(全19件)
ベートーヴェン: 交響曲全集<完全生産限定盤>
ジョヴァンニ・アントニーニ、他
モーツァルト:ポストホルン・セレナード ベートーヴェン:交響曲第4番 2001年ライヴ
ギュンター・ヴァント、他
ヴァントの繊細で緻密な解釈を北ドイツ放送交響楽団が品格のあるパフォーマンスで演奏しており聴いていて楽しい気持ちになれました。バランスも全体的に各パート聴くことができ、今まで聴いたことのあるポストホルンの中で最も感動しました。ベト4ももちろんヴァントの重みと軽やかさが混在し情熱の演奏を繰り広げてます。
モーツァルト:交響曲第28・33・35・39~41番他<完全生産限定盤>
ジョージ・セル、他
一糸乱れることのないクリーヴランド管のモーツァルト交響曲をセル盤で楽しむことができた。クリーヴランド管のしまりのある音とアーティキュレーションがすばらしく、推進力がある。SACDハイブリッドを通常のCDミニコンポで聴いても音質良い。
モーツァルト: 後期交響曲集(第28-36番、38-41番) 全13曲<タワーレコード限定>
オトマール・スウィトナー、他
この演奏は何度聞いても飽きがこなく気持ちが楽しくなってきます。普通のCD層で聴いておりますが最後期の39-41は何度も何度も繰り返し聴いております。ふくよかで、鮮やかなシュターツカペレ・ドレスデンの演奏がすばらしい。セル盤と比べても勝るに劣らずです。
ハイドン:チェロ協奏曲第1番、第2番 モン:チェロ協奏曲ト短調
ジャン=ギアン・ケラス、他
ハイドンのチェロ協奏曲1番 2番ともに複雑なパッセージがなく、バロックと古典的要素が両方味わえる明るい作品。ケラスのチェロソロ部分も多く、ハイドン1番2番の第3楽章のテンポの速さはアクロバット的なケラスの技巧を聴くことができ、オケとソロのコンビネーションも素晴らしい。
ラフマニノフ: ピアノ三重奏曲
トリオ・ワンダラー
ラフマニノフピアノ三重曲チャイコフスキーを追悼するために書かれました。息もピタリでとても上質な悲歌に出会いました。メロディーがチャイコフスキーを意識して書かれており美しく聴きやすい。ヴァイオリン・チェロ・ピアノの音のバランスも見事です。
J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集
横坂源
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタを横坂源の豊かな音色と島田一興のピアノ演奏で心地よく聴くことができる。島田の右手の演奏と横坂の右腕の演奏を比べながら聴いていくと一層深くこの音楽を楽しめる。横坂のブレスがチェロの音に息吹を与えており、チェロの高音域を自在にコントロールするテクニックは素晴らしい。今まで聴いたことのあるバッハの中で一番心に残るソナタ全集になった。
Paganini: Violin Concerto No.1; Wolf-Ferrari: Violin Concerto Op.26
フランチェスカ・デゴ、他
イタリアらしい雰囲気の協奏曲を聴くことができます。パガニーニのヴァイオリン協奏曲の技巧的で複雑なパッセージを見事に弾きこなし、フェラーリのヴァイオリン協奏曲では安らぎのひと時を聴くことができます。
Tchaikovsky: Symphony No.6
テオドール・クルレンツィス、他
圧倒されるようなクルレンツィスの演奏表現は、チャイコフスキー交響曲第6番<悲愴>に新たな芽吹きが現れたようでした。今まで聴いてきた同曲とは異なる、表現強弱に新鮮な価値観をおぼえました。
ブラームス:交響曲全集+ブラームス:交響曲第1番(57年録音)(4HB/LTD)(2017年 DSDリマスター)<完全生産限定盤>
ジョージ・セルの指揮によるブラームス交響曲全集リマスター版では、セルの完璧な音楽づくりに見事にクリーヴランド管がこたえています。特にアンサンブルの美しさは本当に見事です。ブラームスの好きな方には、買って損はないと思います。
サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第3番&第5番「エジプト風」 他
ジャン=フィリップ・コラール、他
ジャン・フィリップ・コラールの流れるようなピアノタッチでフランスのエスプリ的な音楽をゆっくりと聴くことができます。サン=サーンスピアノ協奏曲は2番が有名ですが、このCDに収録されている3番や5番も一聴に値します。
