
商品詳細へ戻る
NAKAGAWA.Tさんが書いたメンバーズレビュー
|
|
壮年期から晩年までの録音がバランスよく含まれたボックス。ブラームス、ウォルトンといった意外に見逃されがちな音源を盛り込むなど編者の工夫感じる。ショルティファンにとどまらずクラシックの入門ボックスとしても好適。
0
|
|
|
タッチの美しさ、音と音の間に感じられる潤いは今聴いても好感度高い。地道に素質鍛える機会あればと改めて惜しまれる。なおライナーのCD23のクレジットになぜか「Friz Reiner,Chicago Symphony Orchestra[12]」と印刷されているミスあり。
0
|
|
|
ミサ・ソレムニスは緊張感、壮麗さ、澄み切った質感を兼ね備えた破格の演奏。声楽陣も充実している。第9は録音のバランスに若干問題あるが息の長い発想に貫かれた内容。価格は妥当だし当時の解説書自体は悪くないが装丁にはひと工夫欲しかった。
0
|
|
|
間違いなくハイティンクの最高傑作だしある時期以降途絶するケースも見られた彼の全集録音の中でも完成したことにも価値ある。彼はエルガー、ウォルトンもうまく振る。
0
|
|
|
フルトヴェングラーのブラームスをまとめて聴きたい向きにオススメ。各曲とも音質、演奏内容に定評ある音源が選ばれており、大戦末期のベルリンにおける1番終楽章(別に北ドイツ放送響との1番全体も入ってる)やスイス疎開直前のWPhとの2番が収録されているのが嬉しい。 ジョン・アードインの著書から転載された英語解説が充実している。
0
|
|
|
オーケストラの冷徹な管理者としてのラインスドルフの真骨頂が聴ける。高音域がきつめの音質なのは惜しいが鋭いリズムの刻み、やや細身の筋肉質の響きが爽快感をもたらしておりなかなか面白い。なかでも『火の鳥』はユニークでこれまで一度も聴いたことのない構成の組曲。
0
|
|
|
変奏曲はどちらも活気と優しさの漂う手厚い響きで描かれており、ラストは美しい夕映えを見せる。ヨッフムのオーケストラコントロールは非常に巧み。とりわけエルガーにおける管弦の出し入れは絶妙でロンドン交響楽団(インフォメーションのオーケストラ表記は間違い)の共感ぶりも素晴らしい。 ワーグナーは文字通り埋め草という感じだがまずまずの内容でバイエルン放送響が昔から優れたオーケストラだったことは分かる。
0
|
|
|
強いエネルギーが全編にわたって放射される豪放濃厚な内容。後半楽章で感情のウェイトが一層乗り作品の想定を超えるほどの大スケールのサウンドが展開される。オーケストラはきつそうだが鳴りっぷり、踏ん張りは大したもの。1970年代のこのコンビ最良の記録かも。
0
|
|
|
緩急、硬軟、明暗自在のタッチと強靭な骨格が魅力の演奏。一音一音が吟味し尽くされている。なおアルバムの最終収録曲は幻想即興曲ではなく幻想ポロネーズ。千変万化の色彩に目が眩む。
0
|
|
|
第1楽章は拍節感が明瞭で爽快。第2楽章以降は速めのテンポの中で入念に曲調を描き分ける。第4楽章の変奏ごとの陰影は現代の指揮者には見られない濃さ。ホルンの隈取りがきいている。
0
|
|
|
メーカーのコメントに一箇所誤りがある。『タンホイザー』序曲はパリ版ではなくドレスデン版。バッカナールはいわば独立した形で収録されている。演奏内容は破格。WPhの鳴りっぷりは圧倒的。
0
|
商品詳細へ戻る