フォーマット |
SACD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年06月29日 |
---|---|
規格品番 |
ATKSA1011 |
レーベル |
|
SKU |
4543638803217 |
※世界初SACD化。SACDシングルレイヤー(SACD対応プレーヤーでのみ再生可)
※限定数量盤
※2022年にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、最新デジタル・マスタリング(収録時の176.4kHz/24bit音源を使用)
※所々、マスターに起因するノイズ等が存在します。予めご了承ください
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:解説書合計24ページ(解説は既発盤CDに掲載のものを使用)
伝説のライヴ3公演を初SACD化。
ロジェストヴェンスキー&読売日本交響楽団の伝説の名ライヴ3公演の全240分、CDでは4枚分を贅沢にもSACDシングルレイヤー1枚に長時間収録!
176.4kHz/24bitで収録していた元マスターからの高音質化!
あのシャルク版ブルックナー5番をはじめとした最高の演奏が望みうる最上の音質で再現
2018年に惜しくも世を去ったロシアの巨匠ロジェストヴェンスキーが愛する日本の聴衆に贈った超名演、読響との伝説的ライヴ3公演を贅沢にも1枚のSACDシングルレイヤーに長時間収録。ロジェヴェン流の選曲で魅せる感動的なチャイコフスキー、伝家の宝刀さえわたるショスタコーヴィチ、そして歴史を動かした唯一無二・空前絶後の超名演シャルク版ブル5!今後も聴き継がれるであろう圧倒的な至芸を、望みうる最上の音質で復刻します。
これらの貴重な音源は元々、亡くなった翌年の2019年11月にCDで発売されました。特に2017年5月の最後の来日時におけるシャルク版ブルックナー5番の伝説的な名演が出るということで、この時は日本のクラシック界が大変な盛り上がりを見せていたのはご存知の通りです。ただ1回限りの客演、しかも本来はスクロヴチェフスキが演奏する予定であった同曲を、あえてシャルク版に変更して演奏するというトピックもあり、聴く前からただならぬ期待を皆が寄せていました。結果、この時の演奏は日本のブルックナー演奏史の中でも特筆すべき出来事としてまさに歴史的な演奏会となりました。この時立ち会った方々には、他に代えがたい強烈な印象を与えたことは確かです。異様に遅いテンポにもかかわらず全て埋め尽くしたかのような充実した音価はこれまで類を見ないほどで、時間感覚も感じられなくなるほど皆が没入していきました。当初のシャルク版への不信感も消え失せ、最終楽章の最後のコーダでは鳥肌が立つほどで、このような演奏会は生涯何度も聴けないに違いない、と思わせるものがあったコンサートでした。そのため、元々収録していた録音スペックを活かした高音質盤をリリースしたいと以前より考えており、CDのリリースから3年、そして没後4年を迎える6月16日近辺でのSACDリリースをタワー企画盤として行った次第です。さらに今回の復刻ではその前年2016年に客演した際のチャイコフスキー3大バレエ(2枚組CDで発売)と、翌日のショスタコーヴィチ:交響曲第10番という、どちらも話題となった公演の音源も前半に収録しました。この2016年来日時の演奏も、今や伝説的となった公演です。音源は176.4kHz/24bitで収録していた元マスターを使用し、今回のSACDシングルレイヤー用に新規でマスタリングを行っています。また、ブックレットに通常CD版(ALT-411 / ALT-412 / ALT-413)に掲載されたすべての解説文を収録しました。
構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. <第191回日曜マチネーシリーズ>
チャイコフスキー:三大バレエ名曲選
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:
『白鳥の湖』から序奏、ワルツ、4羽の白鳥の踊り、ハンガリーの踊り、スペインの踊り、フィナーレ
『眠りの森の美女』からワルツ、パノラマ、アダージョ
『くるみ割り人形』から第2幕
2. <第562回定期演奏会>
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 作品93
3. <第568回定期演奏会>
アントン・ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB105(シャルク版)
【演奏】
読売日本交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
【録音】
2016年9月25日/東京芸術劇場 (1)
2016年9月26日/サントリーホール (2)
2017年5月19日/東京芸術劇場 (3)
【原盤】
Altus
【Remastering(DIGITAL)】
2022年にAltusレーベルの斎藤啓介氏により、元マスター(176.4kHz/24bit)から最新マスタリングを行いDSD化
-
1.[SACD]
確かに、チャイコのバレー曲は美しい。ショスタコもブルックナーもなかなかの演奏で、特にブル5は期待しなかっただけに、新鮮でした。会場の盛り上がりが目に浮かびました。ちなみに、シングルイヤーは音もいいですし、長時間収録でお得なのですが、4時間を一気に聴くには、これはこれでエネルギーを要します。もう1回全てを聴くのかな?と思ってしまいます。疲れた分、星が1つ減っています(笑)。
とろけるようなチャイコフスキーに酔った。その一言です。ロジェストヴェンスキーさんは、かつてはモスクワ放送響を派手に鳴らしていた。ソ連解体後は同国のオケを連れてショスタコーヴィチの10番をライブでも聴いた。どちらも琴線に触れるに至らなかった。ところが、キャンペーン価格に惹かれて購入したこのCD。チャイコフスキーのバレエ音楽のひたすら歌う演奏に魅了された。この世のものと思えない素晴らしさ。併録のショスタコーヴィチ、ブルックナーはじっくり聞いておらず、他の方に感想を譲りたい。ぜひ、この機会にロジェストヴェンスキーさんに触れていただきたい。読響がまた素晴らしい。
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