フォーマット |
CD |
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構成数 |
4 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2014年04月04日 |
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規格品番 |
PROC-1392 |
レーベル |
|
SKU |
4988005818980 |
ウィーン八重奏団はヴァイオリンとクラリネットのボスコフスキー兄弟を中心としたウィーン・フィルのメンバーにより1947年に結成された名アンサンブル。戦前の古き佳きウィーンを感じさせるロマンティックな芸風でモノーラル時代より英デッカに数多くの名盤を残しました。ステレオLP時代に入るとリーダーを若きアントン・フィーツに交代し、ウィーンの伝統を受け継ぎつつも新時代に合わせた端正な演奏スタイルをとり、とくに1961年4月に録音されたディヴェルティメント第17番のLPは長く「決定盤」の名をほしいままにしました。当セットではアントン・フィーツ時代に録音されたモーツァルト作品のステレオ録音全てと、ヴィリー・ボスコフスキー時代の貴重なモーツァルト・ステレオ録音を集成したものです。珍しい音源としてはボスコフスキー時代に録音されたディヴェルティメント第1番変ホ長調K.113。英デッカでは7インチ45回転盤でしか発売されなかったもので、今回が日本初CD化となります。また、CD4のディヴェルティメント第7番ニ長調K.205(167A)では、オリジナルLP通り前奏と後奏に行進曲K.290/167ABを初復活。往時の野外演奏と同様に、楽隊の入退場をCD盤上に演出、再現しました。
構成数 | 4枚
※初セット化
※国内盤初CD化(6)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも一部採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192khz/24bit)音源をCDマスターに使用
※解説: 福本健氏、長谷川勝英氏解説書 10ページ
録音 | ステレオ (---)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
<DISC1>
1.ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334(320b)
2.ディヴェルティメント《ザルツブルク・シンフォニー》第1番 ニ長調K.136
3.ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
<DISC2>
4.ディヴェルティメント 第15番 変ロ長調 K.287
5.ミヒャエル・ハイドン: ディヴェルティメント ト長調
6.ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト: ディヴェルティメント 第1番 変ホ長調 K.113
<DISC3>
7.ディヴェルティメント 第10番 ヘ長調 K.247
8.クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581、
9.クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498《ケーゲルシュタット・トリオ》
<DISC4>
10.行進曲 ニ長調 K.290/167AB(前奏)
11.ディヴェルティメント 第7番 ニ長調 K.205(167A)
12.行進曲 ニ長調 K.290/167AB(後奏)
13.カッサシオン 変ロ長調 K.99/63A
【演奏】
ウィーン八重奏団員(リーダー: ヴィリー・ボスコフスキー)(3,6,9)
ウィーン八重奏団員(リーダー: アントン・フィーツ)(1,2,4,5,7,8,10-13)
ヴァルター・パンホーファー(ピアノ)(3,9)
【録音】
1956年10月(3,9)、1957年10月(6)、1961年4月6-7日(1,2)、1962年9月(4,5)、1963年10月15-17日(7,8)、1964年10月12,17-18日(10-13)
ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ)
【原盤】
DECCA
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
天下の名演集なのに、ちょっと……いや、かなりガッカリ。他の方も仰っているように、全体的にハイ上がりな音質になっていて、少なくとも我が家の装置では、聴いているうちに不満ばかりが募る結果になってしまった。トーンコントロールで補正すればそれなりに聞けないことはないが、違和感は決して小さくない。「馥郁たるウィーンの香り→高域のきらびやかさ」などという安直な連想ゲームでリマスタリングを施したわけではないと信じたい……。
タワレコの複刻盤は分析的な音になりがちで、音は良くなったものの、品性のあるオーディオで鳴らさないと、室内楽の弦の音が安っぽく聴こえる物が、ちょこちょことあります。
このディヴェルティメント第17番ニ長調K.334永遠に残る名盤です。しかし残念なことにこのマスタリング、誰が行っているのか分かりませんが、弦がHi上がりで金属的で最後まで聴けない(このセット全体ですが)。私はエレクエンス盤で聴いています。確かな人でマスタリングし直して欲しい。でないと演奏者が気の毒です。
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