
パンドラの小箱 (+4)<タワーレコード限定/完全生産限定盤> / 岩崎宏美
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待ちに待った岩崎宏美ビクター時代のアルバムのSACD化! 特に期待したいのが「パンドラの小箱」。 アナログLPではオリジナルアルバムの中で唯一、通常のステレオver.のほかにCD-4方式のディスクリート・4チャンネル盤が発売されました。 SACDのマルチチャンネルを生かして、幻の4チャンネルVer.が出ると嬉しいのですが...
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GrooveManiaさんが書いたメンバーズレビュー
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CBSソニー時代のSQ4チャンネル(QUADRAPHONIC)のマルチ音源をSACDマルチでリリースしてくれている 7インチサイズジャケットSACDシリーズ。 当初「明日に架ける橋」のリリースコメントにはSACDマルチの表記があったので楽しみにしていました。 ところがその後マルチの表記がなくなってしまいました。この作品は当時日本でもSQ4チャンネル盤が存在していました。 解説書にはマルチチャンネルについての掲載があるので、当初はマルチの企画があったのではないかと思います。どういう事情で中止になったかはわかりませんが残念です。 7インチシングル盤のジャケット復刻が封入されているものの、CBSソニーのロゴが再現できないので何とも間抜け感・違和感がこれまた残念。 これでこの価格は高すぎます。
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僕の錯覚かもしれませんが、このLPレコードの音、合ってます? 「愛は勝つ」のイントロを聞いた時音に違和感を感じたので、 7インチシングル(PROT-7173)とLP「野球選手が夢だった。」(PROT-8346/7)と比較してみました。このふたつは45rpmですが、「めずらしい人生」は33 1/3rpmという違いはあります。しかし全く違うマスターのように聞こえます。 このLPはまるでAMラジオを聴いているようなナロウな音で全体的にこもって奥に引っ込んでいるように聞こえます。 手元にオリジナルのCDがないので比較ができませんが、このベストアルバム自体オリジナルとはミックスが違うのでしょうか? 全体的にこもった印象の冴えない音で、「野球選手が〜」とは全く印象が違います。CDの方が良いのかもしれません。
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2025年リリースのENHANCED EDITION(3LP)は、従来の2LPを愛聴してきた者はかなり戸惑います。未収録だった3曲が追加されているのは嬉しいのですが、各曲(3曲除く)の開始前にクラプトンのインタビューが挿入されているため、単純にライブを楽しみたい人にはかなり抵抗があると思います。従来の曲間の雰囲気は後退して、まるで映像なしのドキュメンタリーを聴いているような印象です。音はリミックスされていて現代的になっており、特に低音が拡充されているのと、ヴォーカルが前へ前へと迫り出して来ます。チェコプレスが不安でしたが、盤はポリラインのスリーブに収納されていてプレスも高品質です。
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ツーレロ節はワーナーからのリリースのためレーベルロゴはありませんが、他は全て(早口ことばはSMS)オリジナルロゴがある上、2つ折り仕様、レコード番号や当時の価格までそのまま。写真も鮮明で歌詞記載の裏面まで手抜かりないのが嬉しいです。 CDの取り出しは少し難しいです。
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BOXにMade in Germanyとあるも、実際にはLiquid Spiritのみドイツ盤で、Take Me To The Alleyはフランス盤、Nat King Cole&MeはEU製で最も不良品が多いチェコ盤です。チェコ盤には大きな傷やプレッシングバブルなどが多くあって雑音が多く、BOXの品位を貶めています。
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もともとラジオに対応するため中音域重視のプロダクションであり、レンジは狭い音作り。いくらSACD化とはいえ、ベースやドラムの音圧や弾力は期待できない。実際SACDから出てくる音も、ストリングスやヴォーカルがクリアかなという程度。ただし従来のCDよりはクリア。
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5作品の中では曲のバリエーションが豊かであり、曲ごとのサウンドの変化を楽しめるだけに、今回のSACD化の恩恵を最も受けている作品だと思う。音の重なり合う部分の解像感や、超硬質だったピアノの音の改善には驚くばかり。
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レコードというオリジナルを超えるものなどあるはずがないと思っていた常識が覆る超絶的なハイクオリティサウンド。音の厚みが別次元。リミッター感を全く感じない突き抜ける快感に、もはやレコードや今までのCDは不要となる程。
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今回SACD化された5タイトルの中で、一番向上が顕著なタイトル。スペクトラムの音源ってSACD化の必要あるの?と思えたほど印象では厚みのないサウンドという認識が覆った。中低域の強靭さが帯域レンジを向上させてサウンドを引き締めている印象。アナログ録音の素晴らしさを実感させてくれる。
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2007年の応募特典の17曲CDは、時代を象徴して音圧を高くしていましたが、今回のマスタリングはその強調を改善しているのが大きな違いです。音の見通しが良くなり、解像感や質感が向上しています。SACD化切望!
