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ディセンダント / ダヴ・キャメロン、他
ディセンダント
ダヴ・キャメロン、他
ヴィランズ好きなら絶対チェックするべし。「ディズニーに登場するキャラクターに10代の子どもがいたら?」という設定が面白い新しい切り口の映画。ありがちなヒーローやプリンセスではなく、悪役が主人公だからこそのクールな音楽や激しいダンスシーンもめちゃくちゃカッコイイ!
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(全158件)
グラビティー
Bei Xu
久々にこの名前を目にして驚いた。2000年代後半にはよく聴いたもんだが、新作を聴ける日が来るとは思ってなかった。包み込むようなあたたかい歌声は変わらないようで、やわらかい深みが増したように思う。久々に嬉しいヴォーカル盤と出会った。
We Speak Luniwaz (The Music of Joe Zawinul)
Scott Kinsey
ザヴィヌルの家族も認める愛弟子によるトリビュート盤ってことで注目も高め。ベースに流れる師匠の楽曲の良さをきちんと保持しつつ、作り変えられていく新しさ。聴き馴染みのある曲たちなのにこんなに印象が変わるとまた面白い。オリジナルに近いカヴァーが好きなタイプの人にはちょっと向かないかも。
Beautiful Bamboo-Flute
山本邦山
日本民謡×山本邦山+原信夫とシャープス・アンド・フラッツ!ロックやワルツ、グルーヴィーに上手いこと化けてるもんだから全体的には民謡っぽさがあんまりなくて、斬新さが光る。日本の作品なのに輸入盤仕様の逆輸入デジパックだった。
Remembering U
Jimmy Cobb
モダン・ジャズの生き証人ことジミー・コブの作品であるだけで注目なのは間違いないが、このアルバムのうち3曲に2018年に亡くなったロイ・ハーグローヴの演奏が収録されているなんて。しかもこの録音が生前最後の録音らしい。ピアノには海野雅威が参加しているし、非の打ち所のない傑作。
Caught In The Groove
Nils (Jazz)
ニルスのリリースは2年振り?U-Namとかが日本でも知られてきた分、ちょっと影が薄くなってしまったというか、いわゆる昨今にありがちなスムース・ジャズのギターだから、楽曲構成的にも他と同じようなテイストに聴こえてしまうのがもったいないかなぁ。
The Unique
Sidney Bechet
アーリー・ジャズ好きとして、これは嬉しい復刻!軽快な楽曲にシドニー・べシェの演奏と、楽曲によって違うトランペットの音色が絡み合って生まれる音色が気持ちを解してくれるような。アナログで聴くとより味が出て良いなぁ。
The Unique<限定盤>
CDで聴くとやっぱりちょっと音質が気になっちゃうアーリー・ジャズ。でも良いものは本当に良い。シドニーの軽快でちょっと高めの音域の伸びやかさとしっかり足元を固めるリズム隊。ボーナス・トラック付きのこの復刻は嬉しい1枚。
Passion Flower: The Music of Billy Strayhorn
John Di Martino
最近だとラウル・ミドンの作品にも参加してたみたいだけど、ヴィーナスのものも含めてマルティーノ自身の名義でリリースするのはかなり久々かな?過去にはビートルズやMJのカヴァーも出していたし、魅力的な聴きやすいアレンジは秀逸。
アゲインスト・エンパイア
Bill Laswell
フリー・ジャズって言われると難しいことやってそうだし、どう聴いていいのかわかりづらいけど、とりあえずこの作品に関しては豪華すぎるメンバーからチェックしたい。内容自体は70年代〜80年代頃のマイルスっぽい感じ。
The Source (Mint Pak)<限定盤>
Tony Allen
R.I.P Tony Allen。トニーの訃報を知って改めてチェックしたブルーノートのデビュー作。賑やかなホーンセクションも独特なブラック・リズムも、聴きながら思わず体が動いてしまう。弦の音はブルーノートっぽさもあって絶妙なマッチ。
シャングリ・ラ
Robert Maxwell His Harp And Orchestra
エスニックというかエキゾチックというかなんというか、幻想的な楽曲の中に響き渡るマックスウェルのハープの音色の浮遊感が実に美しい。バックのオーケストラがよりハープの音を引き立てていて、初めて聴いたが聴き応えアリ。
