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インタビュー

2011年のアデル現象を考える(2)——ブリティッシュ・インヴェイジョンの勢い

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2011年12月14日 18:00

更新: 2011年12月14日 18:00

ソース: bounce 339号(2011年12月25日発行号)

文/出嶌孝次



ジョージ・マイケルの金字塔『Faith』がリマスター豪華盤で復刻された年に、同作が保持していた〈英国産アルバムが全米1位を獲得した週数〉の記録(トータル12週間)に『21』が並ぶというのも、まさに何かの采配に違いない。そのジョージのいたワム!やデュラン・デュランらの全米進出によって展開されたのが俗に言う第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン(第1次はビートルズ他)だが、ゼロ年代後半から続くUK勢の侵米に道を敷いたのは、エイミー・ワインハウスの『Back To Black』だった。で、同作の出た2006年に、エイミーも通ったBRITスクールを卒業したのがアデルだ。

同級生のレオナ・ルイスとジェシーJも順次USで成功を収めているが、近年は〈インヴェイジョン〉などという仰々しい呼称も似合わないほど、両国のポップ嗜好は近くなっているわけで、エイミー以降の流れを踏まえればアデルの登場は絶妙なタイミングだったのだとも言える。こうなったら故人のぶんまでグラミーを総ナメしてほしい!

 

▼文中に登場したアーティストの作品

左から、エイミー・ワインハウスのニュー・アルバム『Lioness: Hidden Treasures』(Island /ユニバーサル)、ジョージ・マイケルの87年作『Faith』(Epic)、レオナ・ルイスの2008年作『Spirit』(Syco/J)、ジェシーJの2011年作『Who You Are』(Lava/Island)

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