KALEIDOSCORPIO 『Tem Que Valer』 Son Livre(2005)
シンガー/ダンサーのジャナイナ・リマとプロデューサーのハミルソン・マイアによるユニット。2004年にブラジルでリリースされた後、イルマとの契約で世界的にブレイクした本作は、ドラムンベース&ハウスを通過したサウンドに、軽やかなアコースティック・フレイヴァーがベスト・マッチ!(佐々木)
JULIE & KHARI 『Moon Bossa』 Julie & Khari/Pヴァイン(2006)
ジーヴァ~インディア・アリー・バンドで活躍するカーリ・シモンズが、在米UKジャマイカンのジュリー・デクスターと組んだデュオのダンサブルな名作! 軽やかなブラジル風味とナチュラルなソウル感覚が融合した聴き心地は極上で、ジョビンやバーシアのカヴァーもセンス良し!(仲村)
SOLAZUL 『Solazul』 Nice+Smooth(2006)
トロントの〈青い太陽〉によるアッパーなブラジリアン・ブレイクス作品。ジャングル系のヴィジョナリーによる緻密なトラックに、多彩なミュージシャンが奏でる軽快な生楽器を絡めたグルーヴィーな作りはブロークン・ビーツ経由でしょうが、この軽~い楽しさは彼らならでは。注目です!(仲村)
『Sambass Vol.3』 Irma(2006)
ウィルソン・シモナルやマックス・ジ・カストロの楽曲をはじめ、ライトなR&Bのコンピとしても楽しめるブラジリアン・ドラムンベースの人気コンピ最新作。冒頭のDJパチーフェ&クリーヴランド・ワトキスによる、スティーヴィー・ワンダー“Overjoyed”のカヴァーからもう夢見心地……の、DJミックス付き2枚組!(佐々木)
CARLA ALEXANDAR 『Sambamuffin』 April/ARGUS(2006)
17歳でジョルジ・ベンジョールのワールド・ツアーに帯同し、現在はコペンハーゲンを中心に活動する才女のセカンド・アルバム。ステディ・ディジン・ワークショップやディガブル・プラネッツのレディバグ・メッカらもフィーチャーした極彩色のポップ世界を構築。ロウなビートが下っ腹に効くね~。(佐々木)
『Soul Com Bossa』 Pヴァイン(2006)
ジュリー&カーリでも活躍するカーリ・シモンズが、ボッサ系のオーガニック・ソウル~ブラジル風味ハウスをコンパイル。ジーヴァの“I Realized(Twilight Bossa)”をはじめ、アンソニー・デヴィッド、シークらのサウダージなトラックにうっとり。夕暮れ時のBGMに重宝しそう。(仲村)
DJ MARKY & XRS 『In Rotation』 Innerground(2004)
ブラジリアン・ドラムンベースの第一人者=マーキーがXRSと組んだ初のオリジナル作。サウダージな出世曲“LK”はもちろん、クリーヴランド・ワトキスの歌がソウルフルな“Breeze”、ジルベルト・ジルを迎えたサマー・チューン“Dia De Sol”など名曲だらけの必携盤!(出嶌)
『Paz E Futebol : A Selection Of Brazillian Songs Compiled By Jazzanova』 Sonar Kollektiv(2006)
フットボール讃歌を多めにジャザノヴァが編んだブラジリアン・コンピ。マルコス・ヴァーリの表題曲をはじめ、エドゥ・ロボらの名曲選に、シリウスBなどのトラックが入り交じるクロスオーヴァーな内容です。(仲村)