辻井伸行 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番“ハンマークラヴィーア”,遥かなる恋人に 初回限定盤/通常盤 2024年11月29日発売
ピアニスト、辻井伸行が壮絶かつ難易度の高い「ハンマークラヴィーア」に再び挑む!
ドイツ・グラモフォン・デビューアルバム、日本先行発売!
【タワレコ特典】先着:A5クリアファイル
初回限定盤 / 通常盤
「ハンマークラヴィーア」は、辻井が2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝した際に披露した作品で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲中、技術的にも、頭を使う点でも、そしてその規模からしても演奏者にとって最も難しい作品の一つ。辻井は「長尺な曲なので、集中力を維持するのが大変でした」と言う。「レコーディングの準備には多くの時間を費やしました。特に苦労したのは第3楽章です。音楽を自分のものにすることも含め、演奏すればするほどその深さを感じるようになりました。ベートーヴェンの境遇は、僕自身の経験と重なる部分があります。彼は聴力を失いながらも、このソナタのような素晴らしく、かつ難解な作品を残しました。だからこそ、私はベートーヴェンへの敬意を持って取り組んだのです」
リストが1816年にソロピアノのために編曲した連作歌曲集「遥かなる恋人に」のレコーディングに備え、辻井は6曲の詩を音楽同様、深く掘り下げた。「詩に心打たれたのです。この表現力豊かな歌曲集と《ハンマークラヴィーア》は良い相乗効果を生むに違いないと思ったのです」と辻井は語っている。
辻井伸行 (ピアノ) Nobuyuki Tsujii, piano
2009年「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。2011年、ニューヨークのカーネギーホール主催公演のリサイタルで驚異的な大成功を収め、以後定期的に同ホールの主催公演に招聘されているほか、ロンドン、ウィーン、パリ、ミラノなど、世界の主要都市でのリサイタルやオーケストラとの共演はいずれも高い評価を受け、欧米の主要コンサートホールや主催者からの出演依頼が数多く寄せられている。また、著名な指揮者や世界的オーケストラからも高く評価されており、ユロフスキ指揮ロンドン・フィル、ケント・ナガノ指揮ハンブルク・フィルなど、著名オーケストラの日本ツアーのソリストに数多く抜擢されているほか、欧米の一流オーケストラの定期公演にもたびたび招聘されている。2024年以降もニューヨーク、ロンドン、パリ、シドニーをはじめとする主要都市での公演や世界的オーケストラとの共演が数多く予定されている。18年から〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー。また、2024年4月にはドイツ・グラモフォン社と専属契約を結び、多くのレコーディングが予定されるなど、日本を代表するピアニストとしてさらなる飛躍が期待されている。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ベートーヴェン/リスト編曲:連作歌曲集《遥かなる恋人に》Op.98 / S.469
1)第1曲:丘の上に腰をおろし
2)第2曲:灰色の霧の中から
3)第3曲:天空を行く軽い帆船よ
4)第4曲:天空を行くあの雲も
5)第5曲:五月は戻り、野に花咲き
6)第6曲:愛する人よ、あなたのために
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
7)第1楽章:Allegro
8)第2楽章:Scherzo. Assai vivace
9)第3楽章:Adagio sostenuto
10)第4楽章:Largo – Allegro risoluto
辻井伸行(ピアノ)
録音:2024年7月 ベルリン、テルデックス・スタジオ
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カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020
掲載: 2024年09月27日 18:00