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もともとドライで薄っぺらいサウンドであったスペクトラムの作品は、LP、従来のCDでも変わらなかったけれど、今回のSACDでは音にウェットでふくよかさが表現できるようになっています。特にピアノのカチンコチンだった耳につく音の改善は素晴らしい。
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「白いバラ」のサウンドの違いに感動しました。まるでリミックスしたかのように感じます。音の粒立ち、艶、解像感、立体感がこれまでのCDとは別次元です。オリジナルのLPですらここまでは再現できていません。
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CD以降のデジタルになって、やっと「思秋期」イントロのストリングスの美しさが表現できていると思います。ところで「ウイズ・ベスト・フレンズ」「緋衣草」「ディズニーガール」のSACD化はいつでしょうか?
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昔から代表的なハイクオリティー盤として知られている「オルガン付き」ですが、第1楽章第2部の地を這う重低音はSACDで真価を発揮します。 ところが演奏が信じられないほど乱れています。オケが細かな動きが苦手なのか第1楽章の循環主題のアンサンブルが乱れてしまったり、第2楽章のフィナーレで、一番分厚く鳴らないといけないところで、オーケストラが失速して非力になってしまったり。響きはよく捉えられていますが、バランスが良い録音ではないせいかもしれません。 演奏ではなく録音での代表作といえます。
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1988年に出た初の国内盤CD(Philips 20PD-1014)が廃盤になった後、なかなかリマスターCDが出なかったので今回の発売には期待していました。しかし音は冴えません。LPの時からある「パリ・東京直行便」冒頭の飛行機のSEのバックで聞こえる、使用したレコードのスクラッチ音と思える「プチッ」という音がここでも残っていますが、2013年に出た70周年BOX収録分は、この雑音が除かれていて、音がとても綺麗にリマスターされていて感動しました。このマスターを使用してくれたらよかったのにと思います。
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マルチチャンネル特化の弊害なのか、通常ステレオの音が悪いです。時折不可解な雑音が聞こえるのも残念。2013年に出た70周年記念BOXのSHM-CDが今のところ一番音がいいです。
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蘭フィリップス盤を愛聴していたので、幾度か出たCDの荒い音質に壁壁していましたが、やっと心を掴まれる盤に出会えました。SACD層はもちろん、CD層もなかなかのものです。フィリップスロゴがデッカになっているのには大いに違和感がありますが、トレイ下にちゃんとフィリップスロゴのジャケットがあったのが嬉しいです。
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高額ですがレコードの品質が悪いです。 カッティングレベルが低く、溝も浅いので、スクラッチノイズはあきらめるしかありません。 曲数の多いCDの方をお勧めします。
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切望はしていたが、まさか本当にマルチチャンネルのSACDで出るとは思っていませんでした。寿命の短いCD-4のレコードのDSDリマスターは本当に素晴らしい。2チャンネルも「D.S.ダルセーニョ」のようなリミックス音源で楽しめます。唯一解説書が通常盤のSACDと同じなのは残念でした。
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スキマスイッチの7インチシリーズは、なぜ45rpmではないのでしょうか?案の定帯域がナロウで冴えません。45rpmリリースなら★5ッでした。
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前回の「Eye in the Sky」のBOXは、ソニーが直輸入盤国内仕様として、ブックレットの英文対訳をブックレットでつけてくれていましたが、メーカーが変わった今回は対訳が付いていません。若月眞人氏の解説が1枚の紙に印刷されているものが付いているだけで、BOX自体は輸入盤と全く同じものです。価格が高い分、期待が裏切られた印象があります。アナログ盤の音質も前回ほどの水準には達しておらず残念です。
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このリマスターはレコード向きではありません。おそらくCD用のマスターをそのままカッティングしたのでしょう。80年代当時のオリジナルLP(マスターサウンドではないオリジナルの方)と比較しても、当時の盤の方が、質感・音場感・立体感とも比較にならないほど優れています。1枚当たり3500円という価格で期待していただけに、甚だ残念です。
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2014年に出た3LPは欠陥商品で物議を呼びました。全商品何かの間違いかと思うような歪が6面すべてに発生しており諦めしかなかったわけでしたが、6年を経ての今回の再発盤は、ややカッティングレベルは控えめですが、音の分厚さと臨場感は、嬉しいリイシューです。前回は3つ折りの重厚な仕様だったジャケットが簡素な仕様になってしまったのが唯一の残念な点ですが、ディスクは取り出しやすいです。
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期待以上のクオリティーに驚愕します。紙ジャケットシリーズのリマスターには既に古さを感じるほどの鮮度で、宏美さんの歌声の艶はもちろんのこと、特に弦楽器の弓で弦をこする音や楽器の胴が鳴る様が実に生々しく、40数年を経ている音とは到底思えません。各楽器の分離もミックスダウンし直したが如く、音構造が透けて見えるような感動を覚えます。他4作の音もとにかく驚きの連続です。
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待ちに待った岩崎宏美ビクター時代のアルバムのSACD化! 特に期待したいのが「パンドラの小箱」。 アナログLPではオリジナルアルバムの中で唯一、通常のステレオver.のほかにCD-4方式のディスクリート・4チャンネル盤が発売されました。 SACDのマルチチャンネルを生かして、幻の4チャンネルVer.が出ると嬉しいのですが...
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