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第85回 ─ Libyus

第85回 ─ Libyus(3)

連載
Discographic  
公開
2008/10/09   20:00
ソース
『bounce』 303号(2008/9/25)
テキスト
文/伊藤 禎真、北野 創、出嶌 孝次

『Listening is Believing vol. 2』(2007)
日本のアーティストのみ、しかもほぼ無名の新人ばかりという挑戦的な内容となったコンピ第2弾。が、冒頭を飾るWOODBLUEの“Still”に劣らぬ佳曲の連打はLibyusへの信頼を高め、ここから登場したHisomi-TNPやMichita、DJ OKAWARIらは現在のレーベルの方向性を決定付ける存在に。
(出嶌)

Hisomi-TNP 『シュルデイズ』(2007)
群馬から登場したレーベル初の日本語ラッパーで、〈STOP ROKKASHO〉プロジェクトへの参加でも知られる異才の初作。Shing02チルドレンともいえる文系のラップと緻密な自作ビートで作り上げられた独特の内省的な歌世界が格好良い。そのShing02やWOODBLUE、Q-ILLらの助演も光る。
(出嶌)

RIOW ARAI 『Electric Emerald』(2007)
前年の『SURVIVAL SEVEN』で垣間見せたポップ路線をエッジーに発展させたダンス・トラック集。彼の作品としては問題作だろうが、普通に音だけ浴びればニュー・エレクトロ勢に通じるキャッチーな快楽盤だと言える。サンプリングを排除してシンセ使いにこだわった本気ぶりが眩しい。
(出嶌)

WOODBLUE 『NORTH LETTER』(2007)
叙情的なメロディー展開で他を圧倒する北のクリエイターによる2作目。空気のようにさりげなく柔らかいビートでありながらも、終始メリハリの効いた聴きやすい音なので、初めての人でもすんなりと彼の世界に入り込めるはず。この一枚で日々の生活にワンランク上の潤いを!
(伊藤)

Michita 『ONE』(2008)
いまやレーベルの看板アーティストとも呼べる存在になったメロディーメイカーのデビュー作。ビートがノスタルジックに流れていく様子はHYDEOUTやOILWORKS周辺好きなら一聴の価値アリ(ジャケはPopy Oilだし!)。ラストを飾る“Footsteps”の哀愁に溢れたピアノはいつ聴いても泣ける!
(伊藤)

Michita 『TWO』(2008)
上掲の『ONE』から間を置かずに登場した2作目で、こちらは個性的なMCを大勢招いたラップ・アルバムとなっている。あるぱちかぶと、レーベルメイトのHisomi-TNP、熊本のMOUTHPEACEらアンダーグラウン度の高い顔ぶれが熱演しているが、好相性を見せるのはやはり相棒のHaiiroとなるか。
(出嶌)

DJ OKAWARI 『DIORAMA』(2008)
東京と静岡を拠点に活動し、すでに大絶賛されているクリエイターのファースト・アルバム。美しい旋律と優しいアンビエンスを軸にした幻想的なループ群を箱庭世界から惜しげもなく披露し、リラクゼーション効果さえ発揮しそうな心地良さが用意されている。今後にも期待できそうだ。
(出嶌)

tsunenori 『Landscape』(2008)
ピアノの素養をバックボーンにトラックを生み出す、北九州の若き新鋭による初のアルバム。懐かしさだったり切なさだったり、誰しもの胸に必ず響くツボを心得た旋律は、昨今の美メロ系ハウスが好きな方にも推薦したい美しさです。DJ NOZAWAにヤラレちゃった人なんかも素通り厳禁!
(伊藤)

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