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インタビュー

Spank Rock(4)

『The Celluloid Years -12"es And More...』  Collision/Grooveattack
PEACH CHECK:★★★☆
インタヴューを読みにくくするこの枠では、スパンクさんに通じるブーミンなケツ振り音楽を桃の個数(5が満点)で測定!! これはビル・ラズウェルのエレクトロな仮想未来が轟く桃コンピ!!

SNOOP DOGG 『R&G (Rhythm & Gangsta) : The Masterpiece』 Doggystyle/StarTrak/Geffen(2004)
PEACH CHECK:★★★☆
“Pop That Pussy On Me”の元ネタとなった“Drop It Like It's Hot”はここに収録。おクチの音と簡素なシンセによるスカスカなスキマの美学に重低音が蠢く!

D4L 『Down 4 Life』 Dee Money/Asylum(2005)
PEACH CHECK:★★★★☆
ベース~エレクトロ・イヤーの2005年を締め括った“Laffy Tuffy”は超激安サウンドで全米チャート1位!! スパンクさんの音でスタンダードに揺れるケツならUS南部のブーティー・サウンドもイケるはず。

『Bmore Gutter Music』 Milkcrate(2005)
PEACH CHECK:★★★★★
いま日本でもっとも入手しやすいボルティモア・ブレイクス盤。スパンクさんや、期待のダル声MC=アマンダ・ブランク嬢のエクスクルーシヴ曲も2ライヴ・クルー全開な流れにブッ込んだ快楽ミックスですヨー(略)。

L.L. COOL J 『Radio』 Def Jam(1985)
PEACH CHECK:★★☆
スパンク・ロックさんが“Rick Rubin”で敬意を表したリック・ルービンに敬意を表して……リックの代表的な初期仕事である今作もエントリー! ガチ勃ちのマイクにカタいビートが衝突する、これぞブーミン・システム!!

『Favela Funk By DJ Marlboro』 Difference(2005)
PEACH CHECK:★★★☆
DJマルボロさんがミックスしてお届けする本場のバイリ・ファンキ集! この恐るべきブーティー感……ライトもメンソールもナシの、汗でドロドロな下世話さが眩しい痛快アッパー盤ですヨーヨー(略)。

『Fabriclive 24 : Diplo』 Fabric(2005)
PEACH CHECK:★★★★★
過日はM.I.A.と共に来日して、南部ヒップホップからダンスホールまでをベース気分で行き交ってみせたディプロ。このミックスCDも何度だってケツを乗っけたくなるベース超特急!! あとはアンタの新作を……。

BALKAN BEAT BOX 『Balkan Beat Box』 Essay/VIVO(2005)
PEACH CHECK:★★★
ルーツ的な薫りと今様エスノの匂いを同時に放つNYの地下集団で、スカやらライやらがダンスホール~レゲトンに通じる下半身マナーを要求。学術音楽じゃないから勝手に繋げて聴こうぜ!

AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND 『I.B.B.』 ユニバーサル(2006)
PEACH CHECK:★★★
3人の凄腕ビートボクサーがマイクを交わす〈バンド〉なんですが、ビックリしたのは“INCREDIBLE BALTIMORE BREAKBEAT”!! 腰の軽いグッド・アイデアに桃を振って応えましょう。


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LADY SOVEREIGN 『Vertically Challenged』 Chocolate Industries(2005)
PEACH CHECK:★★★★★
グライムが生んだ最大のスターになりそうなソヴ嬢。メジャー・デビュー作ももうすぐ(?)だし、このEPでケツを引き締めましょう! かの〈チンチン〉こと“Ch Ching”も聴けるよ!!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年04月06日 13:00

更新: 2006年04月06日 21:59

ソース: 『bounce』 274号(2006/3/25)

文/出嶌孝次

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