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第20回 ─ BLUE-EYED SOUL

第20回 ─ BLUE-EYED SOUL(2)

連載
Di(s)ctionary
公開
2007/11/08   00:00
更新
2007/11/08   17:38
ソース
『bounce』 292号(2007/10/25)
テキスト
文/北爪 啓之

Ⅱ では、実際に聴いてみよう その1

 

YOUNG RASCALS 『Groovin'』 Atlantic(1967)
単なる黒人の模倣から脱却し、精神レヴェルで〈ソウル〉の境地へと踏み込んだ比類なき名グループ。やっていることは確かにロックなんだけど、そこから滲み出るのはまぎれもないソウルの芳香。至高の逸品“Groovin'”を含む本作はブルーアイド・ソウルの聖典的存在だ。

AL KOOPER 『Naked Songs』 Columbia(1973)
フロア・クラシックとも言うべき“Jolie”を収録した名作。華やかな都会に暮らす者の孤独な心情を吐露したようなアルの音世界は、内省に向かっていたニュー・ソウル・ムーヴメントと連鎖しつつメロウに沈下。同じ方向性を持った同時期のローラ・ニーロも併せてぜひ!

THE BEE GEES 『Saturday Night Fever』 RSO/Polydor(1977)
75年作『Main Course』でいち早くディスコ・サウンドに歩み寄るなど路線変更に成功した彼らが、このサントラ盤でついにシーンのド真ん中に躍り出た。いまじゃ〈ビー・ジーズ=サタデーナイト・フィーバー=ディスコの代名詞〉の公式が常識でしょ。グレイト!

BOBBY CALDWELL 『Bobby Caldwell』 Clouds/TK(1978)
夏の夕刻のむせ返るほどの甘さと熱気を孕んだAOR屈指の名盤にして、ブルーアイド・ソウルのライト&メロウ化という意味でのひとつの到達点。ラジオでボビーの歌声を聴いたリスナーが彼を黒人だと信じて疑わなかったという逸話は、どうも本当っぽいぞ。


ROBERT PALMER 『Double Fun』 Island(1978)
80年代の彼はデジタル志向も強いが、エロ紳士ジャケなこの時代はオーセンティックな黒人音楽愛に満ちたサウンドを展開している。といっても、レゲエにトロピカル趣味、キンクスの“You Really Got Me”の大胆なソウル解釈まで披露する器用さに脱帽。

DARYL HALL & JOHN OATES 『H2O』 RCA(1982)
ライチャス・ブラザーズ以降のもっとも優れたブルーアイド・ソウル・デュオといえば、美男&ヒゲなこの2人組。彼ら最大のヒットとなった本作には、モータウンやフィリーなどいにしえのソウル・フィーリングを80's的モダン・テクノロジーで調理した名曲が満載だ!

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