クラシック
SACDハイブリッド

Bruckner: Symphony No.9 / Fabio Luisi(cond), Staatskapelle Dresden

5.0

販売価格

¥
3,490
税込
ポイント20%還元

在庫状況 について

フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2008年10月27日
国内/輸入 輸入
レーベルSony Classical
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 88697299642
SKU 886972996424

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:04:00

【収録予定曲】
1. Bruckner: Symphony No. 9 in D Minor (Original Version)
【演奏】
ファビオ・ルイージ(指揮)、シュターツカペレ・ドレスデン

  1. 1.[SACDハイブリッド]

作品の情報

商品の紹介

21世紀のカペルマイスター、渾身のブルックナーついに登場!
2007年夏から栄光のザクセン州立歌劇場およびシュターツカペレ・ドレスデンの監督・指揮者となったファビオ・ルイージ。2010年からはバーンスタインが創設した札幌のPMF芸術監督に就任することが決定した彼は、すでにドレスデンのオーケストラとソニー・クラシカルにR.シュトラウスの管弦楽作品全集の録音を進めていますが、今回登場するのはドイツ・ロマン派を代表する交響曲作曲家ブルックナーの最後の作品となった「交響曲第9番」です。ルイージの本領はやはりオペラにありますが、後期ロマン派や近代の音楽にも深い造詣を持ち、ドイツ系の音楽について豊富な演奏経験を持つドレスデン・シュターツカペレとの顔合わせによるブルックナーには大きな期待がかかります。ルイージのブルックナーは、1998年にウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団と録音した「第7番」以来のものとなりますし、中でももっとも壮大でもっとも崇高な作品として知られる未完成(3楽章まで)のこの「第9番」は、このオーケストラのいぶし銀の音色とあいまって、素晴らしいものになっていることは間違いないでしょう。[コメント提供;ソニー・ミュージック]
発売・販売元 提供資料(2009/04/08)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
5.0
100%
0%
0%
0%
0%
今、世界的に活躍するイタリアの名指揮者ルイージと世界最古のオーケストラ、ドレスデン管の組み合わせ。
まず、録音のよいのに驚く。sonyの録音はマゼール・ウィーンフィルのマーラーのときにもそう思ったのだが、実際のオケの音に一番近いのではないかと感じる生々しい音だ。ティンパニの音など明らかに今までとは違うドスンという音がする。ヨッフム・ドレスデンのEMI録音とはずいぶん違う。ヨッフム盤はよくもわるくもEMIくさい音?である。ルイージ盤はドレスデンのやわらかい弦の音がうまくとらえられていると思う。(私はドレスデン管はデイヴィス来日の折、ベートーヴェン5・6番で実音を聴いている。)
さて演奏だが、きわめてオーソドックスで安心して聴ける演奏だ。テンポも少しゆっくりめのちょうどよい塩梅に仕上がっている。ルイージが独欧系の作品にも造詣が深いのだと分かる。
音がよくて演奏がオーソドックスならもう御の字だが、全体の印象は、ご本人も語っているように「人間臭い」あまり神だのなんだのにこだわらない脱宗教的な明るい雰囲気に包まれていてイタリア人らしさも感じる。だから第3楽章もあまり深刻にならない。この辺が好みの分かれ道だと思うが、ブルックナーを神に仕える聖者ではなく「俗人」としての側面でもとらえているところが新境地ともいえるだろう。(ブルックナーは若い女の子に対して意外にミーハーだったという報告もある。)
ブルックナー解釈・演奏にも新時代が来たことを告げる興味尽きない演奏である。ブルックナーを祭り上げる演奏には終わりが来たということなのか。
2024/06/09 ゴジラさん
0

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。