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エミール・ギレリス『グリーグ: 抒情小曲集』LPレコード 2025年10月中旬発売

ギレリス

超優秀録音を新時代の音質で! ギレリスの名盤グリーグが大好評「オリジナル・ソース・シリーズ」で登場

輸入盤LPレコード


エミール・ベルリナー・スタジオスが、最先端のピュア・アナログ技術を駆使して、オリジナルのマルチ・トラック・テープから伝説的な名盤をリマスター
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

【曲目】
エドヴァルド・グリーグ:抒情小曲集
[Side A]
1) アリエッタ 作品12の1、
2) 子守歌 作品38の1、
3) 蝶々 作品43の1、
4) 孤独なさすらい人 作品43の2、
5) 音楽帳 作品47の2、
6) メロディ 作品47の3、
7) ノルウェーの踊り:ハリング 作品47の4、
8) 夜想曲 作品54の4、
9) スケルツォ 作品54の5、
10) 郷愁 作品57の6
[Side B]
1) 小川 作品62の4、
2) 家路 作品62の6、
3) バラード風に 作品65の5、
4) おばあさんのメヌエット 作品68の2、
5) あなたのおそばに 作品68の3、
6) ゆりかごの歌 作品68の5、
7) 昔々 作品71の1、
8) パック 作品71の3、
9) 過去 作品71の6、
10) 余韻 作品71の7

【演奏】
エミール・ギレリス(ピアノ)

【録音】
1974年6月 ベルリン

オリジナル・ソース・シリーズ

ドイツ・グラモフォンのアナログLP「オリジナル・ソース・シリーズ」をお勧めします!
※ 一部タイトルにつきましては既に品切れ、入手困難となっているものもございます。お求めはお早めに。

輸入盤LPレコード






ドイツ・グラモフォンが最高の状態のマスターから最高品位のLPレコードを制作する「オリジナル・ソース・シリーズ」を立ち上げた。
第1弾は(1)クライバー指揮ウィーン・フィル/ベート-ヴェン:交響曲第7番、(2)カラヤン指揮ベルリン・フィル/マーラー:交響曲第5番、(3)アマデウス四重奏団&ギレリス/シューベルト:ピアノ五重奏曲《ます》、(4)アバド指揮ロンドン交響楽団/ストラヴィンスキー:《春の祭典》の4タイトル(筆者は4のみ未入手)。
とにかく鮮度の高い音だ。筆者はまず(3)に針を降ろして、その生々しさに驚嘆した。これまでに聴いたLP、CDにも増して、アマデウス・メンバーの迸るような弓の走り、コントラバスの鮮烈なリズム、ギレリスの清冽で力強いピアノに息を呑んだ。ここまでくると歴史的名演のナマに立ち会うのと同じ「体験」である。
(1)は、まさにCDのネイキッド・バージョンだ。音に潤いがあり耳に快いのはCDだが、お化粧抜きの今回のLPは音の立ち上がりのスピードが圧巻!名門ウィーン・フィルのメンバーが能力の限界ギリギリまで攻めた演奏をしているのが目に見えるようだ。
(2)は冒頭のトランペット・ソロから音色の輝き、緊張感が凄く、続いて現れるオーケストラの総奏のド迫力、色彩の爆発に圧倒される。カラヤンがこの録音に賭けた本気度が音からひしひしと伝わってくる。CDは豊かさと安定感のある音にマスタリングされていた。
これらは元々1970年代の4チャンネル録音で、これまでのLPやCDは2チャンネルにトラック・ダウンした二世代目のアナログ・マスターを用いていた。今回は世代を遡った4チャンネルのオリジナル・マスターをそのまま使い、高品位のアナログ・プロセスで2チャンネル化し、カッティングしたという。つまり一切デジタルで洗われていない、アナログそのもののサウンドが鳴り響いているのだ。すべての音楽ファンに心からお薦めしたい!(板倉重雄/intoxicate vol.164より)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP アナログレコード

掲載: 2025年09月11日 00:00