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第43回 ─ SHOEGAZER

第43回 ─ SHOEGAZER(2)

連載
Di(s)ctionary
公開
2009/12/09   18:00
ソース
『bounce』 316号(2009/11/25)
テキスト
文/岡村 詩野

II それでは実際に聴いてみよう! (その1)

THE JESUS AND MARY CHAIN
『Psychocandy』
 Blanco Y Negro(1985)
シューゲイザーの元祖といえる一枚です。本作時のみプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーがドラムスで在籍していたことはあまりにも有名でしょう。実際はガレージ・バンド色が強い印象で、ラフで猥雑なギター音の攻撃性に度肝を抜かれます!

RIDE
『Nowhere』
 Creation(1990)
厳密に言えばこの初作以前のシングルのほうがシューゲイザー度は高いのですが、鋭いカッティングのまま高速になったり、ドローン的な奏法を聴かせたりしつつ、うっとりするようなメロディーを聴かせるスタイルはここでも健在。マイブラよりバンド感の強いところがミソです。


PALE SAINTS
『The Comforts Of Madness』
 4AD(1990)
邦題〈狂気のやすらぎ〉がそのまま音の世界を物語るファースト・アルバムです。イアン・マスターズの幸が薄そうなヴォーカルと、ノコギリにも喩えられたイビツなギター音とのアンビヴァレントな組み合わせが奇妙に荘厳な空間を作っていて、音の心地良さは抜群。


SWERVEDRIVER
『Raise』
 Creation(1991)
UKのバンドながらストゥージズやMC5などからの影響を受け、グランジ~オルタナ勢とも共振していた熱血系。エネルギッシュなライヴ・パフォーマンスが何よりの魅力だったので、シューゲイザー・ブームが去っても、演奏力が試された90年代をサヴァイヴできたのかも。

MY BLOODY VALENTINE
『Loveless』
 Creation(1991)
これを聴かずしてシューゲイザーは語れない決定打。ケヴィン・シールズの脳内妄想を作品化した、もはやひとつの芸術と言えるでしょう。ノイズの洪水のなかで溺れんばかりに儚い歌を聴かせるビリンダ・ブッチャーの歌声はどこまでもヴァイオレントですよ。

CHAPTERHOUSE
『Whirlpool』
 Dedicated(1991)
スロウダイヴの女性シンガー=レイチェル・ゴスウェルも参加した初作。スペースメン3やループあたりからの影響がかなり強いサイケデリック系バンドといった印象で、シーンのなかではもっともドラッギーな側面を持っていたバンドと言って良いかもしれませんね。

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