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ピンク・フロイドのニック・メイソン(Nick Mason)、ソロ・コレクションが3枚組ボックス・セットで登場

Nick Mason


ピンク・フロイドの創設メンバーでもあるドラマー、ニック・メイスン。フロイドだけではない、アナザー・サイド・オブ・ニック・メイスンを知ることが出来る貴重なソロ・コレクションが3枚組CDボックス・セットでついに発売!ピンク・フロイドの創設メンバーでもあるドラマー、ニック・メイスン。ピンク・フロイドのメンバーとしての活動だけでなく、2018年からは自身のバンド、Nick Mason’s Saucerful of Secretsを率いてツアーも行ない、大きな評判を集めているが、その彼のソロ作品が、初めて一つになる!『UNATTENDED LUGGAGE』と名付けられた、このCDボックス・コレクションには彼がこれまでリリースしてきた3作のソロ・アルバムがクラムシェル・ボックスに収録されている。

CD1は、彼が1981年に発表した初ソロ作『FICTITIOUS SPORTS』。ロバート・ワイアットや、カーラ・ブレイなど多くの豪華ゲストが参加したことも話題になったアルバムである。CD2には、10ccのギタリスト、リック・フェンとのコラボレーション作でもある『PROFILES』。1985年にリリースされた時は、”メイスン+フェン”名義だったこの2作目のソロ・アルバムは、収録曲の大半がインストゥルメンタル曲となっているが、僅かな例外である“Love For A Lie”では、マギー・ライリーとピンク・フロイドの盟友、デイヴ・ギルモアがヴォーカルで参加しているほか、“Israel”ではUFOのキーボーディリスト、ダニー・ペイロネルがやはりヴォーカルを務めている。

CD3には、1987年に発表された映画『WHITE OF THE EYE』のサウンドトラックを収録。前作に続き、リック・フェンと組んだ本作がCD化されるのは今回が初めてとなる。自身のソロ作品について、ニック・メイスンはこう語っている:「これらの作品は、私の音楽的人生で重要な位置を占めている。『FICTIOUS SPORTS』は、マイク・マントラーやカーラ・ブレイ、そしてロバート・ワイアットらのプロジェクトに参加したことから生まれたものであり、ウッドストックのグロッグ・スタジオで彼らの紹介された素晴らしいミュージシャンたちに負うところも大きかった」さらにこう続ける。「『PROFILES』と『WHITE OF THE EYE』は、リック・フェンと一緒に手掛けた広告の為の音楽や短編ドキュメンタリーや映画のサウンドトラックなどの仕事の延長から発展し、出来上がったものだ」またこれらの作品を一つにしたボックスセットをリリースすることについて、彼はこうも語っている:「(発売から)30年以上経って聞き直してみたが、再発の為に音質が向上しているのは嬉しく思うよ。今やレアなものとなっているオリジナルのアナログ・ヴァージョンのマーケットを邪魔するぐらい今作が売れてくれるといいなと思っているよ!」

ピンク・フロイド、『Relics』(1971)と『Pulse (Live)』(1995)の2作が2018年最新リマスターでLP化>>>

タグ : リイシュー ロック復刻&発掘 プログレッシブロック (Progressive Rock)

掲載: 2018年07月26日 10:46

更新: 2018年07月26日 12:30