シューマン: 交響曲全集、「ゲノフェーファ」序曲、「マンフレッド」序曲

山下一史、他

一つ一つの音が丁寧に紡がれた、自然な流れの（自然な流れと感じさせられる、意図が有りながらも故意性を感じさせられない）演奏で、聴いていて、シューマンと曲への愛を呼び起こされる素晴らしい演奏です。

ハイドン: 交響曲第93番、第94番「驚愕」、第95番、第98番、協奏交響曲、モーツァルト: 交響曲第25番＜タワーレコード限定＞

オイゲン・ヨッフム、他

旧来のCDやサブスク音源では伝わりづらかった、ハイドンの協奏交響曲の演奏の素晴らしさ、この時期のゲヴァントハウス菅の上手さが、とてもよく伝わって来ます。ヨッフムのハイドンの素晴らしさも、はっきりと従来以上に味わえます。価値の高い、素晴らしいリマスタリングです。

ベートーヴェン: 交響曲全集・序曲集, 第九リハーサル付＜タワーレコード限定＞

ピエール・モントゥー、他

サブスクでも聴ける演奏なので、購入を躊躇っていましたが、サブスクとも既存の音盤とも段違いの音質で、演奏そのものへの評価が一変しました。買って大正解でした。

ラヴェル: 左手のためのピアノ協奏曲、ツィガーヌ、スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス＜タワーレコード限定＞

キリル・コンドラシン、他

初盤で持っています。どの曲もかなり良い演奏です。中でもツィガーヌでのクレバースのソロが圧巻です。ツィガーヌに関しては、ぶっちぎりで私のベスト盤です。お薦めです！

ベートーヴェン: 「コリオラン」序曲&シューベルト: 交響曲第9番「ザ・グレイト」

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、他

前回のLPからの復刻も購入しましたが、復刻されたのと同じ盤のLPを自分でCD-Rにコピーした物の方がずっと良い音で、がっかりしました。今回の復刻は自分でコピーしたCD-Rよりも少しですが音が良く、発売当時からの愛聴盤なだけに嬉しい限りです。

モーツァルト: ディヴェルティメント集, 他＜タワーレコード限定＞

ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員

非常に優れた演奏をリマスターで復刻して頂けたことは大変嬉しいです。ただ、タワーの復刻にありがちなのですが、弦の音が硬く、従来のＣＤや80年代に発売されたＬＰよりは良い音ですが、初盤ＬＰとは差があります。ですが、演奏は一流で、９０年代以降のベルリンフィル八重奏団とは音楽性のレベルが違います。

ベートーヴェン: 交響曲第6番 「田園」

ブルーノ・ワルター、他

ソニーの新しい複刻盤と比べて、一長一短でした。

メンデルスゾーン: 交響曲第3&4番

オットー・クレンペラー、他

悪くないけど、買うほどではなかった。

モーツァルト: ディヴェルティメント集, クラリネット五重奏曲, 他＜タワーレコード限定＞

ウィーン八重奏団

タワレコの複刻盤は分析的な音になりがちで、音は良くなったものの、品性のあるオーディオで鳴らさないと、室内楽の弦の音が安っぽく聴こえる物が、ちょこちょことあります。

モーツァルト・オペラ・フェスティバル＜タワーレコード限定＞

イシュトヴァン・ケルテス、他

キングの国内盤も悪くない音でしたが、一層良くなりました。敢えて言えば、この盤に限らず、タワレコの複刻盤は音の溶け合いが弱く分析的になりがちですが、総合的には既出盤より確実に良い音です。

ベルリオーズ:幻想交響曲＜タワーレコード限定＞

ピエール・モントゥー、他

私にとって、幻想交響曲の最高の演奏です。モントゥーの伝記を読むと、北ドイツ放送交響楽団とは相性が良く、共演を楽しみにしていたそうです。デンオンの旧マスタリングや仏アコールのＬＰなどでも聴きましたが、今回のマスタリングが一番聴きやすく、且つ、演奏の熱気が伝わりやすいです。

モーツァルト: クラリネット協奏曲; ウェーバー: クラリネット協奏曲第1番＜タワーレコード限定＞

カール・ライスター、他

ウェーバーに関しては、ベスト盤です！

ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫

ショゼフ・シルヴァースタイン、他

小澤の指揮に嫌みが無いのと、何よりもシルヴァースタインが上手いですね。コンマスとしてソロを弾く技量では、シュヴァルベ、クレバース、ヘッツェルに次ぐ実力者だったんじゃないでしょうか。