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第3回 ─ ファストコア

速い! 短い! そして特濃!!な〈ファストコア〉エッセンシャル・ディスク

連載
DESTROYER OF STEREOTYPE
公開
2005/04/21   10:00
更新
2005/04/21   19:41
ソース
『bounce』 263号(2005/3/25)
テキスト
文/粟野 竜二、石田 英稔、武山 英丈


CHARLES BRONSON 『Complete Discocrappy』 Six Two Five Thrashcore いまはなき、しかし90年代のUSハードコア・シーンに大きな影響を及ぼしたシカゴの巨星。そんな彼らの足跡をまとめたこの2枚組は、ファスト&タフな楽曲をCDのフォーマットいっぱいに詰め込み超満腹。レア音源充実のDisc-2に号泣です!!(武山)

THE DILLINGER ESCAPE PLAN 『Miss Machine』 Relapse(2004) カオティック系の先駆者とも言われる彼らの2作目。ブラスト・ビートも、あくまで目まぐるしく変わるリズム・パターンの一つとしてサラリとやってのけているところが恐ろしい。本作では〈唄〉にも接近したが、今後もまだまだ進化していきそう。(粟野)


JERRY'S KIDS 『Kill Kill Kill』 Taang!(1989) 80年代のUSで屈指の熱さを誇っていたボストンのハードコア・シーン。その顔役ともいえるのがこのジェリーズ・キッズ。ドライヴ感溢れるリフ運びとメロディーワークが秀逸で、後輩であるドロップキック・マーフィーズが彼らからの影響を公言しているのにも納得。(武山)

THE LOCUST 『Plague Soundscapes』 Anti-/Epitaph(2003)〈ファストコア〉に〈電気〉と〈ポップ〉を持ち込んだサンディエゴの変態集団。このうえなく激しくノイジーだが、キュートな親しみやすさと〈笑い〉の要素を併せ持っているのが、ほかのバンドとは一線を画すところ。〈個性的〉の一語では片付けられません。(粟野)


NEGATIVE APPROACH 『Total Recall』 Touch And Go 80年代初頭のUSハードコア黎明期を支えた超重要バンドのベスト的な編集盤。テクニック不問で凶暴なフラストレーションの塊ともいえるそのサウンドは、パンク/ハードコアが本来持っていたプリミティヴな衝動に満ちている。理屈抜きに血がたぎる一枚。(粟野)


SPAZZ 『Sweatin' II:Deported Live Dwarf』 Six Two Five Thrashcore 90年代、ヴァイオレント・スタイルでシーンを席巻したスパズの1作目に、ライヴ曲などのレア音源を加えて再リリースされたのがこちら。切迫感溢れるヴォーカルや叩きまくりのドラムなど、彼らのスタイルは後のバンドにも多大な影響を及ぼしている。(武山)

WRENGLER BRUTES 『Zulu』 Kill Rock Stars(2004) 元ボーン・アゲインストのサム・マクフェッターズを中心に、90年代のUSハードコア・シーンを支えたメンバーたちによって結成されたバンドの2作目。シャープな切れ味と鈍器のような破壊力を併せ持ったサウンドと、変則的な展開の曲が耳から離れない。(粟野)

HERESY 『1985-87'』 SPEEDSTATE DIYに根ざしたパンク・ムーヴメントの勢いがUSにあった80年代、同様のスタンスをUKで実践していたバンド、ヘレシー。本作はメンバーであるカリブみずからが選曲を行った編集盤で、初期の生々しさを伝える音源までをも網羅。〈ファストコア〉うんぬん以上に意義深い一枚。(武山)

THE FUTURES 『分裂電塊』 JERK OFF(2004) 大阪発。変則的かつ反則スレスレの〈ファストコア〉を、息つく暇なく畳み掛ける全16曲を11分に凝縮した脅威のセカンド・アルバム。アレンジでの奇才ぶり、ライヴでの鬼才ぶりは共に圧巻。オムニバスDVD「JAPANESE STEREOTYPE」でのライヴ映像も必見だ!!(石田)

JERRYROLL ROCKHEADS 『LIVES』 THRASH ON LIFE(2004) ボストン・ハードコアの影響を打ち出したファストなバンドが彼ら。過去に発表された2001年USツアーの映像に、2004年に行われた再結成ライヴ映像などを加えてDVD化。メンバーは現在、RAZORS EDGE、THE FUTURESなどで活躍中。(石田)

S×O×B 『STILL GRIND ATTITUDE』 東芝EMI(2003) 現在入手困難である初期の楽曲を含む、ベスト的な選曲によるセルフ・カヴァー作品。ファスト、グラインド、デス、ハードコアなどの幅広い音楽性を吸収した先駆者としての高い影響力は、日本に留まらず世界にまで及んでおり、現在でもその影響力は絶大だ。(石田)


SLIGHT SLAPPERS 『A SELFISH WORLD CALLED FREEDOM』 H.G.Fact(2000) 東京の〈ファストコア〉シーンを牽引する存在として10年以上のキャリアを誇りながら、いまなお精力的な活動を続ける彼らの1作目。複雑な楽曲構成と高い演奏力は、他と比較のしようがないほどのエネルギーに満ち溢れている。(石田)

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