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第3回 ─ ノーウェイヴと共振したフリクション

タイムマシ~ンに乗って、フリクションの代表作を聴きに行こう!

連載
Ho!楽探検 タイムマシーン
公開
2007/02/01   19:00
更新
2007/02/01   19:04
ソース
『bounce』 283号(2006/12/25)
テキスト
文/ダイサク・ジョビン

『軋轢』 PASS(1980)
わかりやすい感情もわかりにくい感情も一切省かれた、バンド名そのままのさまざまな〈軋轢・摩擦〉が音化された1作目。白々しながらも激しくひしゃげた各楽器音と歌、ビートは聴く者の思考や感情を瞬間冷凍して無に帰す。それが最高にクールでカッコいいのだ。

『'79 LIVE』 PASS(1980)
彼らのベスト・パフォーマンスと言われる79年のライヴ音源。観客と対峙し、そこで起こる〈軋轢・摩擦〉を音にしてぶつけるという強いコンセプトを持っていた彼らの真骨頂を体感できる。クレイジー&ノイジーに暴走する様にただただ圧倒されるばかり。

『SKIN DEEP』 Pヴァイン(1982)
不気味な無限空間の闇を夢うつつなまま浮遊しているように内省的な2作目。ファンクやポリリズムといったリズムとダブ処理されたドローン的ノイズのなかで、記号発音的ラップ(?)がネオンサインやストロボのようにひたすら点滅しつづける。

『REPLICANT WALK』 Pヴァイン(1988)
NY録音の3作目は、ヘヴィーでメタリックなギター・リフにシンプルながら重厚なリズム、アクセントとして舞うシンセ、メロディーラインを持ったヴォーカルなどで、過激さに隠れがちであった彼らのポップ性と強靭なグルーヴ感が現出した。

『DUMB NUMB CD』 Pヴァイン(1990)
時代がようやく彼らに追いついたようなグランジ・ムーヴメント期に行われたライヴ盤。暴れ狂って切り裂きまくるツイン・ギター、重低音でぶっ飛ばすリズム隊、加速を煽る力強いヴォーカルと、ソリッドかつ破壊的なサウンドが最高にクール。

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