特集:ポップス黄金期深堀りコンピレーション

洋楽良質コンピレーションをご紹介!
洋楽ファンの心を掴むセレクトと編集でお馴染みのレーベル〈TEENSVILLE〉〈GRAPEFRUIT〉のコンピをはじめ、英国の名門レーベル〈ACE RECORDS〉、ワーナーミュージックによる人気シリーズ〈Nuggets〉等、洋楽クラシックの痒い所、ポップス黄金期を深堀りできるコンピレーションを一部ご紹介!
TEENSVILLE
毎回その内容の素晴らしさで人気のレーベルTEENSVILLE。60sポップ、ソフト・ロック、サンシャイン・ポップ、バブルガム・ポップ、バロック・ポップのキラーなど、レアでオブスキュアな初CD化音源や、サブスクには無くコンピでしか味わえない楽曲も多数ピックアップしています。
ヒア・イズ・マイ・ハート - 60sボーイズ&ガールズによるレア・ティーンポップ・ソングス
今回は1963-69年に制作された全てのボーイズ&ガールズに送るティーンポップ集! 今回も全てが初CD化となる、ティーンポップならではの明るく弾けるような歌唱とサウンド、当時のティーンのリアルな心に寄り添うような歌で彼ら彼女らの気持ちを弾ませたレア&優れた楽曲だらけの全34曲。トップチャートには入らなかったものの今聞けばその完成度の高さに驚くばかりの楽曲が詰まっています。ティーンヒットを狙って作られたこれらの楽曲はよりキャッチーなアレンジやシンガーの歌声を際立たせるようなサウンド・メイキングが施されたものが多いといえるかもしれません。ジュークボックス用の小銭を用意して、あの子が来ているかもしてないモルトショップへ向かったボーイズ&ガールズたちの埋もれた甘酸っぱいプレイリストです。
![]()
GRAPEFRUIT
英国ポップ/サイケ好きから信頼を寄せるレーベルGRAPEFRUIT。ブリティッシュ・サイケやプログレ、ハードロック、サンシャイン・ポップ等をはじめ、USバブルガム・ポップ等、アンダーグラウンドなシーンの埋もれた音源をまとめる名門。UKシーンを中心に、コンピレーション以外の作品も数多くリリースしています。
ACE RECORDS
大人気の作曲家別コンピ、ソングライター・シリーズで知られる英国の名門再発レーベル〈ACE RECORDS〉。各アーティストが手掛けた膨大な楽曲の中から、他のアーティストへの提供楽曲等を含めた幅広いセレクトで、よりアーティストのソングライティングに深く触れる事のできるコンピを多くリリースしています。また傘下のレーベルである〈KENT〉からはソウル好きには溜まらないコンピが続々登場。
Paul Weller Presents: That Sweet Sweet Music
ソウル・ミュージックへの愛を語ってきたポール・ウェラーが、自らキュレーションしたソウル・コンピレーション・アルバム『Paul Weller Presents That Sweet Sweet Music』が名門〈ACE RECORDS〉からリリース。彼のお気に入りのソウル・ミュージック26曲が収録、そのほとんどはウェラー自身のレコード・コレクションにある楽曲。ポール・ウェラーのファンは勿論、ソウル・ミュージック好きから洋楽良質コンピレーション好きまで注目の作品。
![]()
〈ACE RECORDS〉ソングライター・シリーズ特集はこちら⇒
Nuggets
山下達郎氏が監修・選曲を務めた人気の<ドゥー・ワップ>シリーズ等、60年代の良質なポップス、オールディーズ、ガールズポップ、ロックンロール、ソフトロック、フォーク、ガレージ/サイケをテーマ毎に詰め込んだ鉄板コンピレーション「ワーナーミュージック・ナゲッツ」シリーズ。無名ながら現在聴いても心踊る日本初・世界初CD化曲も満載。
OLDAYS RECORDS
アーティストを深く知る事ができるルーツ&カバー楽曲集、ジャンルの背景を読み解くシリーズにオールデイズ・アルバム・ガイドなど、幅広いテーマと企画によるコンピレーションを続々リリースするOLDAYS RECORDS。中には大ヒットを記録したロングセラー作品も!オールディーズ以外にも様々なジャンルと嗜好のリイシュー作品も毎月リリースしています。
シティポップと僕らの音楽:気分はバック・ストリートを歩きながら
夜空にきらめくシティポップの礎となった、旧来の音源に光を当てるシリーズ。ついに最終楽章が完成!
眩い光の中、燦然と輝くシティポップ。世界を圧巻し、もはや定番となったその音楽性の礎になった旧来の音源たち。好評だった前作・前々作が体系的に掘り下げたものだったとすれば、今回は五目味的により広範囲に迫ることができた。冒頭、松任谷正隆、横山剣を虜にしたM1で物語は始まり、坂本龍一と大貫妙子に影響を与えたM2を経て、展開はワールドワイドに進む。山下達郎がカバーした曲のタイトルはそもそもM7だった。杉真理の「恋のかけひき」の歌詞に登場するクリフ・リチャードのヒット曲とおぼしきM10、その師匠たる大瀧詠一作の「風立ちぬ」を彷彿させるM11と続く。後半部はそのバンド名の由来になったM14を皮切りに、南佳孝・稲垣潤一らにも言及、松任谷由実のラテン感覚の拠りどころの1つとなったM18、村田和人に捧げる20,21で終幕を迎える。ボーナス曲では、ブレッド&バターがカバーしたM22の他、縦横無尽に角松敏生にも触れ、竹内まりやがらみの曲も2曲収録することができた。企画:山本誠一、選曲&解説:丸芽志悟 (Fine Vacation Company)
![]()
バンザイ・エレキ・ロック:ニュー・エレキ・ダイナミカ2025
エレキ・ブーム60周年記念「夏だ!エレキだ!サーフィンだ!」
1965年ベンチャーズの来日公演をキッカケに日本中の若者がモズライトのエレキ・ギターを手に取りエレキ・ブームが巻き起こった。そのブームから今年で60年を迎える。今回、世界に発信された1970年代の日本の伝説のエレキ・インスト会報誌「New Eleki Dynamica」が2025年に復活!新たな会報誌と共にコンピレーションをリリース!監修・選曲:New Eleki Dynamica!!
![]()





