカントリー方面では、ナッシュヴィルの清らかな乙女、ミンディ・スミスの『My Holiday』がまずオススメ。アリソン・クラウスとのデュエット曲はトリ肌ものですぞ。続いての、カントリー音楽界の色トリドリなスターを集めた豪華コンピ『Hear Something Country Christmas』では、キャリー・アンダーウッドやサラ・エヴァンスの新曲が要注目です。トリを飾るのは『Think Global World Christmas』。ヨーモ・トーロのラテンものやマールタ・シェベスチェーンのフォーク曲など、世界各国の音楽家たちによる味わい深い歌と演奏が並んでますが、なかでもチドリ足気味なバハマのジョセフ・スペンスの曲がタマランです。

 今回はトリあえずこんなところで。どうです、思わずヨダレが出てくるでしょう? 私共々、早めにお召し上がりくださいね。