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第22回 ─ インフラコム~ドイツのクロスオーヴァー

第22回 ─ インフラコム~ドイツのクロスオーヴァー(3)

連載
Discographic  
公開
2003/12/11   13:00
更新
2003/12/11   18:21
ソース
『bounce』 249号(2003/11/25)
テキスト
文/高橋 玲子、出嶌 孝次、堀内 幸江

ドイツ・クロスオーヴァー、これがマスト!! その2

VARIOUS ARTISTS 『[re:jazz]』 Infracom!(2002)

  コスマやタクシー、クリーヴランド・ワトキスらがインフラコムから放った楽曲を、主にジャズ畑の演奏家やシンガーたちが生でカヴァーするというおもしろい試みの一枚。ネイサン・ヘインズ、ジョイ・デナラーニ、ティル・ブレナーらが参加した上質な一枚です。(高橋)

HACIENDA 『3rd Door Left』 Infracom!(2000)


  ハートハウスからデビューしたヴェテラン・コンビ、ハシエンダ。以前はトリップ・ホップ風の雰囲気だったが、本作では時代の要請もあってか、躍動的なバンド・サウンドに大きくシフト。イアン・オブライエンなどにも似た電気ジャズ・サウンドがディープ。(高橋)

MICATONE 『Is You Is』 Sonar Kollektiv(2003)

  ソナー・コレクティヴからデビューした、スタイリッシュなクラブ・ジャズ・バンド、ミカトーン。リサ・バッセンジのソフトなヴォーカルが心地良く、印象的。ジャイルス・ピーターソンやジャザノヴァら人気DJからの支持も熱い、ドイツ・ジャズ・シーンの人気者。(堀内)

FORSS 『Soulhack』 Sonar Kollektiv(2003)

  ジャザノヴァに見い出された、超強力新人。すでに一部のリスナーの間では話題を集めていたフォースのファースト・アルバム。ジャズやソウルのフレーズを次々にサンプリングして組み立てられたトラックは、ヒップホップ感覚なのにジャジー。末恐ろしい才能の誕生!(堀内)

VARIOUS ARTISTS 『Sonar Kollektiv』 Sonar Kollektiv(2003)


  ソナー・コレクティヴの2枚組コンピレーション。ジョージ・レヴィン、ミカトーン、フォース、メイツ、スロープなど、レーベル・オールスターズ大集合。ディクソンとジャザノヴァがそれぞれコンパイル。改めてこのレーベルの音の幅広さに驚き!(堀内)

TRUBY TRIO 『Elevator Music』 Compost(2003)

  コンポストの看板ユニット、トゥルービー・トリオ。これまで数々のシングル・ヒットを放ってきた彼らが、満を持してリリースした初のアルバム。常にこのシーンをオリジナルな音でリードしてきた彼らだけに、貫禄すら感じる内容。大ヒット曲“A Go Go”収録。(堀内)

SLOPE 『M』 Sonar Kollektiv(2003)

  ベルリン中心に90年代半ばから活動しているユニット、スロープ初のアルバム。2001年の“Para Los Pinchas”やアットジャズのリミックスも話題となった“(Trust)The Universe”などソナー契約後の活動を集約したような一枚で、ブロークン・ビーツ的なグルーヴがスタイリッシュ!(出嶌)