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インタビュー

10年以上を駆け抜けたシマウマのディスコグラフィーを紹介するZ!――(2)

 

『Waste Of MFZB』 ソニー(2004)

2004年の〈サマソニ〉直前にリリースされた来日記念盤。『MFZB』未収録のボツ曲集……ではなく、アザー・サイドと言った趣で、クォリティーは非常に高い。しかし何と言っても、ラストを飾るスパイス・ガールズ“Wanna Be”のカヴァーが白眉。

『Broadcast To The World』 Icon(2006)

新たなヴォーカリストとしてマッティ・ルイスが加入したオリジナル4作目。ジャスティンの脱退により一時はどうなることかと思われたが、彼らは何も変わらなかった。マッティ声質は違和感なくバンドに溶け込み、ファンにも歓迎されて見事シーンに復帰を果たしたのであった。

『Phoenix』 MFZB(2008)

5枚目のオリジナル・アルバム。〈Let's Go!〉というシンガロングが盛り上がる“Hell Yeah!”や〈サイコー!(Psycho!)〉を連呼する新アンセム“Mental Health”など、充実した楽曲が並ぶ。マッティのヴォーカルも存在感を増し、鉄壁のシマウマ・サウンドで横綱相撲を展開。

『Panty Raid』 MFZB(2009)

『Waste Of MFZB』での“Wanna Be”の好評を受けて(!?)、今作では一枚丸ごと女性アーティストのカヴァーを披露。マライアやアヴリル、アギレラにデスチャなどの有名曲を完全に自分 たち流に調理しており、〈らしさ〉が強力に感じられる一枚に仕上がっている。

 

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2011年07月26日 19:13

更新: 2011年07月26日 19:20

ソース: bounce 334号 (2011年7月25日発行)

ディスクガイド/粟野竜二