パッパーノ&ロンドン響 『ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番&第9番』 SACDハイブリッド 2025年9月下旬発売

パッパーノとロンドン響、ヴォーン・ウィリアムズ交響曲チクルス第2弾!
「最も祝福された慰めの音楽」5番と最後の交響曲9番
SACDハイブリッド
■作品詳細
首席指揮者パッパーノとロンドン響の新譜はヴォーン・ウィリアムズ・チクルス第2弾! 激しく狂暴な4番と6番(LSO-0867)に続く5番と9番のカップリング。
5番は第二次大戦下、連合国完全優勢とはいいがたい1943年に発表されました。過酷な状況のなかこの曲は「天界の音楽」(マイケル・ケネディ)、「最も祝福された慰めの音楽」(サー・ネビル・カーダス)と評され戦下の人々に感銘をあたえました、バニヤンの寓話文学「天路歴程」のオペラ化と並行して作曲されていたため「天路歴程」から少なくない引用があります。
また表題性のなぞを指摘されていた9番はトマス・ハーディの名作「テス」のクライマックスである処の、ヒロイン・テスが殺人を犯しストーンヘンジに身を隠し逮捕、処刑される、その部分がなんと2楽章で描写されている、と碩学アラン・フロッグリーは述べており(ミュージック・アンド・レターズ誌1987年1月号)、イギリス文学ゆかりの2曲の粋なカップリングとも申せます。
パッパーノも絶好調でヴォーン・ウィリアムズの交響曲の新たなスタンダードの誕生、イギリスものを演奏した時のロンドン響の味のある弦の音色も絶品です。
(LSO LIVE)
■収録曲
ヴォーン・ウィリアムズ:
交響曲第5番 ニ長調
交響曲第9番 ホ短調
【演奏】
サー・アントニオ・パッパーノ(指揮)
ロンドン交響楽団
【録音】
2024年4月17日(第5番)、2024年12月15日(第9番) ロンドン、バービカン・ホール
収録時間:74分43秒
SACD層:Stereo / Multi-ch
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カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2025年08月14日 14:00