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第62回 ─ ROMZ 5周年!!

第62回 ─ ROMZ 5周年!!(3)

連載
Discographic  
公開
2007/06/21   12:00
更新
2007/06/21   16:11
ソース
『bounce』 287号(2007/5/25)
テキスト
文/郡司 和歌、轟 ひろみ、櫻井 誠、望月 慎之輔

SHY CHILD 『One With The Sun』 Say Hey/ROMZ(2004)
衝動的なディスコ・パンク風ビートにヴォーカルを乗っけた佇まいがラプチャーやLCDとかアレとかに似た感じもするNYの2人組。この2作目でもやっぱりカネのかかってない感じがたまらなくカッコイイわけで、生き急いでる感じがビンビン伝わってくる!
(櫻井)

KID 606 『Resilience』 Tigerbeat6/ROMZ(2005)
ド変態ハードコア・ノイズ・ビート!と思いきや、ROMZ経由での3枚目となる本作は、ジャケどおりの優しいアンビエントやユルハウス的なほんわ~か心地良い中身でして。この路線もブレイクコアも表の顔だという珍しい人だ。
(櫻井)

milch of source 『in beach, side ill-spot』(2005)
MILKY-CHUから改名してリリースしたセカンド・アルバム。スカやレゲエ、アイリッシュ・トラッドを織り交ぜ、カットアップ~エディットで構築した錯乱ダンス・ミュージックを披露してます。マッドな弾け具合が絶妙!
(郡司)

Cycheouts Ghost 『SIMSTIM』(2005)
とにかくワル~い音がいっぱい。鋼鉄のアーメン・ビート、TVやゲームなどのサンプリングから生まれる奇形ハードコア。盛り上がりを見せるダブ・ステップ・シーンにも食い込んでいく超重量級のベースに打ちのめされる!
(望月)

Soloal One 『Who I am?』(2006)
福岡を拠点にその名を馳せる集団、OILWORKSのOlive Oilによる変名作品。ROMZとしてはかなり異色のヒップホップ~ブレイクビーツが中心となっている。解体されたジャズがモクモクと再構築された、紫煙漂うスモーキーな内容です。
(望月)

FILASTINE 『Burn It』 Soot/ROMZ(2006)
ポリティカルなメッセージをミドルイースタンなヒップホップ~ダンスホールに搭載して静かに叫ぶ、何やらキナ臭い感じがプンプン伝わる一枚。とはいえ、現地語(恐らく)のせいで上手く伝わってないのかも(残念)。
(櫻井)

KAADA 『Music For Moviebikers + Remixes』 Kaada/ROMZ(2007)
マイク・パットンとの共作で知られるノルウェーの伊達者が作り上げた架空のサントラっぽい夢想花。前々作同様にROMZ経由で登場した日本盤には、DE DE MOUSEやL?K?OらROMZ+周辺人脈が13組参加したリミックス集付き!  オリジナルより人懐っこい出来で楽しいです。
(轟)