
ブラームス: 交響曲第2番<タワーレコード限定> / 山田一雄、他
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久しぶりに聴き直して、改めて言葉を失うような感銘を受けました。 たっぷりと歌わせ、ここぞと言うときに見せる濃密な音楽の表情。流れに逆らわず、果てしなく高みに昇りつめてゆくのに、緻密な構造感は寸分も揺るがない。 智・情・意がせめぎ合いながら、絶妙にバランスした幸福な瞬間がここにはあります。 復刻してくれたタワーレコードさんに感謝です。
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Dachさんが書いたメンバーズレビュー
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発売前ですので、評価は実演を聴いた記憶です。当時、都響定期は毎回通っていましたが、この日は普段とは次元の違うテンションの演奏でした。ドン・ファンは最初の音型の迸る勢いに度肝を抜かれ、冒頭から仰ぎ見るような偉容で始まったブラームスも、最後まで釘付け状態でした。未収録のシューマンでは、火の玉のような山田先生に、巨漢アファナシエフが唖然としてしていたのを思い出します。4番もタワーさん、お願いします!
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ブラームスの3番は、期待に違わぬというより、それ以上の演奏です。いつもの事ながら、濃密な表情を付けても、音楽の流れは全く淀まない。気が付くと聴き入っている自分がいます。 こうなると、1番や4番も聴きたくなります。1番が演奏された1989年3月の都響定期の録音は残っていないのでしょうか。同じ年のローマ三部作はCD化されてます。タワーさん、お願いします!!
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久しぶりに聴き直して、改めて言葉を失うような感銘を受けました。 たっぷりと歌わせ、ここぞと言うときに見せる濃密な音楽の表情。流れに逆らわず、果てしなく高みに昇りつめてゆくのに、緻密な構造感は寸分も揺るがない。 智・情・意がせめぎ合いながら、絶妙にバランスした幸福な瞬間がここにはあります。 復刻してくれたタワーレコードさんに感謝です。
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本編もさることながら、併録のエグモントのリハーサルが凄い。楽想に応じて自在に変化する表現、剛毅にして繊細、豪放にして緻密。決して綺麗ごとには終わらない、真摯かつ尋常ではない音楽がここにはあります。このリハーサルのテンションがあまりに高く、収録されている本編が少々温く聴こえるのがご愛嬌です。ヤマカズを愛する方々はもちろん、聴いたことが無い方も是非一度聴いてみていただきたいです。
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