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インタビュー

キャリア15周年を迎えたテイ・トウワの、一筋縄ではいかない鮮鋭な才が記された過去作をプレイバック!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年04月07日 13:00

更新: 2005年04月21日 17:05

ソース: 『bounce』 263号(2005/3/25)

文/出嶌 孝次

DEEE-LITE 『World Clique』 Elektra(1990) ファンクやハウス、ヒップホップ、ダブなどをポップに融和するメルティング・ポットのようなトリオだったディー・ライト。86年にNYで結成されたグループにジャングルDJトウワ・トウワが加入したのはその2年後。この初アルバムからの“Groove Is In The Heart”が全米ポップ・チャートで4位まで上昇して世界的にブレイクした。なお、この時期のトウワはネイティヴ・タン周辺でも名を馳せ、ジャングル・ブラザーズのロゴ・デザインを手掛けたり、〈自然の力が大地を駆ける~〉とかラップ(?)したり。


テイ・トウワ 『Future Listening!』 GUT/フォーライフ(1994) 坂本龍一や立花ハジメらとの共演を経ての初ソロ作。ベベウ・ジルベルトやアート・リンゼイら豪華な面々が参加。自然さと人工美が折り重なる“Technova”や“Batucada”のカヴァーなど、ベベウの爽快な歌唱を活かした曲が出色だが、“Son Of Bumbi”がビートルズ“Tomorrow Never Knows”風(某ケミカル兄弟より1年早かった)だったり、ララージのカリンバが秀麗に響いたり、異国情緒と未来感覚の同居はこの頃から手慣れたものだった。リミックス盤『Future Recall!』にはマスターズ・アット・ワークらを起用。


リミックス盤『Future Recall!』(GUT/フォーライフ)


SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE 『SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE』 イーストウエスト(1997) 前作で開けていない引き出しを開陳する意図があったのか、全体的な風情はヒップホップ・ベース。ストレッチ・アームストロングをDJに据えたファット・ビーツで始まり、パトリース・ラッシェン“Forget Me Nots”のボトム太めなカヴァー(トウワ+森俊彦=SP 1200によるDJプレミア風のリミックスも格好いい)やランDMCなどの断片も聴こえるドリルンエレクトロ“Hyp”など、小粋で空疎なジャケが皮肉に思える仕上がりだ。Disc-2にはバリの自然音が60分!


Toshihiko Moriの99年作『PLA-NETALY FOLKLORE』(イーストウエスト)

テイ・トウワ 『SOUND MUSEUM』 イーストウエスト(1997) バハマディアのラップも聴ける歌モノの最高峰“Happy”(コーラスにはケリー・プライスも!)をはじめ、無名時代のモス・デフをビズ・マーキーと共に迎えた“BMT”、さらにはカイリー・ミノーグやアメール・ラリューらも登場し、ホール&オーツ“Private Eyes”のカヴァーで結ぶなど、適度にソリッドながらもキャッチーな聴き心地。漫☆画太郎の脱力アートワークも秀逸なリミックス盤『Stupid Fresh』では、DJダイ、クラスト、さらにドリーム・ティーム(!)とエッジーな人選で次作を予告。

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