沖縄の多才シンガー、首里フジコがセカンド作を発売
saigenjiやCINEMA dub MONKSらをゲストに迎えたデビュー作『Lua e Sol』を今年3月に発売。沖縄民謡や佐良直美のカヴァーなど、流行に流されないグッド・タイムな音楽を聴かせてくれた首里フジコが、セカンド・アルバム『Stormy Weather』を9月8日にリリースする。前作同様、川崎巽也、CHINEMA dub MONKSらがゲスト参加した新作では、ビリー・ホリデイ“Stormy Weather”、ニーナ・シモン“Feeling Good”、山下洋輔“港町”など、数曲のジャズ・カヴァー以外に、沖縄の労働歌やオリジナル作をあわせた全9曲を収録。ジャズ、ボサノヴァ、民謡などが首里フジコという媒体を通し、やわらかく融合したかのような豊穣な作品となっている。パフォーマンス集団〈女体体操〉のリーダーとしての活動、また絵画やグラフィック・デザインなど、多才ぶりを発揮している彼女。新作のアートワークも本人が行っている。
また彼女は、8月22日と29日に大阪と東京で開催されるジェズ・フェスティバル〈JAZZ TODAY'04〉への出演も決定している。そちらも要注目です。