ベーシスト、そしてプロデューサーとして、ハービー・ハンコック、ミック・ジャガーなどを初め、数えきれないアーティストを手掛け、グラミー他、多くの音楽賞も受賞してきた奇才、ビル・ラズウェルによる久しぶりのソロ・アルバム!
ハービー・ハンコック(P)、ファラオ・サンダース(Sax)、ピーター・アフェルバウム(Sax)、ジェリー・マロッタ(Dr)、さらにレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス(Dr)や山木秀夫(Dr)まで、超一流が参加したアヴァンギャルドなフリー・ジャズ・アルバム。
【ビル・ラズウェル】
ビル・ラズウェルは、1955年アメリカ、イリノイ州出身のベーシスト&プロデューサー。70年代に入り、ニューヨークで本格的に音楽活動を開始。78年頃にゴングのデヴィッド・アレンと「ニューヨーク・ゴング」を結成。以後、ファンク・バンド「マテリアル」、「ゴールデン・パロミノス」、「マサカー」などで活動。83年に初のソロ作『ベースラインズ』を発表。その後も、91年ジョン・ゾーンらとの「ペインキラー」などで実験的な音楽を探求。プロデューサーとしては、80年代初めにヒップホップ系アーティストと合流し、アフリカ・バンバータなどの作品を手掛ける。そして83年にマテリアルとして手掛けたハービー・ハンコックの『フューチャー・ショック』が高い評価を受けグラミーを受賞。これにより、その後、ミック・ジャガー『シーズ・ザ・ボス』(85年)、イギー・ポップ『インスティンクト』(88年)などポップ、ロック系の多くのアルバムも手掛ける。また、90年代以降はアイランド・レコードにAXIOMを立ち上げて電子音楽やデトロイト・テクノとジャズやダブをミックスしたサウンドを探求している。
発売・販売元 提供資料(2020/04/03)
ベーシスト、そしてプロデューサーとして、ハービー・ハンコック、ミック・ジャガーなどを初め、数えきれないアーティストを手掛け、グラミー他、多くの音楽賞も受賞してきた奇才、ビル・ラズウェルによる久しぶりのソロ・アルバム!ハービー・ハンコック(P)、ファラオ・サンダース(Sax)、ピーター・アフェルバウム(Sax)、ジェリー・マロッタ(Dr)、さらにレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス(Dr)や山木秀夫(Dr)まで、超一流が参加したアヴァンギャルドなフリー・ジャズ・アルバム。 (C)RS
JMD(2020/03/06)
フリージャズ、ダブ、アンビエントといったジャンルを横断的に取り入れ、ベーシストとして、プロデューサとして多くの活動をしてきたビル・ラズウェルの久々のソロ・プロジェクト。ビルといえば、マテリアルなどグループでの仕事が目立つが、ソロでも数多くの興味深い実験を繰り返してきただけに待望の1枚だ。本作は、ハービー・ハンコック、ファラオ・サンダーズといった何度も共演を繰り返してきた面子に加え、レッチリのチャド・スミスも参加している。その音楽から受けるイメージは、70年代マイルスのサウンドを21世紀版としてアップデートしたような内容になっていて興味深い。
intoxicate (C)荻原慎介
タワーレコード(vol.145(2020年4月20日発行号)掲載)