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コーキロマンハさんが書いたメンバーズレビュー
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ラトルは好きな指揮者ではありませんがこれは大変素晴らしい! 何よりもバイエルン放送交響楽団の響きがとても良いです。切れがよくそれでいて9番の悟りきったような諦観をたっぷりと聴かせてくれます。ラトルも歳を重ねて味が出てきたのかも知れません。
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これはすごい!! タワレコさんのSACD化商品はショルティの千人の交響曲、ノイマンのマーラー全集、そして今回で3種目ですが、落差感・瞠目感はこれが随一だと思う。全くの別物でありあたかもケンペが45年の時を超えて蘇り新緑を出したかのようだ。まず、記録されている音楽パートの音すべてが磨き上げられ聴こえにくかった音が明確に聴こえている。響きが拡がり深度も増加、非常に生々しい演奏に生まれかわった。稀有の名演にも関らずオリジナル音源が劣悪な環境で記録されたためかそもそも今一の品質と感じていたがそうした印象は払拭された。やや高価なので逡巡していたがもっと早く決断すべきでありました。タワレコさんありがとう。
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ティーレマンのマーラーなんて珍しい、しかも交響曲10番なんて、と大変な興味を持って聴いた。マーラーの何やら達観したかのような精神の逍遥を、謡うように聴くものの心に染み入るようにティーレマンがうまく指揮している。ティーレマンによる他のマーラーの楽曲も聴きたい気持ちになった。またミュンヘンフィルの合奏能力も相変わらず素晴らしく、その表現力はまた格別。子供の不思議な角笛歌曲集から7曲+原光が収録されているが、すべてバリトン一人がこなしている。アルトで聴きなれている面もあり少し違和感を感じたが、そもそも角笛歌曲集の心の叫びみたいなものをよく表現していて、これも良かった。
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待望のSACD全集。個々の楽器群の音の輪郭が非常にはっきりと聴き取れる。今までよく聴こえていなかった音が聴き取れるため、結果として響きの奥行き感、拡がり感が格段に向上している。チェコフィルの柔らかく温かみのある音色の弦楽パートに一層磨きがかかりより繊細な合奏として大変美しく再現されている。特に5番4楽章アダージェトや6番3楽章アンダンテでの耽美的な旋律での弦楽合奏は素晴らしい。またこの時期のチェコフィルには金管の名手がおり、随所に力強くもとがらず伸びやかに吹き上がる響きを見せているが、こちらもより生々しく再現されている。チェコからの輸入盤CDを所持しているが、この録音も大変質の高いものであったが、上記の点でこのSACDがよりスペックが高くなった。日本コロンビアから発売されている1番、5番、2番のSACDも良かったが、より練られたリマスターとなっているように感じた。タワレコさんのSACDプロジェクトはいつも楽しみにしている。これからもぜひお願いします。
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千人の交響曲ブームの嚆矢となった名盤。高校生の時に購入して本当に擦り切れる程聴いた。発売当時2枚組の豪華なジャケットで4,600円しました。今まさにLPの音がよみがえった!! 再販のCDは数種ありますがいずれもレンジと拡がりがなく平板的な音質でSACD化を密かに切望していました。タワレコさん、ありがとう。
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こうした音楽を振らせるとやはりカラヤンの右にでる人はいませんね。ベルリンフィルをパワーだけでなく何ともいえない精細な楽器にしてしまいます。バレンポイムだとこうはいきません。この物語の何ともいえないウェットな雰囲気を大変よく表現してると思います。クライバー・ドレスデン盤と違う意味でこの音楽の録音の双璧を為すものと思います。聞き比べるととても面白いです。
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EMIのクリスマスボックスで持っていますが他オーナーさんのコメントと安さに駆られ購入しました。アルペンシンフォニーでEMIと比較しましたが、確かに別物になっています。EMIの音は硬質で広がりに乏しいのでせっかくの名盤も遠ざかってしまいがち。これで改めてケンペ・ドレスデンの音を楽しみたいと思います。
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歌唱、オケとも大変清澄できれいななモツレク。ベーム、ムーティ等のナショナルブランドの対極にあるもの。純粋レクイエムという印象。
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大変優雅で情感たっぷりの演奏。特に巡礼の年第二年イタリアが何とも素晴らしい。こてこてのリストです。カウテンという人はよく知りませんがこのシリーズは継続して欲しいです。
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素晴らしい!! 力みが全くなく終始のびやかにブルックナー節が謡われています。ゲヴァントハウス管の響きもいかにもドイツ・ロマン的なイメージでブルックナーの響きにぴったり。ブロムシュテットのこのシリーズは発売の都度購入していますが、継続してお願いしたいです。
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