モダン・アート
Art Pepper
“哀愁のアルト”って言われてるけど、このアルバムでしっとりめなのはTr.1・Tr.2・Tr.8だけで、実は真ん中のあたりって軽快でキャッチーな感じだったりする。アート・ペッパーの魅力を聴くのにオススメしやすい1枚。
サーフ・ライド
タイトルもジャケットもピッタリな軽快さ!ウエスト・コースト・ジャズらしい洒脱で爽やかなアート・ペッパーのデビュー作。“哀愁”と評されることが多い中で、これだけはまったく異なる印象。チェットと組んでいたラス・フリーマンやハンプトン・ホーズが参加してるのも聴きどころ。
ジョイア
平賀マリカ
ラテン・スタンダードだろうが、変わらないのはしっかりと〈平賀マリカの色〉が出ていること。美しい高音ももちろん素晴らしいが、少し低めの温かみがある声色が好きだ。ハクエイ・キムの名前も大きく出ているが、2010年前後のような鋭い勢いは正直感じなかったのが残念なところ。
ザ・トシコ・トリオ
秋吉敏子
リズム隊がポール・チェンバースとエド・シグペン。録音当時、超売れっ子だったであろう2人に尻込みすることなく、自分のやりたい音楽表現をしっかりと持ってぶつかっている様子がタッチの気迫から感じ取れる。美しさと崇高さが現れているような。これでアメリカにデビューしたんだから世界が驚くわけだ。
タッチダウン +1<生産限定盤>
Bob James
この時代の作品はどれを取ってもまずメンバーが豪華すぎる。中でもこれは、その後の色々なコラボのキッカケとなった全面的にアール・クルーのアコースティック・ギターがフューチャーされていて、とても爽やか。真夏ってより初夏の暑くなってきた頃にさらっと聴きたい。
Parting Shot
Steve Khan
ラテン色のアルバムでサウンドの雰囲気はとても良いんだけど、ドラムがデニス・チェンバースなだけあって音数がめちゃくちゃ多い(苦笑)ラテンってだけでそれなりに音パーカッション的に音数が増えるのに、カーンやジャクソンとのバランスを考えるとちょっと騒がしい感じかも。
イエロージャケッツ<完全生産限定特別価格盤>
Yellowjackets
来日公演が中止になってしまったので、デビュー作を改めて拝聴。これもトミー・リピューマのプロデュースで、ゲスト参加のロベン・フォードが大きくフューチャーされてるギター・サウンドが特徴的。全盛期のフュージョンの中でも西海岸の洒脱感がクールで良いね!
ガール・トーク
ヤマ&ジローズ・ウェイヴ
このアルバムをいわゆる"小粋なスタンダード集"で終わらせてはいけない。こんな美しいTr.1「追憶」聴いたことないくらいの秀美。軽快でスウィンギーなTr.3「風と共に去りぬ」Tr.6「そして今は」も素晴らしいことは間違いないが、やはりバラードとじっくりと聴き入りたい作品。
ココズ・ブルース
和田直カルテット、他
日本一のブルース・ギターここにあり!これが初リーダー作、実に完成度が高い。タイトルは、和田さんが経営してたジャズクラブの名前が"ココ"だったよね、確か。ケニー・バレルっぽさのある、黒系のブルージーさと、本田さんの入り組んだピアノの歯車がピタリと合った感触が良い。
ソウル・トマト<完全限定生産盤>
宮坂高史クインテット
力強さも勢いもあるくまさんの豪快なドラミングに負けじと繰り広げられるその他の楽器のダイナミックなプレイ。高い熱量の濃度がたまらない。そんな中のTr.2「Dear "Toshi"」で井上さんがブリブリ聴かせるバラード・テナーも濃厚で素晴らしい。
フー・ケアズ
水橋孝カルテット
聴く前はジャケットだけでちょっと渋めかも?と勝手に思い込んでいたもんだから、Tr.1からめちゃくちゃギャップで最高にスウィンギーだし、聴きやすい。よく考えたらガーシュウィンで始まるんだからそれもそうか(笑)中盤のオリジナルはイメージ通りのちょい渋だけど、Tr.6「ブルース・フォー・アンドリュー」が締めに明るくて良い。
グリーン・キャタピラー
今田勝トリオ+2
今田さんの"幻の名盤"と呼ばれるこの作品。他の有名作品がフュージョンの解放的なイメージの作品だからか、ゴリゴリなジャズで驚いた。若い頃の渡辺香津美さんが参加してるのも貴重な気がするけど、この頃のTBMには結構参加してるんだよね。
ザ・リターン
Adam Dunning
洒脱で程よく力の抜けたとても良質な休日音楽。Tr.1の冒頭オーケストレーションが空間を広げてくれるような印象から始まって、風通しの良い場所でゆったり座って聴きたくなるようなサウンド。曲名と曲の雰囲気がピッタリなのも◎
