メンバーズレビュー一覧

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 [2SHM-SACD]<初回生産限定盤> / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、他

他の曲は素晴らしい録音なのですが、何故か3番のみ弦の高音が薄く非常に聞きずらい音でした。再生装置が変われば印象も変わるかもしれませんが、私にとってはこれまで聞いていたPhilipsの24bitリマスター盤の方がずっと自然な音に感じました。

0

商品詳細へ戻る

Ochsさんが書いたメンバーズレビュー

  • 1

(全13件)

このチャンガロヴィッチの舞台に接して以来、それまで聞いていたペトロフやクリストフ、その後のギャウロフらのボリスが物足りなくなった。今聞くとやはり旧時代のスタイルだが、その存在感はすごい。対照的に端正なギュゼレフのピーメン、マタチッチの熱っぽい指揮も素晴らしい。ただ聖ワシリー寺院の場が無いのは何故?実際の上演でどうだったか記憶がないので、知っている方がいたら教えてください。

0

他の曲は素晴らしい録音なのですが、何故か3番のみ弦の高音が薄く非常に聞きずらい音でした。再生装置が変われば印象も変わるかもしれませんが、私にとってはこれまで聞いていたPhilipsの24bitリマスター盤の方がずっと自然な音に感じました。

0

以前CDで持っており好きな演奏でしたが、強奏時の音の歪みが耳障りで処分してしまいました。その後はアバド/ウイーン盤やカラヤン/BPO(SACD)を聞いていましたが何となく物足りず、SACD発売を機にもう一度ジュリー二盤を購入。歪みは皆無ではないものの随分と聞きやすくなりました。やはりこれが私の一番好きなレクイエムの演奏かな。

0

「春の祭典」はマルケヴィッチ/ロンドン響のBBCライブを聞いていました。当時のライブとしては音も悪くはないがもう少し良い録音で聞きたくなり、アバドのSACD盤を考えていたところにこの盤の発売、早速飛びつきました。これまで音の塊として感じられていたエネルギーが、各楽器の表情に変わりました。鮮明な録音のおかげであらためてこの指揮者の凄さを実感。「くるみ割り人形」は楽しさが今一つですが「ロミオ」は好演。

0

Puccini: Tosca

アンジェラ・ゲオルギュー

3:
☆☆☆☆☆
★★★★★

陰惨な物語に濃厚な音楽がつけられた作品なので、こういう演出だと繰り返しみるのはちょっとつらい。例えば1幕のフィナーレなど映像的に説得力はあるが、内なる情念の高まりで終わってしまって舞台上演のようなカタルシスがない。そのまま進んだ第2幕でも、暗い背景の中でこれでもかこれでもかと情念の世界が演出される。初めて見た時には感動したが・・・。

0

ゼフィレッリの演出が素晴らしい。シノポリの濃厚な指揮は作品にあっているし、舞台収録なので映画版にはないカタルシスも随所にある。ベーレンスのトスカは初めはちょっと違和感を覚えたが、見ているうちにひきつけられてきた。ドミンゴは絶好調。マクニールは声は盛時を過ぎた感があるが、容姿と演技で十分な存在感を示す。

0

素晴らしい録音です。圧倒的な臨場感。これ以上なにも言えることはありません。

0

Jose Carreras in Verona

ホセ・カレーラス

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

タイトルはCarreras in Veronaだが内容はArenaの75周年記念ガラ(Carrerasの復帰祝いを兼ねているのだろう)。この手のガラ・コンサートとしてはMETとならぶ豪華さで、多少の好不調はあるが何れも聞きごたえのある歌唱である。私が特に感銘深く聞いたのはDimitrova, Canonici, Caballe,  Carreras. その他挙げればきりがないが。

0

「学生王子」はランザの良さが発揮されて聞き甲斐がありますが、「砂漠の歌」は one alone 以外は作品が今一つ面白くない。内容とは関係ないが「商品詳細蘭」の写真が違うのでは?

0

シベリウス: 交響曲全集

オッコ・カム、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

指揮者、オケ、録音スタッフ、そしてホールが一体となって表現しているようなシベリウスです。演奏は暖かさ優しさが印象的で、これを聞いた後ベルグルンド/ヘルシンキ盤を聞くと、急に体感温度が下がったように感じます。私にとってはとても聞きやすい演奏でしたが、シベリウス好きの方には少し物足りなさが残るかもしれませんね。



0

カラヤンのオペラ録音にありがちなオケの音が声をマスクすることがなくほぼ快適に聞ける。歌手はいずれも好調だが圧倒的なのがカプッチッリの存在感。カレラスもフレー二も好調。ライモンディは普段やや斜に構えた役作りに感じさせられることも多いが、ここでは真摯に歌い演じている。バルツァはいつもどおりの大熱演(少しやりすぎかも)。録音レベルは低めだがS/N比は悪くない。

0

昔見た時は大仰な舞台装置と煌びやかな衣装に若干の違和感を覚えたが、今見直すとなかなかいい演出に感じる。必ずしも声が向いているとは言えないパバロッティも頑張っているし、当時の最高歌手を揃えたキャストはさすがスカラ座。マゼールのダイナミックな指揮が曲にマッチしてこの作品の映像としては第一に推せるものだろう。

0

これまでのCDではやや乾いた音に聞こえて物足りなかった4番が、実にしっとりとした潤いのある音に変わった。これでこそシューリヒトの良さが活きてくる。3番でも同傾向だが、オケの精度のせいか4番ほど目覚ましい変化は感じなかった。この音でモーツァルトも聞いてみたい。

0
  • 1

(全13件)