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SONIC YOUTH

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NEW OPUSコラム
公開
2011/11/30   13:00
更新
2011/11/30   13:00
ソース
bounce 337号(2011年10月25日発行号)
テキスト
文/村尾泰郎


時代の真っ只中にあったグランジ御三家の、貴重な映像集がついにDVD化!



SonicYouth_A



ニルヴァーナ『Nevermind』のデラックス・エディションとタイミングを合わせるかのように、グランジを語るうえで欠かせない映像が初DVD化。本作は91年に行われたソニック・ユースのヨーロッパ・ツアーの模様を記録したもので、重要なのはそこで共演したニルヴァーナやダイナソーJrなどの演奏も収録されていること。なにせ91年といえば、前年にソニック・ユースが『Goo』でメジャー・デビューを飾り、ニルヴァーナの『Nevermind』、ダイナソーJrの『Green Mind』と、それぞれが代表作を発表してグランジ時代の幕が開けた年であり、それだけに各バンドのテンションはやたら高い。

ドラムのスティックを使ってギターを掻き鳴らすサーストン・ムーアと、その横でベースを弾く、サングラスにワンピース姿のライオット・ガール、キム・ゴードン。白熱しながらもどこかクールなソニック・ユースに比べて、ニルヴァーナのライヴはカオティックで、たいていカート・コバーンがドラムに突っ込んでステージをめちゃくちゃにする。一方のダイナソーJrは黙々と演奏し——と、パフォーマンスのスタイルは違えどそれぞれが熱いステージを展開。

またオフショットも満載で、サーストンがフリースタイルでラップするバックでキムとカートがダンスをしていたり、サーストンが街の若者とロックについて語り合ったり(この音源は後にラジオ・デプトがサンプリングした)と、いろいろ興味深い。さらに、DVD化にあたっては映像と音源がリマスターされ、ライヴ映像やインタヴューなど1時間に渡るボーナス映像を追加。グランジ青春時代の熱気溢れるドキュメントだ。



▼関連盤を紹介。

左から、ソニック・ユースの90年作『Goo』、ニルヴァーナの91年作『Nevermind』(共にDGC/Geffen)、ダイナソーJrの91年作『Green Mind』(Blanco Y Negro/Sire)、ソニック・ユースの2009年作『The Eternal』(Matador)

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