コンプリート・ストーリーヴィル・レコーディングス
Lee Konitz
R.I.P リー・コニッツ。50年代ストーリーヴィルの音源がコンプリートで濃厚なコニッツ・サウンドが凝縮されていて最高なのはもちろんのこと、国内盤初収録の別テイク6曲でアプローチの違いを楽しめるのも嬉しい。ピーター・インドのベースが絶妙。
Friday The 13Th
Stephen Riley
ステファン・ライリーのブレス多めな音色の絡み合う冒頭からカーク・クヌフクのトランペットがとても自由にプレイしていくのも良い。モンクやモーガン、コール・ポーターのカヴァーで楽曲自体はよく知られたものが揃ってる。
Keep It to Yourself
Laura Ainsworth
日本では他の作品が先に発売してたけど、これが1stらしい。Tr.3「April Fooled Me」のクラシカル・テイストな歌唱も良さの1つ。伸びがあるだけじゃなく、声にしっかりと芯があるのがローラの大きな魅力。
ミスティ
山本剛トリオ
和ジャズ史に残るTBMレーベル屈指の超大名盤といえばこの作品でしょう!!表題曲は作曲したエロール・ガーナーの名演に並ぶと称されるピアノの音色の美しさ。その他も楽曲もスタンダード揃いで軽快でメロディックなタッチとスウィング感が楽しめる最高の1枚。
ファーストアルバム(仮)
アップアップガールズ(仮)
ハロプロエッグをクビになった7人が集まって夢に向かって這い上がり始めた創世記の楽曲が詰まった1stアルバム。Tr.1にはライブやイベントでお馴染みの「overture」が入ってるのも嬉しい。Tr.15に楽曲をたくさん書いてくださっているPandaBoYさんのリミックスが入っているのも楽しい!
サムネイル (Type A) [CD+DVD+フォトブック]
AKB48
シングルが6曲も入ってこの時期のベスト的なアルバム。次世代が前にどんどん出てきて、これまでと雰囲気が変わった感じ。Type Aで嬉しいのはなんといっても岡田奈々ちゃんのソロ曲「コイントス」が入っていることでしょう!なぁちゃんの声、好きなんですよね。
天空の楽園
小野塚晃
80年代黄金フュージョンのようなTr.1で始ま流のでゴリゴリ系か?と思いきや、Tr.2ではアコースティック強めでスムースに。Tr.5のグルーヴと、1枚で小野塚さんの色んな面が聴ける。Tr.6の表題曲の浮遊感のあるスムース・サウンドがお気に入り。
峰
峰厚介五重奏団
伝説のテナー、峰さんのTBM1作目。でも今作ではアルトとソプラノの持ち替え。まずジャケットのインパクトが凄い。若さ弾ける瑞々しい演奏。Tr.2「アイソトープ」のスウィング感とTr.3「ドリーム・アイズ」のメロウ・ムードの市川さんのエレピが心地良い。
ゴー・オン
ジョージ大塚クインテット
追悼 ジョージ大塚。ジョージ大塚がTBMからリリースした1作目で、若かりし日本のウェイン・ショーターこと山口真文と大野俊三が参加しているのも注目点。Tr.1「ゴー・オン」のパワフルさも素晴らしいが、聴きどころはやはりTr.3「スペース・ドライヴ」最高の躍動感!
いそしぎ~ロニー・アルドリッチ・ピアノ・ベスト
Ronnie Aldrich
これぞ“ザ・イージー・リスニング”というような壮大なストリングスに加えて、固めのタッチでしっかりと弾くロニー・アルドリッチのピアノがわかりやすくメロディラインを教えてくれるので、スタンダードを憶えたい時にはオススメ。
ミスティ~ライブ・アット JAZZ IS
ヴィーナスからは今作も山本 剛 (P)・香川 裕史 (Ba)大隅 寿男 (Dr)のトリオ編成。2019年末で閉店した関内のジャズクラブ「Jazz is」聴き馴染みのあるスタンダードだらけなので、リラックス・ムード全開で気軽に聴きやすい。
identity [CD+DVD]<初回限定盤>
山本彩
本人の歌唱じゃなく、某後輩さんのコンサートで歌われてるのを聴いて、とても素敵な楽曲だったのがTr.1の「Joker」普段J-POPあまり聴かないけれど、壮大なストリングス入りのイントロに始まって、歌詞がめちゃくちゃ良くて好きになった曲。初回はMVとメイキングのDVD付きなのが嬉しい。
L'été Indien & Sommer Souvenirs
Paul Mauriat
2in1の片方はドイツ盤『Summer Souvenirs』の復刻。でもさらなる注目はボーナス・トラックでしょう。ポール・モーリアのソロで「蒼いノクターン」「涙のトッカータ」の2曲が入ってるのはこれだけ。超貴重!
