PETE TOWNSHENDがTHE WHOの新作と新しいロック・オペラの構想を語る
ピート・タウンゼントが、ザ・フーのニュー・アルバムと新しいロック・オペラ作品の構想を自身のブログにて発表した。
これまでも『Tommy』や『Quadrophenia』といったロック・オペラの傑作を書き上げてきたピート・タウンゼント。今回の作品もそれらと似たようなスタイルで、タイトルは『Floss』になるという。彼はブログにこのように記している。
「今回は、複雑なエフェクトや音のモンタージュを使って、サラウンド的な音の広がりを持たせたものになる。『Floss』は音と光の祭典とでも言うべき音楽作品になるだろう。野外かアリーナ会場でのパフォーマンス向けだ」。
「『Floss』で使われた曲のうち、より従来のスタイルに近い何曲かは、2010年にリリースされるザ・フーの新作に使われるだろう」。
「19か20歳の頃に、俺は“My Generation”というロックの世界でもっともはっきりと年寄りを糾弾する曲を書いた。64歳になったいま、俺は歳を取ることやいつか死ぬことへの見解を示したいんだ。怒り狂ったロックンロールの文脈でね」。
タウンゼントは、ザ・フーのフロントマンであるロジャー・ダルトリーが今年10月にアメリカでソロ・ツアーをやっている間、『Floss』の制作に注力するという。ブログに書かれた通りのスケジュールで進めば、来年にはザ・フーの新作が我々の元へと届けられる予定だ。ファンは期待で胸を膨らませて待とう。







