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アントニーニ&バーゼル室内管 『ルイージのために ~ハイドン:交響曲第13番、第16番、第36番、ヴァイオリン協奏曲』 2025年8月22日発売

ハイドン

ハイドン初期ならではの着想の瑞々しさ! HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズ Vol.17

CD

※国内仕様盤解説日本語訳…白沢達生

■作品詳細

交響曲という曲種の黎明期から18世紀末まで107曲もの作品を書き「交響曲の父」と呼ばれるハイドン。その全てを作曲家生誕300周年の2032年までに実演・録音するジョヴァンニ・アントニーニ指揮のHAYDN 2032プロジェクト第17弾では、後期作品を集中的に取り上げた前作(ALPHA698/国内仕様盤NYCX-10495)から一転、みずみずしい才気を感じさせる作曲活動初期の作品群に出会えます。
表題の「ルイージのために」とは併録作であるヴァイオリン協奏曲第1番の手稿譜にある言葉で、これはハイドンと同じく1761年、エステルハージ家の楽団拡張計画で同家に雇われたイタリア人のヴァイオリン奏者ルイージ・トマジーニのこと。彼らを雇ったエステルハージ侯爵パウル2世アントンのもと若き作曲家が続々生み出した交響曲には、トマジーニら優れた腕前を持つ楽団員のためのソロも積極的に盛り込まれ、このアルバムの収録作でも随所でその魅力を味わえます。
前世代のヴァーゲンザイルやモンなどの交響曲に通じる最新書法と古風な教会音楽作法のせめぎあいも興味深く、楽章構成もまちまちで聴きどころに満ちた作品の魅力を、古楽器演奏のプロフェッショナルを多数ゲストに迎えたバーゼル室内管弦楽団がメリハリの利いた解釈で十全に伝えてくれます。
(ナクソス・ジャパン)

■収録曲

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
1-4. 交響曲 第36番 変ホ長調 Hob. I:36
5-7. 交響曲 第16番 変ロ長調 Hob. I:16
8-10. ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調 Hob. VIIa:1 「ルイージのために」
11-14. 交響曲 第13番 ニ長調 Hob. I:13

【演奏】
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
バーゼル室内管弦楽団(古楽器使用)
ドミトリー・スミルノフ(ヴァイオリン独奏[8-10])

【録音】
2022年10月9-13日 スイス、バーゼル、ドン・ボスコ
収録時間: 74分

ジョヴァンニ・アントニーニ/HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズ










バーゼル室内管弦楽団

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2025年05月08日 16:30

更新: 2025年08月19日 17:30