Il Etait une Fois Nous Deux & L'oiseau et L'enfant
Paul Mauriat & His Orchestra
前半には「ベサメ・ムーチョ」「悲しきフェルナンド」、後半には「青春の旅立ち」「サニー」など。その他の楽曲も、もうとにかく名曲がズラッと揃ってて、2in1だけどベストのような内容。それぞれのLPの曲順通りの収録が嬉しい。
Chanson D'Amour & Brasil Exclusivamente
美しさと哀愁を両立させたシャンソン集に、今聴いても洒脱なオーケストレイションのブラジル曲集のカップリング。前半がシャンソンで少し大人しめなのに対して、後半がブラジリアンDE盛り上がってくるのはアルバ2in1の構成としても納得。
New Thing & Black Magic Woman
Percy Faith
この作品でストリングスが聴きたいなら前半の「New Thing」。「Black Magic Woman」は賑やかなので、いつものオーケストラ・サウンドを期待して聴き始めるとびっくりするかもしれない。オルガンやホーン・セクションが鳴り響いてまさに“”黒い”音。
Clair & Joy
1970年代前半の2作のカップリング。表題曲になっているギルバート・オサリヴァンの「クレア」をはじめ、ポール・ウィリアムズの「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」、ミッシェル・ルグランの「夏は知っている」などの名曲がずらり揃って1枚にまとまってるのが嬉しい。
Chinatown & Love Theme From Romeo And Juliet
パーシー・フェイスの中でも美女ジャケと名高い「ロミオとジュリエット」とのカップリングなのに、メインジャケが「チャイナ・タウン」なのはちょっともったいないというか残念というか。哀愁の美しいストリングスに乗せたコーラスも秀逸。
ホイップド・クリーム&アザー・ディライツ
Herb Alpert & The Tijuana Brass
22時過ぎると懐かしくて聴きたくなる「BITTERSWEET SAMBA」ANNのテーマで聴き馴染みある人も多いだろうし、一番ヒットした楽曲でもちろん素晴らしいんだけど、そこで終わってほしくない。ムーディとポップの入り混るブラスサウンドが全編通して心地良い。
Hittin' the Ramp: The Early Years 1936-1943
Nat King Cole
新聞掲載もされていた発表音源も収録された注目盤。解説にもあるように、生誕100周年を記念しているだけあって若かりしコールの初代トリオから網羅されているのは嬉しい。枚数も多いので少々値は張るけれど、未発表の貴重音源も入って7枚も収録されてこの価格は逆に安い。
Confessions
Veronica Swift
素晴らしい音楽センスを受け継いだサラブレッド!伸びのある歌声、嫌味のない抑揚。ベニー・グリーン率いるバックも軽快なスウィングや流れるようなタッチで目立ちすぎず、ヴォーカルをしっかり聴かせてくれる。曲の幅も広くて1枚で何度も楽しめる。
ホワット・ウィ・ガット・トゥゲザー
Brother Strut
最高グルーヴなUKディスコ・ファンク!全体に流れるアーバン・メロウな感じもグッとくるけど、聴いてほしいのはキラーチューンTr.6「デ・ドンデ・エレス?」この1曲があるだけでアルバム1枚がグッと引き締まっている。
ジャズ100年のヒット曲
Various Artists
まだ100年で、もう100年。たった1世紀の間に生まれた名曲の数々がこれ1つにギュッと凝縮。濃厚すぎる25曲は、これから聴いてみたい初心者におすすめするのはもちろん、ジャズ・ファンが改めて名曲を聴き直すのにも便利で良い。
この素晴らしき世界
Louis Armstrong
時代を超えても決して色褪せることのない名曲中の名曲「この素晴らしき世界」は2010年代にもCMソングとして使われたし、ジャズに馴染みのない現代人でもサビは聴いたことのあるはず。サッチモのしゃがれた声と楽器の音があたたかい。
The Art Of Intimacy, Volume 1
Jeremy Pelt
ドラムレスの編成がリラックス感を増してくれる心落ち着く優しいバラード集。タイトル通り、相性の素晴らしい息ぴったりなトリオ。Tr3・Tr4はミュート使ってるけど、無しでもよかったかな。甘いトランペットの音色と絡むピアノとベースが美しい。
I'VE GOT JUST ABOUT EVERYTHING
Laura Anglade
これは良いヴォーカルに出会った!カナダでは既に注目を集めているそうで、物腰の落ち着いたアプローチで聴かせるスタンダードが素晴らしい。これでまだ若干23歳!何も知らずに聴いたら、いやいやもっとベテランでしょって感じ。トラディッショナルな中に垣間見える若さがチャーミング。