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クラシック
SACDハイブリッド
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ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2008年12月24日
国内/輸入 国内
レーベルSony Classical
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 SICC-10077
SKU 4547366042153

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:03:38

【曲目】
ブルックナー: 交響曲 第9番 ニ短調(ノヴァーク版)
【演奏】
ファビオ・ルイージ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
2007年5月6,8日 ゼンパーオーパー (ライヴ)

  1. 1.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第9番ニ短調(L.ノヴァークによる原典版) 1.Feierlich,Misterioso
      00:25:37
    2. 2.
      交響曲第9番ニ短調(L.ノヴァークによる原典版) 2.Scherzo.Bewegt,lebhaft-Trio.Schnell
      00:11:12
    3. 3.
      交響曲第9番ニ短調(L.ノヴァークによる原典版) 3.Adagio.Langsam,feierlich
      00:26:49

作品の情報

商品の紹介

ルイージ/ドレスデンによる、ブルックナーの真骨頂
2007年8月から栄光のザクセン州立歌劇場およびシュターツカペレ・ドレスデンの監督・指揮者となったファビオ・ルイージ。2010年からはバーンスタインが創設した札幌のPMF芸術監督に就任することが決定した彼は、すでにシュターツカペレとソニー・クラシカルにR.シュトラウスの管弦楽作品全集の録音を進めていますが、今回登場するのはドイツ・ロマン派を代表する交響曲作曲家ブルックナーの最後の作品となった「交響曲第9番」です。ルイージの本領はやはりオペラにありますが、後期ロマン派や近代の音楽にも深い造詣を持ち、ドイツ系の音楽について豊富な演奏経験を持つドレスデン・シュターツカペレとの顔合わせによるブルックナーには大きな期待がかかります。
発売・販売元 提供資料(2009/04/08)

メンバーズレビュー

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今、世界的に活躍するイタリアの名指揮者ルイージと世界最古のオーケストラ、ドレスデン管の組み合わせ。
まず、録音のよいのに驚く。sonyの録音はマゼール・ウィーンフィルのマーラーのときにもそう思ったのだが、実際のオケの音に一番近いのではないかと感じる生々しい音だ。ティンパニの音など明らかに今までとは違うドスンという音がする。ヨッフム・ドレスデンのEMI録音とはずいぶん違う。ヨッフム盤はよくもわるくもEMIくさい音?である。ルイージ盤はドレスデンのやわらかい弦の音がうまくとらえられていると思う。(私はドレスデン管はデイヴィス来日の折、ベートーヴェン5・6番で実音を聴いている。)
さて演奏だが、きわめてオーソドックスで安心して聴ける演奏だ。テンポも少しゆっくりめのちょうどよい塩梅に仕上がっている。ルイージが独欧系の作品にも造詣が深いのだと分かる。
音がよくて演奏がオーソドックスならもう御の字だが、全体の印象は、ご本人も語っているように「人間臭い」あまり神だのなんだのにこだわらない脱宗教的な明るい雰囲気に包まれていてイタリア人らしさも感じる。だから第3楽章もあまり深刻にならない。この辺が好みの分かれ道だと思うが、ブルックナーを神に仕える聖者ではなく「俗人」としての側面でもとらえているところが新境地ともいえるだろう。(ブルックナーは若い女の子に対して意外にミーハーだったという報告もある。)
ブルックナー解釈・演奏にも新時代が来たことを告げる興味尽きない演奏である。ブルックナーを祭り上げる演奏には終わりが来たということなのか。
2024/06/09 ゴジラさん
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