マーラー:交響曲第3番、リュッケルトによる5つの詩
マイケル・ティルソン・トーマス
マーラー3番というとてつもなく長い録音ですが、このCDは聞きやすく飽きの来ない演奏です。バーンスタインのようなダイナミックさはなく、ティルソントーマスの精緻な音楽づくりで静かなマーラー第3番を好みの方にはお勧めです。
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 他 ~ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集
ヤン・リシエツキ、他
ショパンのピアノと管弦楽のための作品集。2曲目華麗なる大ボロネーズは、オケに対しピアノ演奏の揺れがありこの奏者の特徴的なところと考える。ショパンの管弦楽とピアノのための作品はピアノコンチェルトを除き探してもなかなか見当たらず、このアルバムはお勧めの一枚。
モーツァルト:交響曲 第38番≪プラハ≫ 第25番&第39番
オットー・クレンペラー
クレンペラー指揮のの1956年と1962年の録音です。各パートの音が鮮明で、曲の構成がわかりやすい。弦楽器と管楽器ともに迫力の演奏でもバランスを失ったりしない。また、繊細な部分はより繊細ですし、音の強弱の幅も広い。たくさんの音が一度にはっきりと聴こえてくるのは主旋律と同様に内声部も大切に指揮をしているクレンペラーならではの演奏です。
ベートーヴェン: 歌劇《フィデリオ》
レナード・バーンスタイン、他
ベートーヴェンの唯一の歌劇「フィデリオ」1978年バーンスタイン指揮で日本語字幕はありませんが、ヤノヴィッツ、ポップ、コロなど往年の大スターの共演です。ベートーヴェンの作風は交響曲的であり、オペラと交響曲の両方をいっぺんに楽しんでいる感覚になりました。70年代のVSOの好演とバーンスタインの指揮だったから味わえたものでしょう。
Donizetti: Marin Faliero / Ottavio Dantone, Orchestra & Chorus Teatro Regio Parma
オッターヴィオ・ダントーネ
ヴェネツィアの当時の君主ドージェ(ファリエーロ)がヴェネツィアの貴族政治に不信を持つ民衆と共に反乱をおこすが、失敗におわり貴族の評議委員会に民衆ともども死罪を言い渡されるという作品。上演の機会が少ない作品のうえ、出演者がロックウェル・ブレーク、デヴィーア、ペルトゥージなど実力派がそろっていたので購入。映像がもう少し明るく日本語訳を分かりやすくしてくれると嬉しいです。
R. Strauss: Der Rosenkavalier/ Carlos Kleiber
カルロス・クライバー
カルロス・クライバーが1979年にバイエルンで振った歌劇「ばらの騎士」。日本語字幕はついておりませんが名盤です。ウィーンでの同作品も持っておりよく比較をされますが、それぞれの良さがあります。どちらかといいますとバイエルン国立管弦楽団との本作品のほうがクライバーの若さや勢いがあり、ウィーン版はクライバーの円熟期の重厚さが見られます。どちらも名作で両方聴き比べも楽しいものでした。
シューベルト:歌曲集≪冬の旅≫
ヘルマン・プライ、他
サヴァリッシュのピアノ伴奏、ヘルマンプライのバリトンでSHM-CDによる心地よい冬の旅が聴けました。シューベルトの冬の旅といいますと、いつも定番ものフィッシャーディスカウ・ジェラルド・ムーアを思い出しがちです。ドイツ語の発音の正確さは後者でしょうが、この作品はサヴァリッシュの伴奏がとても美しく聴く事が出来ます。いつもと一味違うシューベルトの冬の旅を聴きたいかたはこちらを推薦します。
ヤナーチェク 歌劇「利口な女狐の物語」
小澤征爾、他
人間に捕まった女狐が人間と争い、森に逃れ、雄狐に出会い、恋をし結婚し子どもを産む。幸せそうな狐の家族ものとへ、密猟者が現れ女狐と争いがおこる。女狐が「私が狐だからあなたは銃で撃つのね」といいながら、女狐は密猟者に打たれて亡くなってしまう。演出・衣装はロラン・ペリーが担当しており、それぞれの動物たちの衣装は見事。オーケストレーションも、繊細なアンサンブルで虫の羽根のさえずりまでが聴こえてくる。
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