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第9回 ─ カルテ#9 初めての……

連載
ら ぶ い しゃ
公開
2009/04/23   16:00
更新
2009/04/23   17:47
ソース
『bounce』 308号(2009/3/25)
テキスト
文/bounce編集部

〈bounce医院恋愛科〉を訪れた男と女。2人の問診票に書かれた恋のマジカル盤から、恋愛観をカウンセリング!

氏名 野崎良太(Jazztronik)


プロフィール
98年にJazztronikとしてデビュー。自身の作品を精力的に発表しつつ、プロデューサー/リミキサー/DJとしても国内外で活動。このたび自身主催のクラブ・イヴェントと連動したミックスCD『Lovetronica!!』(ポニーキャニオン)をリリースしたばかり。最新情報は〈jazztronik.com〉へ。

  さまざまなジャンルのピアノを弾いてきましたが、これほど衝撃を受けた事はないと思った初めてのピアノ作品。やはり誰しも壁にぶつかる時があると思います。僕の場合は音楽のジャンルやその形、そしてあり方。難しく考える必要はないのについ考えてしまう。そんな時に出会いました。大学時代、好きな子を振り向かせるため格好良いピアノを弾こうと、参考になるものを探していて。出会いのきっかけはそんなもんです(笑)。バッハという偉大すぎる作曲家の代表作が、グレン・グールドという偉大なピアニストによって新たな次元に持っていかれた歴史的作品です。

 本名でピアノ・アルバムも発表している野崎さん。難解&高度な1時間以上に渡る大作“ゴールドベルク変奏曲”を選ぶとは、知的でありチャレンジャーでもありますね。でも恋愛では格好良く見せることよりハートが重要。内面を磨く努力を。

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