第5のブルックナー開始の部分は結構違和感があってやっぱり際物かなって思っていましたが、曲が進むに連れて熱狂感と盛り上がりがすごく最後の怒涛の終結部は圧倒されました。編曲としては第7の方がやりやすかったのかこちらは最初から特に違和感はありませんでした。
ジャズはほとんど聞かないのでジャズ編曲と言われるとそうかと思いますが、全体にピンクフロイドの『原子心母』に似たテイストの編曲で、個人的にはブルックナーはプログレロックだと言われたほうが腑に落ちる感じです。
後、ブルックナー休止(全休止)で拍手が入るのは愛嬌ですかね。ジャズなんかで全休止は珍しいでしょうから。