1930年9月7日、米国ニューヨーク生まれ。最初アルト・サックスを始めるが16歳でテナー・サックスに転向。47年にデビューし、49年に、バブス・ゴンザレスのレコードで初録音後マイルス・デイヴィス、バド・パウエル、ほか多くの録音を経て、56年にジャズ史上の傑作『サキソフォン・コロッサス』を発表。麻薬による逮捕歴、自信喪失による隠遁歴などきわめて人間的な側面も持つ。2000年代に入っても来日公演を行ない、モダン・ジャズ最後の巨人と呼ばれる。
2012/07/30 (2015/12/14更新) (CDジャーナル)