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インタビュー

Gwen Stefani(2)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年11月25日 16:00

更新: 2004年12月02日 16:28

ソース: 『bounce』 260号(2004/11/25)

文/ヤマダ ナオヒロ

〈HARAJUKU GIRLS〉??

 ところで、アルバム・タイトルとなっている『Love. Angel. Music. Baby.』は、「オシャレやお洋服が大大大好き!」なグウェンみずからがデザインを手掛けるファッション・ブランド〈L.A.M.B.〉のフル・タイトルでもある。そもそも〈LAMB=ラム〉とは、彼女が16歳のときに亡くしてしまった愛犬の名前だったとか。

「そのアルファベットから発想を広げたら〈Love Angel Music Baby〉という言葉が出てきたの。それでずっとそういうタイトルの曲を作りたいと思ってたんだけど、それがいまの自分のヴァイブでもありテーマだから、思い切ってアルバムのタイトルにしたのよ」。

 ここで気になるのが、今作のもう一つのキーワード、〈HARAJUKU GIRLS〉なるフレーズ。アルバム収録曲のタイトルであると同時に、その他でも随所に登場するこのフレーズは、まさに日本大好きなグウェンならではの発想だ。

「96年に初めて来日したときは、もう単純に〈ウワァ~オ!〉って感じでオドロキだったのよ! トーキョーっていうジャングルのなかでも、原宿は特にほかにはないインディヴィデュアルな場所で大好きなの。みんなのファッションも自己主張が強いし、たくさんインスパイアされたわ。〈ハラジュクガール〉って響きも気に入ってるしね」。

 また、リンダ・ペリーとの共作であるシングル曲“What You Waiting For?”のプロモ・クリップにも注目したい。途中、〈不思議の国のアリス〉に扮するグウェンが、涙ながらに数々の困難を乗り越えていくシーンがあり、歌詞にも、ポジティヴな自分と、その状況の変化に対する不安やネガティヴな自分の両面が描かれている。

「あのプロモ・クリップは、監督(フランシス・ローレンス)に〈アリスのイメージでいこう〉って言われて、ワタシもそれがピッタリだと思ったの。シュールな世界とそこに迷いこんで戸惑ってる女の子っていうシチュエーションが、自分に近いと感じていたし……涙の海に溺れたり、自分が大きくなっちゃって家に入れなかったりとかね。あとは自分がトーキョーに来るたびに、まさにアリスがワンダーランドに来たような気分になるしね」。

 とはいえ、今回のアルバムでは「自分のなかでやりたかったことのイメージや、伝えたかったアイデア以上のものが出せた」と、彼女は不安さもネガティヴさも皆無に語る。チャンスは逃さず、やりたいことは確実にやりとげる! そんなポジティヴな魅力タップリなグウェンを、ここまで成長させた要素/環境とは一体?

「まずは家族ね。両親が自由に育ててくれて、やりたいことをどんどんやらせてくれたから。そしてノー・ダウトの仲間。いつもクリエイティヴでいられて、お互いにケアし合えるイイ関係だから。彼らは第2の家族よ」。

 みずから〈一つのことでは満足できないタイプ〉と言い切り、そうして〈もっともっと〉と求めた結果、〈現在の自分〉があると自信を持って語るグウェン。だが、そういった生活を続けていけるのも「リスナーのみんながワタシを支えてくれてるからよ。本当にありがとう!」と感謝の意も忘れておらず、さらにこの先欲しいものは?の問いにも「お金で買える〈モノ〉よりは、なにか作品を作る〈喜び〉を得られるほうが嬉しい」と、慎ましさ極まりない答え! セレブ的存在と見られる彼女だが、その内側には、古き良き〈大和撫子〉ばりに謙虚なハートがドッカリと構えているのだ!

「あと……いずれは赤ちゃんが欲しいわ」。

 飾らず気取らず100%ピュアに、そして前向きにガンガン進んでいくグウェン。これからも多方面に活躍して、グウェンちゃんらしさ爆発の〈大和撫子七変化〉で、ボクらをドキドキ&ドギマギさせちゃってチョーダイ!!

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