本場ジャマイカのレジェンドたちとの交流
『SKA FEVER』がイギリスからリリースされたということも手伝って、〈日本にはThe Ska Flamesがいる!〉と注目されはじめた89年以降、ジャマイカン・ミュージックのオリジネイターたちと数多く共演を重ねていくことになる。名曲を星の数ほど残しているスタジオ・ワン音源の多くを手掛け、自身の名義でも奇跡的な演奏を聴かせてくれるスカタライツ。89年4月、〈汐留PIT〉で行われた彼らの初来日公演のサポートを皮切りに、シンガーとして、プロデューサーとして類い希な才能がキラリと光る伝説のルードボーイ=プリンス・バスターの来日ツアーに参加。91年には、スカタライツ~スペシャルズといった経歴でも知られるトロンボーン奏者=リコと共演。92年には、日比谷野音で開催されたイヴェント〈スカ・エクスプロージョン〉に、プリンス・バスター、スカタライツ、セレクターと共に参加、また甘さのなかに見え隠れするほろ苦さが胸を打つロックステディ期最重要コーラス・グループ=カールトン&ザ・シューズの公演にホーン・セクションが参加している。
「みんなに共通して言えるのは、活動を始めた当時から持っている〈スカ・スピリッツ〉。長年に渡って演奏を続けているにも関わらず常にテンションを下げないで継続していることが凄い! 毎回、本人たちから共演の指名を受けていたので、嬉しかった反面、身の引き締まる思いがしました。スカタライツが自分たちのあるべき姿を知っていたように、The Ska Flamesも背伸びせず、縮こまりもしないで前に進んでいくことを教えられました」
▼文中に登場したアーティストの作品を一部紹介。