1920年5月9日生まれ、福岡県太宰府市出身のメゾソプラノ歌手。本名は栗本尊(くりもと・たか)。東京音楽学校(現・東京藝術大学)卒業後、46年に『蝶々夫人』のスズキ役でデビュー。以来、『フィガロの結婚』『ばらの騎士』『カルメン』などバロックから現代に至る諸作や『黒船』ほか邦人作品にて、オペラ公演で主要な役を務める。N響『第九』のソリストをはじめとするコンサートでも活躍。77年からは日本歌曲によるリサイタルも開催。2006年に86歳で初のソロ・アルバムを発表し、90歳を超えても舞台に立ち続けた。また、洗足学園大学(現・洗足学園音楽大学)で教壇に立ち、後進の指導にも尽力。2019年1月22日に死去。98歳没。
2012/07/30 (2019/01/31更新) (CDジャーナル)